「だるま夕日」など17日は各地で綺麗な夕景広がる
2018年11月17日(土)20時0分 ウェザーニュース
2018/11/17 19:46 ウェザーニュース
17日(土)は移動性高気圧の影響で広い範囲で晴天が広がりました。全国各地のウェザーニュース会員からは心が洗われるような美しい夕景の報告が到着。
その中には、寒い季節ならではの風景に“だるま夕日”の目撃報告も。
光のマジック「だるま夕日」
これは蜃気楼の一種で、水平線上の太陽が歪んで見える現象のことです。静岡県沼津市で目撃されたこのだるま夕日、投稿した方によると数年ぶりに見たとのこと。
だるま夕日とは
夕方に空気が急速に冷えてくると、上空の冷たい空気と比較的暖かい海面付近の空気の間に大きな温度差が生まれます。この温度差によって、人の目に届く光が曲げられる蜃気楼が発生し、丸い夕日に首ができたようなゆがんだ形が現れます。
日曜日の夕景は期待薄
各地でも美しい夕焼けが見られた(写真は千葉県我孫子市 手賀沼)
きょう17日(土)は接近する高気圧が乾燥した空気をもたらし、遠くの距離まで視界が改善したことから美しい夕焼けが見られたと考えられます。
明日は高気圧圏内で広範囲で秋晴れ。ただ、大陸から前線位相が接近して西から徐々に雲が広がります。西日本では今日のような美しい夕焼けは少し難しくなる見込みです。