寒気に伴う活発な雲が北陸を次々通過 横殴りの雨や霰、雹に注意

2023年11月18日(土)11時50分 ウェザーニュース

2023/11/18 11:42 ウェザーニュース

日本海の上空に流れ込んでいる強い寒気の影響で、北陸には断続的に発達した雲が通過しています。寒気の中心が近づいてきたことで、雨雲はより発達し、横殴りの強い雨や霰(あられ)、雹(ひょう)などに注意が必要です。

寒気の中心は夕方にかけて北陸上空を通過

今日18日(土)の北陸は、日本海を進んでいる上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。朝から発達した雲が次々に通過していて、寒気の接近に伴い雲はさらに発達している状況です。
活発な雲の下では強い雨ともに、霰や雹の降っている所があります。新潟市内では11時頃から霰となり、一部では地面に積もるほどの降り方となりました。
また、金沢市では10時23分に22.6m/s、新潟県長岡市・寺泊で10時48分に22.9m/sの最大瞬間風速を観測するなど風も強く、雨や霰が横殴りに降っている所が多くなっています。
上空の寒気は夕方にかけて北陸上空を通過する予想で、雨や霰、雹などの降りやすい状況が続きます。局地的には雷を伴って強く降り、標高の高い山沿いでは雪に変わって積雪が急増する所がある見込みです。風も強く荒れた天気となりますので、十分に注意をしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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