札幌 数十年に一度の寒さに

2017年12月10日(日)17時55分 tenki.jp

今日(10日)の札幌は、5日ぶりにプラスの気温となり、午後3時までの最高気温は0.6℃まで上がりました。
今月の札幌はすでに真冬日が6日もあるなど、平年に比べてかなり低い気温で経過しており、12月上旬の平均最高気温が今日の午後3時までの時点で-0.3℃。
札幌で12月上旬の平均最高気温が0度未満となるのは、過去100年でもわずか3回しかなく、今年は記録的な寒さになりそうです。

過去100年でわずか3回!

札幌は12月に入ってから平年より低い気温が続いており、12月上旬の真冬日は6日ありました。札幌で12月上旬に6日真冬日を記録するのは1998年以来19年ぶりのこととなります。
また、12月上旬の日ごとの最高気温を平均すると、今日の午後3時までの時点で-0.3℃となっています。
過去100年の札幌で、12月上旬の平均最高気温が0度未満となったのは1952年、1974年、2001年のわずか3回しかなく、今日この後も気温が上がらずに経過すれば、数十年に一度の記録的な寒さとなります。

明日は一時的に気温が上がる

明日(11日)の札幌は気温が上がり、今月初めて5℃以上の最高気温となりそうです。
しかし、明日の札幌は天気が崩れ、日中は雨やみぞれ、朝晩は湿った雪の降る時間もある見込みです。
これまでに積もった雪がとけることで路面には大きな水たまりが出来るため、泥はねなどに注意が必要です。
また、明日の夜以降は再び気温が下がり、昼間にとけた路面の雪や氷が再び凍り始めます。路面状態の変化にも十分に注意して下さい。

北海道は大荒れのおそれも

北海道では明日(11日)の昼過ぎにかけてと、12日から13日にかけては日本海側を中心に大荒れの天気となる恐れがあります。
明日は宗谷地方など、日本海側北部で東よりの風が強まり、猛ふぶきとなる所がある見込みです。
その後、一旦は風が弱まりますが、12日から13日にかけては冬型の気圧配置が強まり、日本海側で沿岸を中心に再び風が強まります。再び大荒れの天気となる恐れがあるだけでなく、大雪となる所もありそうです。
交通障害には十分に警戒するとともに、一度雪や風がおさまっても油断せず、最新の気象情報はこまめに確認するようにしましょう。

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