日本海側は夜にかけて雪が続く 吹雪による視界不良にも注意

2022年12月16日(金)7時45分 ウェザーニュース

2022/12/16 07:39 ウェザーニュース

今日16日(金)も冬型の気圧配置が続き、北陸や東北の山沿い、北海道は雪の降るところが多くなります。局地的に雪が強まり、一気に積雪が増加するおそれがあるので警戒が必要です。
また沿岸部を中心に風も強く、吹雪により視界が悪くなるおそれがあります。車の運転など十分にお気を付けください。

積雪が急増したところも

今朝も発達した雲が日本海から次々に流れ込んで、北海道から東北、北陸の山沿いでは雪の強まっているところがあります。福島県天栄村では7時までの1時間に6cm、北海道苫前町では5cmも積雪が増える強い降り方となっています。
また、昨日から一気に積雪が増えている山形県大蔵村・肘折では昨夜から今朝にかけてさらに30cm近く積雪が増え、7時現在の積雪は123cmに達しました。14日(水)0時の時点では4cmしかありませんでしたので、2日ほどで120cm以上の雪が新たに積もったことになります。
このあとも今日いっぱいは雪の強まりやすい状況が続き、東北や北陸の山沿いなど多いところでは新たに30cm以上積雪が増えることが予想されます。路面状況の悪化や屋根からの落雪などに警戒してください。

風も強く吹雪による視界不良にも注意

また、北海道や東北北部は風の強い状況が続いています。沿岸部では平均でも15m/sを超えているところがあり、瞬間的には25m/s前後の強い風が吹いています。7時現在、北海道の留萌地方と石狩地方には暴風雪警報が発表されています。
このあとも内陸部では夕方まで、沿岸部では今日いっぱいは風の強い状態が続きます。吹雪による見通しの悪化や吹き溜まりの発生に注意が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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