午後にかけて雨・雪のエリア拡大 今夜以降は寒気南下し大雪のおそれ

2022年12月17日(土)9時50分 ウェザーニュース

2022/12/17 09:49 ウェザーニュース

今日17日(土)は低気圧や前線の影響で、西日本を中心に雨や雪が降っています。午後にかけては東日本、北日本でも降り出す所が多い見込みです。
低気圧が通過した後は冬型の気圧配置が強まり、今夜以降は九州など西日本で雪になる所が多く、内陸部や山沿いは積雪のおそれがあります。

東日本、北日本も次第に雨や雪が降り出す

日本の南の海上を前線を伴った低気圧が進んでいて、日本海にも低気圧が発生しつつあります。これらの影響で西日本の各地は厚い雲に覆われ、雨が降っている状況です。それほど発達した雲はみられず、目立って雨の強まっている所はありません。
標高の高い中国山地などは気温が低く、一部で雪になっています。
低気圧や前線が東に進む午後は、雨や雪の範囲が東日本から北日本にも広がる予想です。上空に寒気が残る東北の内陸部や北海道の太平洋側では夜にかけて湿った雪が強く降り、積雪が急増するおそれがあります。路面状況の急激な悪化に注意をしてください。
上空の寒気は北に後退するものの、全国的に厚い雲に覆われて日差しが届きませんので、昼間も気温が上がらない予想です。関東以西でも最高気温が一桁となりますので、外出の際は雨具とともに防寒が欠かせません。

明日は大雪 九州など西日本も積雪

18日(日)夜までの24時間の積雪予想

低気圧や前線が東に離れた後、明日18日(日)は冬型の気圧配置が強まります。上空1500m付近で−6℃以下の寒気は西日本のほぼ全域を覆うほど南下する予想です。
西日本でも雪の降る所が多く、中国山地や四国山地では18日(日)の夜までに10cm以上の積雪が予想されます。九州でも断続的に雪が降って、広い範囲で積もる見込みです。山沿いでは道路に積もる所がありますので、車での移動には冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めをご用意ください。
北陸や東北の内陸部では多い所で24時間で50cm以上の積雪が予想されます。19日(月)にかけてはさらに積雪が増加し、交通障害や山間部での雪崩のおそれがあります。また、広い範囲で風が強まり、吹雪となる所がありますので、警戒が必要です。

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