寒波襲来で広く大雪や猛吹雪のおそれ 積雪急激による立ち往生など警戒を

2023年12月17日(日)11時30分 ウェザーニュース

2023/12/17 11:24 ウェザーニュース

今日17日(日)は冬型の気圧配置が強まり、日本列島の大部分が強い寒気に覆われています。
西日本の日本海側では朝から雪が積もった所もあり、午後からは北陸や東北日本海側でも雪が強くなる予想です。大雪や猛吹雪に警戒してください。

北日本は暴風・吹雪に警戒

低気圧がオホーツク海に進んで発達し、日本付近は東西の気圧差が大きくなっています。北西の季節風が強く、北日本の沿岸部では30m/sを超える最大瞬間風速を観測しています。
この後も風の通り抜けやすい岬や海峡などは、瞬間的に30m/s以上の暴風となる所があり、飛来物や停電などへの備えが必要になります。また、交通機関への影響も考えられますので、移動の予定がある場合は気象情報に加え、鉄道などの運行情報もご確認ください。
雪が降る日本海側では吹雪によって視界が悪化しホワイトアウトとなるおそれがあるため、警戒してください。

北陸も午後は雪が強くなる

寒気の南下によって日本海側の広い範囲で雪になっていて、11時時点で兵庫県豊岡市6cm、鳥取市4cmなど西日本でも積雪を観測しています。
北陸の沿岸部は気温が高めで経過しているため午前中は雨やみぞれでしたが、午後は段々と雪に変わり強く降るようになる見込みです。
これから明日18日(月)にかけては特に北日本の各地や北陸の内陸部、山沿いなどで大雪が予想されます。明日の夜までに新たに積もる雪の量は、山沿いなどで50cmを超え、多い所では100cm近くに達する可能性があります。近畿北部から山陰でも雪の積もる所が多く、山沿いでは10〜30cmに達する予想です。
短時間で急激に積雪が増加することで立ち往生の危険性が出てきます。峠道などを走行する場合は冬用タイヤの装着に加え、チェーンを準備するなどスタックしないような備えが必要です。

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