紀子さま “原因不明”のご体調不良…宮内庁で囁かれる「悠仁さまとの意見対立」【2024年ベストスクープ】

2024年12月21日(土)6時0分 女性自身

元日の能登半島地震、翌日の日航機と海保機の衝突という波乱の幕開けとなった2024年。その後も、大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ。そこで、本誌が目撃してきた2024年のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。


つい先日、推薦入試での筑波大学に合格されたことが明らかとなった悠仁さま。紀子さまもさぞお喜びのことだろうが、今年初頭は昨年末から続く体調不良に悩まされていた。その原因の一つとして、宮内庁内では、当時取り沙汰されていた悠仁さまのご進路と将来への不安を指摘する声もあがっていて——。(以下、女性自身2024年1月30日号)※年齢は掲載当時のママ


1月11日、「講書始の儀」に出席するため、濃紺のドレスをお召しになって皇居・宮殿に入られた紀子さま。そのお顔にほほ笑みはなく、おやつれになっていた。


皇室担当記者はこう語る。


「宮内庁が、紀子さまの体調不良を発表したのは1月6日。昨年末から体調がすぐれず、特に胃腸に強い症状が出ており、通常のお食事をとれない状況だったのです。


10日には東京都内の病院で内視鏡による胃などの検査を受けられましたが、がんや潰瘍などの異常は発見されませんでした。担当の医師の診断は“胃腸の機能的な障害によるもの”で、療養を心がけ、自律神経の調整を図りながら過ごすように勧められたそうです。


症状がかなり重いのか、紀子さまは8日に予定されていた『手話狂言』への出席などを取りやめられています。これまで紀子さまが急きょご公務をお休みになったのは、’06年にご懐妊の兆候があり地方ご訪問を取りやめられたとき、’23年にコロナ感染のため療養が必要になったときなど、数えるほどしかありません」(前出・皇室担当記者)


ご回復のためには“自律神経の調整が必要”だというが、「ゆうメンタルクリニック」の総院長で精神科医のゆうきゆうさんは次のように語る。


「あくまで一般論ですが、『心身症』という症状があり、ストレスを原因として、内科的な疾患がないにもかかわらず、体の不調が生じている状態のことです。


自律神経を整えるためには、休養をとり、精神的なストレスの原因から離れることが大切です。また無理のない範囲で、“話せる相手”をつくり、いっしょの時間を過ごすことも重要です」


だが、皇嗣妃という重責を担われている紀子さまの“ご相談相手”探しは簡単なことではないという。宮内庁関係者はこう語る。


「紀子さまには大学時代からのご友人や、研究活動を通じて知り合われた方もいるようですが、ご家族の問題など、デリケートな事柄を吐露できるようなお相手はおらず、お一人で悩みを抱え込まれてきたようにお見受けします。病院での検査でも器質的な異常は見つからず、“原因不明”のご体調異変に宮内庁内でも波紋が広がっているのです」


では紀子さまの“ストレス”とはどのようなものなのか。


「宮内庁内でも、さまざまな意見が飛び交っています。ただ、これまでの紀子さまのご姿勢や、強い症状を鑑みれば、悠仁さま関連の問題であるという説が最有力なのです。悠仁さまは今年9月に成年皇族になられ、また大学ご進学も控えられています。“将来の進路”についても明確にしていかなくてはならない時期ですが、親子間でご意見が対立されているのではないかと……」(前出・宮内庁関係者)


大学受験に詳しい教育ジャーナリストの小林哲夫さんはこう語る。


「近年では推薦入試により大学に入学する生徒も増えており、年内に合否が決まるケースもあるので、各高校も準備を前倒しにしています。お子さんが高校2年生であっても、この時期は共通テストに関する報道などもあり、それが気になってしまうご家庭もあると思います」


■ご体調不良報道にもSNSで心ない声が


皇位継承順位2位の悠仁さまのご進路と将来のご即位は密接な関係にあるといえる。前出の宮内庁関係者が続ける。


「しかし、現在の悠仁さまを取り巻く状況は良好とはいえません。姉・眞子さんの結婚問題、秋篠宮邸の改修費問題、佳子さまの独居生活への疑問など、6年以上にわたり、秋篠宮家への批判が続いています。


悠仁さまが昨年11月に発表された赤坂御用地に生息するトンボの生態をまとめた学術論文に対しても、好意的な意見ばかりではありませんでした。


紀子さまのご体調不良の報道についてさえ、SNSでは“能登半島が大変なときに、ニュースとして報じる必要はない”といった、心ない声が上がっています」


眞子さんの皇籍離脱直後、麗澤大学の八木秀次教授は『週刊朝日』(’21年12月17日号)に、《一番懸念されるのは、悠仁親王の即位拒否に道を開いたことです。姉が自由意志を貫いたことが前例となり、即位拒否を主張されてもだめだとは言えなくなった》といったコメントを寄せていたが……。


「そうした懸念が現実味を帯びてきたともいえます。現在の皇室典範では、皇室の存続は悠仁さまお一人のご双肩にかかることになり、その重圧ははかりしれません。宮内庁内には“紀子さまがご体調を崩されたのは、悠仁さまがご即位への非常に強い不安を漏らされているからではないか”という声もあるのです。


確かに、悠仁さまが即位拒否をほのめかされたのだとすれば、将来の天皇にふさわしい教育環境を整えることに全力を尽くしてきた紀子さまにとっては、アイデンティティを全否定されたように感じられたでしょう」(前出・宮内庁関係者)


神道学者で皇室研究者の高森明勅さんはこう語る。


「皇室典範第3条に皇位継承の順序の変更についての規定があり、『皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる』となっています。将来、悠仁親王殿下が即位辞退を表明されるようなことがあれば、“重大な事故”とも見なされる可能性は高いのではないでしょうか。


いっぽうで皇室典範第11条によれば、本人の意思にもとづき、皇室会議の同意を得て皇族の身分を離れることができるのは、年齢15歳以上の内親王、王及び女王に限られています。制度上では、親王である悠仁殿下はご自身の意思で皇籍を離れることはできませんが、もし望まれるならば、皇位継承を辞退することは可能なのです」


悠仁さまご成年を8カ月後に控え、紀子さまを襲ったご体調異変。紀子さまは1月17日にもご公務にお出ましになられる予定だというが、笑顔を取り戻されるのはいつになるのか。

女性自身

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