きょう30日 北陸から北は湿った雪や雨も 除雪作業中の事故やなだれ、落雪に注意

2022年12月30日(金)11時28分 tenki.jp

きょう30日、朝にかけては新潟県など日本海側で局地的に雪が強まりました。北陸や東北の日本海側では、湿った雪や雨が降っています。平年を上回る積雪になっている所もあり、雪の多い地域ではなだれや落雪に注意が必要です。

日本海側で局地的に雪強まる

きょう30日朝にかけては日本海側で局地的に雪が強まった所があります。
午前10時までの24時間降雪量は、新潟県津南町で41センチ、山形県大蔵村肘折で32センチでした。
午前10時の積雪は、山形県大蔵村肘折で191センチ(平年の約1.6倍)、北海道幌加内町朱鞠内で175センチ(平年の約1.2倍)などとなっていて、雪の多い地域でも平年をやや上回っている所が多くなっています。

北陸や東北の日本海側で湿った雪や雨

北陸や東北の日本海側では、湿った雪や雨が降っています。
きょう30日は午後は次第に雪や雨の範囲は狭くなるでしょう。
ただ、積雪の多い地域では、雪解けが進むため、なだれや落雪に注意が必要です。雪の多い危険な場所には立ち入らないようにしてください。
また、大晦日にかけて、年末の除雪作業に取り組まれるという方も多いと思いますが、雪の事故にくれぐれもご注意ください。

雪下ろしの注意点

屋根に積もった雪は、大雪になる前に、早めに除雪作業をしたいものです。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。
(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。

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