2018年 大晦日の夕暮れ 太平洋岸で”だるま夕日”もみえた

2018年12月31日(月)18時19分 ウェザーニュース


2018/12/31 18:08 ウェザーニュース

2018年も暮れを迎えました。各地から大晦日の夕暮れの景色が届く中、沈みゆく太陽が冬ならではの姿を見せました。

和歌山県から届いたのは、丸い夕日に首ができたようにゆがみ、だるまのようにみえる”だるま夕日”です。こちらの現象は愛媛県や静岡県でもみられました。

夕方になって空気が急速に冷えてくると、上空の冷たい空気と比較的暖かい海面付近の空気の間に大きな気温差が生まれます。
空気の温度差によって、人の目に届く光が曲げられる蜃気楼が発生し、丸い夕日に首ができたようなゆがんだ形が現れます。これが、だるま夕日です。

夕暮れ時の上空は雲が広がるも…

今日の日本列島は冬型の気圧配置が続き、太平洋側ほど暖かな日差しが降り注ぎました。
夕暮れ時は雲が広がったところがおおく、綺麗な夕陽は雲隠れしてしまったエリアが多かったようです。
その中でほんの一瞬顔をのぞかせ、2018年最後の夕陽が見られたのは貴重ですね。

2019年の年明けも太平洋側で太陽が主役

太平洋側の元旦は、スッキリと晴れて初日の出を見られる所が多くなりそうです。
日本上空には寒気が居座り、2019年スタートも冬の寒さが続きます。特に関東など太平洋側では、朝晩は放射冷却もあり厳しい冷え込みに。初日の出や初詣など外出の際は万全の防寒を心がけてください。


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