災害時・平時の院内外・病院間の安定コミュニケーションを担う、無償利用可能な医療業界横断コネクトツール "HITOTSU Link" β版を提供開始

2024年1月10日(水)14時16分 PR TIMES

Vision "医療に関わる人々をひとつに" の実現に向け、パートナー代理店等と連携し、災害時医療の安定供給を支える日本全国の情報通信ネットワークの一日も早い構築を目指す

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102400/9/102400-9-465adc4a9edf37db06eb4f42a7f03d11-1178x881.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
このたびの能登半島地震により亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災地での医療・救護や復旧にあたる全ての方々のご安全をお祈り申し上げます。

医療業界横断DXを目指すHITOTSU株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐藤 公彦、以下「HITOTSU」)は、平時はもちろん、災害時における院内外・病院間の安定的かつ効率的なコミュニケーションを支える医療業界横断コネクトツール "HITOTSU Link" のβ版を2024年1月9日にリリースしました。
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HITOTSUは、「言った言わない」等の院内および院外でのコミュニケーションの非効率性および取引企業も含めた収益性低下の解消を目指し、医療業界横断コネクトツール "HITOTSU Link" の開発を進めて来ました。2023年8月より全国の医療機関・代理店と実証実験を進め、累積投稿メッセージ数は昨年末時点で既に3,300投稿を突破しており、平時における医療機関の業務効率化および代理店の営業生産性向上の効果を実証できております。
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"HITOTSU Link"は、インターネットにつながるPC・スマートフォン・タブレットから、HITOTSU Linkのウェブサイト・Appにアクセスし、ID・PWでログインして利用するため、専用端末の準備や投資が不要で、医療機関が費用負担なくすぐ利用開始できることも大きな特長です。
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HITOTSUは "HITOTSU Link" の災害時の有用性についてかねて着目しておりましたが、2024年元日に能登半島を襲った大震災を受け、災害時医療の安定供給を支える情報通信ネットワークを一日も早く整備すべきと考え、災害時機能の開発に本日から注力することを決定いたしました。
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2024年1~2月を実証フェーズの最終段階と位置づけ、β版として新規参画病院様・企業様を募集し、2024年3月の正式リリースに向けた準備を進めます。また、クラウド型でアジャイル開発を得意とするHITOTSUは、正式リリース以降も加盟病院・企業数の増加に伴い、随時機能拡張を行ってまいります。2023年12月に実施した総額2億円のA1ラウンド調達資金は、この"HITOTSU Link"正式リリースおよびその後の機能拡張に投じることで、HITOTSUが掲げるVision "医療に関わる人々をひとつに" の実現に邁進します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102400/9/102400-9-58977b9745aec6deafa5c70c16a340a9-1276x1789.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]PDFファイルダウンロードはこちら https://drive.google.com/file/d/1e_pm0n3nWlz6osIQYScu_rfy85tb_dXe/view?usp=sharing
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102400/9/102400-9-4563a85269167d73d9bf689c255d702b-1276x1789.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

■HITOTSUのこれまで




HITOTSUは2020年3月に臨床工学技士である田村 光希 (現・取締役会長) がVision "医療に関わる人々をひとつに" を掲げ、医療機器に関する医療現場の課題解決を目指して創業しました。


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2023年1月にクラウド型 医療機器・資産管理システム "HITOTSU Asset" をリリースし、2023年12月にはさらなる医療DXを通じて Mission "日本の医療を黒字化する" を実現すべく、代表取締役を佐藤に変更し、総額2億円のA1ラウンド資金調達を実施しました (累計資金調達額 約4.1億円)。



https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=102400&release_id=7&owner=1

■"言った言わない" をなくす医療業界横断コネクトツール "HITOTSU Link"

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HITOTSUは第2のプロダクトとして、医療現場共通の課題である、病院内および病院外コミュニケーションで発生する「言った・言わない」や「すれ違い」、「ミスコミュニケーション」等のペインの解消を目指す、医療業界横断コネクトツール "HITOTSU Link" の開発を進めてまいりました。
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2023年8月より全国の医療機関12施設・医療機器代理店6社と実証実験を進め、累積投稿メッセージ数は2023年12月末時点で既に3,300投稿を突破しており、平時における医療機関の業務効率化および代理店の営業生産性向上の効果を実証できております。


[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102400/9/102400-9-adb8309c78db2cb45428c056b3d31591-967x579.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

Linkパートナーとして実証実験に参加いただいた医療機関様・代理店様はこちらです。今後も平時および災害時の安定かつ効率的な医療の提供に向け、共に歩んで参ります。
【医療機関】(順不同・一部)
・京丹後市立 弥栄病院 様(京都府)
・医療法人 医仁会 さくら総合病院 様(愛知県)
・社会医療法人 さいたま市民医療センター 様(埼玉県)
・日本赤十字社 芳賀赤十字病院 様(栃木県)
【代理店】(順不同・一部)
・株式会社八神製作所 様(本社:愛知県)
・株式会社増田医科器械 様(本社:京都府)
・石黒メディカルシステム株式会社 様(本社:京都府)


■災害医療での情報コミュニケーションツールの必要性と難しさ




日本は "災害大国ニッポン" とも言われ、台風、豪雨、洪水、土砂崩れ、大雪、地震、津波、噴火などの自然災害が発生しやすい国土です。


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先般の能登半島大地震は元日に発生しました。夜間や休日に災害が起きた場合、まず問題になるのは医療スタッフ同士の連絡手段です。緊急連絡先として管理者がスタッフの電話番号を把握しているケースは多いかと思われますが、家族の安否確認などが錯綜する中、電話ではつながらないケースも少なくありません。また、災害時に医療を安定供給するためには、地域の医療機関や代理店等の関係各社と密にコミュニケーションを取ることが求められますが、病院まで出勤しPCを開かないと連絡先が分からないというケースも考えられます。
安否確認はもちろん、どのスタッフがどれくらいの時間で出勤できるのか、病院の被害状況や必要な物資は何か、等々、刻一刻と状況が変わる中で、院内外や病院間でタイムリーにコミュニケーションを取れる手段を確保しておくことが、災害時の医療の安定供給に不可欠です。


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災害発生により怪我を負った被災者への迅速な医療提供は勿論のこと、糖尿病による腎臓透析患者への透析実施は極めて深刻な課題です。日本に約35万人いるとされる透析患者 (出典:日本透析医学会 2021年末時点 年次統計調査) は、2日に1度維持透析を受けなければ生命の維持が困難になります。透析処置には、透析機器のみならず、多量の水と電気が必要で、災害時にはそれらの確保および透析可能な施設情報の共有が文字通りライフラインとなります。



一方、医療の災害用コミュニケーションツールには以下のような難しさがあり、決して十分に担保されているとは言い難いのが現状です。
- 「病院の電話文化」と「災害時の電話通信の脆弱性」の相性が極めて悪い
- 電話は1対1の発話コミュニケーションのため、複数人へのタイムリーな情報伝達・拡散および刻一刻と変わる実情への対応が難しい
- 日本の病院の約7割が赤字のため、万が一の災害時の対策に多額の費用を投じにくい。特に公的病院では税金の有用な使途としての疑問がついてまわる
- 医療機関は常に多忙で、災害に特化したオペレーション構築やツール導入の検討・実施に割ける人的リソースも不足している
- 既存の災害ツールの殆どは災害時利用に特化しているため、担当者の離職等によるメンバー入替え忘れや、日常的に利用しないため使い方やID・パスワードなどを失念し、いざというときに使えない
- 職員がプライベートで日常利用しているチャットアプリを用いた職場連絡は、平時における職員の心理的安全性の低下からの離職の引き金になりえて、その利用には問題・トラブルが多い


■災害時コミュニケーションツールとしての "HITOTSU Link"

弊社が開発を進めている医療業界横断コネクトツール "HITOTSU Link"は上記の課題を全て解決できる、医療DX時代の災害時・平時のコミュニケーションツールです。
- インターネットを介したテキスト・スタンプコミュニケーションにより、災害時でも安定通信
- 用途別の複数人のチャットルームへの投稿により、タイムリーにメンバーと双方向情報伝達が可能
- インターネットにつながるPC・スマートフォン・タブレットから、HITOTSU Linkのウェブサイト・Appにアクセスし、ID・PWでログインして利用するため、専用端末の準備や投資が不要で、無償で医療機関がすぐ利用開始可能
- 直感的に使えるチャットツールで、利用に特別の訓練や研修が不要。無償のためまずは一部の部署等から小さく始めることも可能
- 平時の業務から使って習熟でき災害時も普段どおりの操作。日々利用するため、ログイン情報失念の不安がなく、メンバーの追加削除も日々実施
- プライベートと職場の連絡を切り分けることができ、職員の心理的安全性を確保

平時は下図のとおり業務の効率と質を両輪で高めながら、災害時にはシームレスに緊急連絡ツールとして使用することができます。
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さらに、前述の医療機器・資産管理システム "HITOTSU Asset" と同じプラットフォーム利用・シングルサインオンを実現しており、また、2024年春には"HITOTSU Asset"と "HITOTSU Link" の連携をより強化し、さらなる業務効率向上を実現します。
(災害時機能として、地域の "HITOTSU Asset" ご利用病院間で機器の空き・利用可能状況を可視化し、機器の貸し借りや患者の移送に役立つ機能の実装も検討しております)
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[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102400/9/102400-9-9b6f27611447025d4c8cb218c480e322-907x443.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
"HITOTSU Link" の概要リーフレットはこちらからダウンロードいただけます。
https://drive.google.com/file/d/1JkI0BghYW8Lf13MuESbFmoR_kEV253iC/view?usp=drive_link

■"HITOTSU Link" のパートナーとなってくださる医療機関様・企業様をお待ちしております

HITOTSUは "HITOTSU Link" の災害時の有用性について予てより注目しておりましたが、2024年元日に能登半島を襲った大震災を受け、災害時医療の安定供給を支える情報通信ネットワークを一日も早く整備すべきと考え、災害時機能の開発に本日から注力することを決定いたしました。あわせて、共に歩んでくださる医療機関様・医療機器代理店様・医療機器メーカー様・職能団体様も募集しております。

【新規参加表明をいただいている医療機器代理店様】(一部・順不同)
・株式会社イノメディックス 様(本社:東京都)
・株式会社竹山 様(本社:北海道)
・西日本メディカルリンク株式会社 様(本社:岡山県)
・メディカルトラスト株式会社 様(本社:山口県)

2024年1~2月を実証フェーズの最終段階と位置づけ、β版として皆様にご利用いただきながら2024年3月の正式リリースに向けた準備を進めます。また、クラウド型でアジャイル開発を得意とするHITOTSUは、正式リリース以降も加盟病院・企業数の増加に伴い、随時機能拡張を行ってまいります。2023年12月に実施した総額2億円のA1ラウンド調達資金は、この"HITOTSU Link"正式リリースおよびその後の機能拡張に投じることで、HITOTSUが掲げるVision "医療に関わる人々をひとつに" の実現に邁進します。

■お問合せ等

link@hitotsu.co.jp

関連資料一式はこちらからダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/1R7ElEEBv-gtbe4JXsFz5UA3xkF0xbF7Q/view?usp=sharing

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