dSPACEがSILテクノロジの専属スポンサーとして大学の自動運転レーシングチームをサポートするため、IACとのパートナーシップを拡大

2024年1月10日(水)10時47分 PR TIMES

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96375/33/96375-33-060390355dcf68177311c587af3c4001-643x361.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]dSPACEは、各大学のレーシングチームをハードウェアだけでなく、シミュレーションソフトウェアでもサポートできるよう、IACとのパートナーシップを拡大しています。
パーダーボルン/ラスベガス: シミュレーションおよび妥当性確認向けソリューションで世界をリードするプロバイダの1つであるdSPACEは、各大学のレーシングチームに向けてハードウェアだけでなく、シミュレーションソフトウェアでもサポートできるよう、Indy Autonomous Challenge(IAC)とのパートナーシップを拡大することを発表しました。これまで1年以上にわたり、世界各地の有名なサーキットを舞台にdSPACEの車載コンピュータを搭載した世界最速の自動運転レースカーが競い合ってきました。今回の提携拡大によって、各大学チームはdSPACEのSIL(Software-in-the-Loop)ソリューションを使用し、製品のトレーニングやエンジニアリング関連のサポートを受けられるようになります。SILシミュレーションを用いて仮想環境でAIドライバーを学習させ、信頼性、安全性、および速度を向上させることができます。dSPACEは、IACの公式SILテクノロジスポンサーとしてSIMPHERAソリューションを提供します。SIMPHERAは、シミュレーションモデル、テストオートメーション、テスト解析、およびシミュレーションプラットフォームを融合した強力なフレームワークであり、HILシミュレータなどのコンポーネントを追加で統合することが可能です。参加する各大学チームは、デスクトップやクラウド上でSIMPHERAの仮想テスト環境を全て使用でき、個別の設定を行うことができます。たとえば、オープンなシミュレーションモデルの一部を独自のモデルに置き換えたり、各チームが自ら開発した制御ソフトウェアであるAIドライバーをクラウドにアップロードして、直ちにレーシングダイナミクスのテストを開始できたりします。今回のパートナーシップを通じて、高度なセンサシミュレーションソリューションも提供する予定です。dSPACEは、既にIACの車載コンピュータテクノロジの専属スポンサーであり、過去1年間のすべてのIACレースカーにはdSPACEの AUTERA AutoBoxが搭載されてきました。このシステムは、堅牢で信頼性が高く、パワフルなセントラルコンピューターです。LiDARセンサやレーダーセンサ、カメラからだけでなく、車載通信バスやネットワークからもデータを読み取ってリアルタイムに処理を行い、最高時速190マイルの完全自動レースカーを制御します。dSPACEのCEOであるCarsten Hoff博士は、「私たちは、IACとの提携初年度から、各チームが先駆的なテクノロジを用いてレースカーをさらに発展させる能力と熱意を目の当たりにしてきました。AUTERA AutoBoxがIACレースカーの頭脳としての実績を挙げている現在、当社は優秀な各大学のエンジニアたちに仮想ラボを提供するという次のステップに進みます。私たちがIACの各チームに提供するSILソリューションは、開発の早期段階でさまざまな知見を得ながら、最終的にIACのレースに勝利するための独自かつ強力なツールとなります」と述べています。IACの代表であるPaul Mitchell氏は、「dSPACEはIACの重要なパートナーであり、世界最速の自動運転レースカーの開発に極めて重要な役割を果たしてきました。今回のパートナーシップの拡大に伴ってdSPACEから、カスタマイズ版のSIMPHERA SIL製品が提供されます。これは、クラス最高の高精度シミュレーションツールであり、各大学チームに次世代のIACレースカーやコース環境における真のデジタルツインを用意します。 これにより、シミュレーションから現実への真の転移学習が実現し、各チームのAIドライバーの潜在能力が最大限に高まることで、安全な高速自動運転が実現するでしょう」と述べています。IACは次回のレースを、世界で最も影響力のある技術イベントであるCES 2024の期間中の2024年1月11日にラスベガスモータースピードウェイで開催されるAutonomous Challenge @ CESで行います。dSPACEはCESで自社ブース(#4300)を開設します。また、IACのブース(#5901)でも展示が行われます。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96375/33/96375-33-202ef6d842dbfe7f17c5f469778e9bb7-700x700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]dSPACE Japan株式会社
dSPACEは、コネクテッドカー、自動運転車両および電気自動車を開発するうえで必要なシミュレーションおよび妥当性確認ソリューションを提供する国際的企業です。自動車メーカーやサプライヤのお客様は、当社のエンドトゥエンドのソリューションを利用し、実車での試験前にソフトウェアやハードウェアの各種コンポーネントをテストしています。また、自動車産業だけでなく、航空宇宙や産業オートメーション、およびその他の産業分野でもdSPACEは開発パートナーとして選ばれ、当社の知識と経験はさまざまな現場に活かされています。当社の製品ポートフォリオは、シミュレーションや妥当性確認向けのエンドトゥエンドのソリューションからエンジニアリング、コンサルティングサービス、トレーニングやサポートまで幅広くカバーしています。dSPACEは、ドイツのパーダーボルンにある本社と、ドイツ国内の3つのプロジェクトセンター、米国、イギリス、フランス、クロアチア、日本、中国、韓国およびインドにある子会社を含め、世界中で2,500名を超える従業員が製品・サービスを提供しています。
詳細についてはwww.dspace.comを参照してください。

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