アメリカ国内で約2000人の連続殺人犯が活動中――。日本人がまだ知らない、未解決事件の数々に挑んできた科学捜査官の手記、『異常殺人――科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち』が1月17日に発売決定!

2024年1月10日(水)17時46分 PR TIMES

作家・石井光太氏、翻訳家・村井理子氏からの推薦コメントが到着しています

撲殺、顔面銃撃、隠された遺体、18年におよぶ少女監禁——。不気味で凄惨な犯行現場に臨場し続ける科学捜査官は、密かに「最凶の連続強姦殺人鬼」を追っていた。10数人が殺害され、50人以上が凌辱された未解決事件。「犯人はまだ生きている」。40年間、警察を出し抜いてきたサディストをどう炙り出せるか。DNA解析の最新技術や犯罪捜査の複雑な力学も明かす驚愕の捜査実録、『異常殺人——科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち』を2024年1月17日、新潮社より発売いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1294/47877-1294-ca8d4d836b4e3f1f75c83818af78180d-1299x1880.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「私が見たある統計では、現在アメリカ国内で約2000人の連続殺人犯が活動中だと指摘されていた。その多くは孤立者でも社会ののけ者でもない。彼らは友好的な隣人として振る舞うことができ、実際にそのように生活している」(本書より)
著者ポール・ホールズ氏は、アメリカ史上最大の被害を出した連続強姦殺人犯「黄金州の殺人鬼」の正体を突き止めたことで一躍有名になった科学捜査官です。そして本書は、大成功の陰でそのホールズ氏が人知れず払ってきた犠牲についても、包み隠さず明かしています。深夜も週末も捜査に没頭するあまり、家庭を2度壊しかけたこと(1度目は離婚)。誰よりも犠牲者とその家族に寄り添う捜査官でありつつ、若い頃からパニック障害に苦しんできたこと。そしてホールズ氏が勤務するカリフォルニア州コントラコスタ郡の管轄区で実際に体験してきた数々の未解決事件との対峙が本書の読みどころです。
ボッドフィッシュ殺害、パメラ・ヴィタール殺人事件、ジェイシー・リー・デュガード誘拐……。本書は、日本人がまだ知らないアメリカの犯罪の底知れぬ恐ろしさと、それに立ち向かい続ける捜査官の執念に触れることのできる、第一級の「未解決事件」捜査実録です。

刊行に際し、作家・石井光太氏、翻訳家・村井理子氏から推薦のコメントが寄せられています。

・石井光太氏(作家)
「被害者だけでなく、ジャーナリストも、捜査官も壊れていく。狂気の引力に身の毛がよだつ」

・村井理子氏(翻訳家・エッセイスト、『黄金州の殺人鬼』翻訳者)
「科学捜査官は人生を懸けて犯人を追い続ける。すべては被害者のために。」

また本書巻末には、デーブ・スペクター氏による解説7ページを所収しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1294/47877-1294-a4969ad31add66c3bb442779a7133284-1299x679.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
〈目次〉
 プロローグ
金髪、身長150センチ。その少女の殺害事件は、45年たっても解決していない。被害はただ広がっていく。死体が遺棄された暗渠にひざまずき、私はある約束をした。
1 旅路の果て
2 「黄金州の殺人鬼」はまだ生きている
3 はじまり
4 薬物研究所の研究員
6 EAR│イースト・エリア強姦魔
7 犯罪現場捜査官│CSI
8 アバナシー殺害事件
9 点と点を結ぶ
10 結婚生活の終焉
11 アンティオック殺人事件
12 ピッツバーグ連続殺人事件
13 ボッドフィッシュ殺害事件
14 連続殺人鬼たち
15 オリジナル・ナイト・ストーカー
16 検視
17 変化
18 パメラ・ヴィタール殺人事件
19 ジェイシー・リー・デュガード誘拐監禁事件
20 社会病質者│ソシオパス
21 新たな容疑者
22 ポッツを追った二年間
23 ミシェル・マクナマラ
24 レイプ魔から殺人者への変身 
25 ジョセフ・ジェイムズ・ディアンジェロ
26 「黄金州の殺人鬼」を捕まえろ
27 襲撃を追体験する
28 ライフワーク
  謝辞  
  解説 デーブ・スペクター


〈筆者紹介〉
ポール・ホールズ  Paul Holes
カリフォルニア州ベイエリアに位置するコントラコスタ郡保安官事務所と地方検事局に27年間勤務。科学捜査と事件現場捜査の両方の経験を持ち、キャリアを通じて未解決事件と連続凶悪事件を専門とする。地方検事局在職中に、FBIとサクラメント郡地方検事局とタッグを組んで革新的な捜査技術を応用、アメリカ史上最大の被害を出した連続強姦殺人犯「黄金州の殺人鬼」の正体を突き止めた。逮捕以来、数々のテレビ番組に出演。また退職後も、世間の注目を集める難事件において現場の捜査官たちの相談役を務めるほか、未解決事件の被害者家族の支援を続けている。INSTAGRAM:@paul.holes X:@PaulHoles

ロビン・ギャビー・フィッシャー

〈訳者紹介〉
濱野大道  はまの・ひろみち
翻訳家。ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)卒業、同大学院修了。訳書にレビツキー&ジブラット『民主主義の死に方』、ケイン『AI監獄ウイグル』(新潮社)、ロイド・パリー『黒い迷宮』『津波の霊たち』(早川書房)、グラッドウェル『トーキング・トゥ・ストレンジャーズ』(光文社)などがある。

■書籍データ
【タイトル:異常殺人——科学捜査官が追い詰めたシリアルキラーたち】
【著者名:ポール・ホールズ、ロビン・ギャビー・フィッシャー 濱野大道/訳】
【発売日:2024年1月17日】
【造本:四六変型】
【本体定価】2,860円(税込)
【ISBN:978-4105073916】
【URL: https://www.shinchosha.co.jp/book/507391/ 】

PR TIMES

「捜査」をもっと詳しく

「捜査」のニュース

「捜査」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ