70年代の世界的名車ホンダCB400FOURの純正マフラーを完全復刻生産!旧車・絶版バイクの専門ディーラー「ウエマツ」で販売スタート

2024年1月30日(火)11時47分 PR TIMES

現在も多くのファンに愛されている名車、ホンダCB400FOURのマフラーが限定復刻。新車時の純正マフラーの開発製造を手掛けた三恵技研工業株式会社の手により復刻され、ウエマツにて販売がスタートしました。

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旧車・絶版バイク専門ディーラーの株式会社ウエマツ(本社 : 東京都八王子市、代表取締役 : 植松忠雄 )は、CB400FOUR用復刻限定生産マフラーの取り扱いを開始いたしました。CB400FOURが新車として発売された当時の純正マフラーを開発製造した三恵技研株式会社による復刻で、当時と同じ素材、フォルム、構造で再生産されたこだわりあふれる逸品です。


絶版車人気が高まる中、ユーザーのニーズに応えてスタートした復刻プロジェクト
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60年代後半から現在まで世界のバイクシーンをリードしてきた日本製オートバイ。その魅力は深く、世界中のライダーを惹き付けています。今や世界規模で日本の絶版車・旧車ブームが巻き起こっており、CB400FOURも非常に人気の高いマシンです。

その中で、愛好家たちを悩ませているのが補修パーツ確保の問題です。新車時から数十年が経過し、メーカーから補修部品の供給が打ち切られた場合、コンディションやオリジナルのスタイリングを維持するのは困難となります。

特にスチール製のマフラーはサビの発生は避けられません。また、マフラーは転倒などで傷ついたり、凹んでしまうことも少なくありません。

そうした状況の中、ホンダCB400FOURの純正マフラーが復刻販売されることになりました。復刻を手掛けたのは、約50年前にCB400FOURの純正マフラーの開発と製造を行った三恵技研工業株式会社です。

当時と同じ製造メーカーが当時の純正と全く同じ素材、構造、フォルムを完全に再現し、新たにパーツを製造販売することは前代未聞の取り組みであり、多くの絶版車ファンにとって心強いニュースとなるはずです。


70年代の国産オートバイを代表するホンダCB400FOUR。今なお多くのバイクファンを魅了
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「ドリームCB400FOUR」は、ホンダから1974年(昭和49年)に発売されたオートバイです。
前身となるCB350FOURからイメージを一新し、低めに構えたハンドル、過剰な装飾を廃したスポーティなスタリング、そしてシリンダーヘッドからエンジン下まで流麗な弧を描く4in1マフラーなど、メーカー純正カフェレーサーとも言うべきかつてない革新的な姿で、国内だけでなく海外でも大きな人気を集めました。

その存在は今なお多くのバイクファンを魅了しており、現在の絶版車シーンでも高い人気を誇ります。

CB400FOURの新車発売当時の純正マフラーを開発製造した三恵技研工業株式会社(SANKEI)による「異例の取り組み」
昭和23年創業の三恵技研工業株式会社(以下:SANKEI)は、国内二輪、四輪部品メーカーのエキゾーストパイプ、マフラーを中心に、樹脂パーツの製造、メッキなどの表面処理までを手掛ける国内有数のメーカーです。

国内の6工場のみならず、アメリカ3工場、インド2工場、中国2工場、メキシコ、台湾、タイ、インドネシア計17ヵ所の生産拠点を持ち、2022年 3月期の連結従業員数2,570人、連結売上1,171億円を誇ります。

そんなSANKEIが自社内では量産とは呼べない規模で、約50年前のマフラーを復刻するという取り組みは同社としても異例中の異例でした。

三恵技研工業株式会社のhttps://www.sankei-gk.co.jp/index.html


復刻プロジェクトのテーマは「温故知新」。職人によるモノづくりの魂を込める
工業製品の生産現場は3D CADの登場により大きく環境が変化しました。現在は、設計から外観のデザイン、性能評価からマフラーの音の波形シミュレーションまでパソコンの画面上で完結し、そのデータはメールでやり取りすることができます。

開発陣や生産現場の職人同士が顔を合わせ、意見を交わし合ってひとつの製品を共に造り上げていくような、かつての昭和のモノづくりの現場の風景は失われつつあります。

今回のプロジェクトにおいてSANKEIでは、かつて自社がホンダからの高い要望をクリアするため、一丸となって成し遂げたCB400FOURのマフラーを復刻することで、当時の苦労を身をもって知り、もう一度モノづくりへの意識を新たにしようという裏のテーマを持っていたのです。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-7ef32481065a35a349adc8e9ac487df3-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]プロジェクトのキーマンである三恵技研工業株式会社 生産本部 生産改革室 主任技師の関口好文氏。自身もCB400FOURのオーナーであり、ファンの一人として格別の思いを抱いている。


70年代当時、革新的だったCB400FOURのマフラーを再現するための数々のチャレンジ
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CB400FOURのマフラーは、国産車として初採用となったテーパーの筒型サイレンサーや、4in1集合スタイルを採用していました。ホンダのデザイナーが思い描いたマフラーを製品化するため、幾多の苦労があったと言います。

バンク角と最低地上高を稼ぐため4本が一列に並ぶ集合部や、サイレンサーエンドの処理など、SANKEI社内で試作の木型を何度も作りなおして、デザインの精度が高められました。

また、かつてないマフラーを生み出すために生産のための機械や製造手法まで、新たな手法が取り入れられ、様々なチャレンジが行われたのです。


現代の技術や生産設備を持ってしても容易ではなかった開発
50年前と比べて大きく進化した工業製品の製造現場。現代の技術と機械があれば復刻はたやすいことに思えるかもしれません。しかし、実際に完成するまでには幾多の困難が待ち構えていました。

マフラーの量産には金型を欠かすことができませんが、当時の金型はすでに廃棄処分されていました。そこで、社内の資料を探索したところ、当時の設計図を発見。この設計図とSANKEIの関口氏が個人的に所有していた当時の量産品マフラーの現物が金型づくりの指針となりました。

しかし、当時の設計図は手描きのもので、長さやパイプ径といった、2次元の寸法しか記載されていません。マフラーの微妙なカーブや集合部の独特のフォルムを再現するため、3Dスキャナーを用いて純正マフラーを3Dデータ化し、CADで設計を行いました。

それを基に金型が製作されましたが、実際の製品になると純正とは微細に異なる仕上がりとなり、その度に修正を加えて金型製作がやり直されることとなりました。
最終的には機械で製作された金型に直接職人の“手”で修正を加えることで、当時の純正マフラーの持つ風合いや細部を再現することに成功したのです。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-e53d01749756f1289a5cb03c8fd0ee1b-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]複雑な曲面を持つ集合部は再現に苦労した部分です。


純正マフラーを再現した、こだわりのディテールの数々
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-057c91da6f17b5d7e3e2c10415c07c0b-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]当時と同じ規格でクロームメッキ加工を実施マフラーのクロームメッキは自社で行われ、厚みや品質も当時のホンダ純正と同等。厚いメッキや中古マフラーの再メッキ品では刻印の角が甘くなり、文字がしゃきっと見えないケースも多々ありますが、マフラーの刻印も実にはっきりとしています。



再生産と販売の許可を得ているので当時の純正と同じように「HONDA」ロゴが刻印されています。


[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-fa0a9fec82efec15ac672d440e67fe34-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-354ffbbc0b6eddc741cbff66bb243f3d-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ボルト1本までホンダ純正品を採用サイレンサーのバンド部分などに使われているボルトは、頭に独自の刻印が入ったホンダの純正ボルトを使用。細部に至るまで忠実に純正クオリティを追求しています。



繊細な“魅せる”溶接ビートを再現サイレンサーエンドの細く繊細な溶接ビードは、70年代当時、日本国内の溶接機では実現できず、このCB400FOURのマフラー生産のためだけに輸入された外国製の溶接機が用いられました。
現代においても、この溶接ビードは現在のSANKEIの工場でももっともハイクラスの溶接機でなければ再現できませんでした。


[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-3070385f1bab5bb765a8a90663ca951b-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-39ffdfdcd41a88e088972b5a7f15f98e-1280x1437.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]エキゾーストパイプの2重構造マフラーの中でも最も高温になるのがエンジンに最も近いエキゾーストパイプの最初の曲がりの部分です。この部分のメッキに焼け色が付かないように、純正はエキゾーストバイプの約半分ほどが二重管となっていました。




ところが、現代でマフラーのパイプ曲げ加工を行う機械であるNCベンダーでは、一部のみが二重管となっているパイプ曲げを行うことができず、開発は難航。一時はすべて二重管のパイプを使うことが検討されましたが、それではマフラーのサウンドに影響が出てしまいます。
そこで、SANKEIの職人が知恵を結集し、かつてない手法でパイプ曲げに成功。手間や時間は要したものの、当時と同じ構造を実現したのです。


新車当時のエキゾーストノートが聞こえる
当時の純正とまったく同じ厚さのスチール素材やクロームメッキ、さらに3室に分かれたサイレンサー構造やエキゾーストパイプのカーブまで完全に再現することで、見た目のみならず、新車当時のエキゾーストノートまでを現代に蘇らせました。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-bd7c70b8de7517383447063056b6b798-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]3室構造のサイレンサーも当時と完全に同一構造となります。
そのサウンドは、現代に残っている約50年前の純正マフラーに比べて非常に穏やか。アイドリング付近の回転数だとエンジンの音が際立ち、機関の調子の善し悪しがよくわかります。そこからエンジン回転を上げ、7000回転を超えるとエキゾーストノートは一変。胸のすくような乾いた高音を奏でます。

これこそ、新車時のサウンドです。当時直接その排気音を耳にした人も現在ではごく少ないですが、時空を超えて現代においてそのエキゾーストノートを堪能することができるのです。


限定300本のうちすでに100本が販売済み
CB400FOURが新車として開発された当時のマフラーメーカーである三恵技研工業株式会社が復刻した純正マフラーということで、注目度は非常に高く、すでに限定300本のうち100本の予約が入っています。

今回製作された金型は量産仕様ではないため、これ以上の増産の予定は現在のところありません。


実際に愛車に取り付けて乗っていただきたいから
購入希望者からは、購入して装着せずに箱のまま保管しておきたいとの声も聞かれますが、開発のキーマンである関口氏は、「ぜひ自らの愛車に取り付けて新車当時のサウンドを楽しんで欲しい」と語ります。

自身もCB400FOURオーナーであり、熱心なファンの一人であるからこそ、そうした願いを抱いているのです。

その中で、マフラーの販売パートナーとしてSANKEI側からアプローチしたのが旧車・絶版バイクの専門ディーラー「ウエマツ」でした。
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-c447c1fdf521daac7d30967f50e3689f-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ウエマツ東京本社にて枝川寿取締役 副社長(左)、三恵技研工業株式会社の関口好文氏(中)、三恵技研工業株式会社の山西早穂氏(右)
ウエマツは創業時から絶版車の販売のみならず整備に大きなウェイトを置いてきました。
1960年代からの絶版車、旧車の修理やメンテナンスを日常的に行っており、もちろんCB400FOURのメンテナンスに関しての知見も専門店ならではの深いものがあります。さらに、現在でも全国6店舗のウエマツで年間約50台のCB400FOURをユーザーにお届けしています。そうしたウエマツであれば、今回復刻された純正新品マフラーの装着だけでなく、後のサポートまで安心して任せることができる。そんな信頼を受け、ウエマツでの販売がスタートする運びとなりました。


バイク史に残る名車CB400FOURを後世に受け継ぐために
CB400FOURは、日本が世界に誇る名車の一台であり、これから先の時代にも遺していきたい貴重な文化遺産です。その中で、今回の純正マフラー復刻は非常に意義のあるもの。

このこだわり抜かれた純正マフラーを、ウエマツではなるべく多くのCB400FOURファンの方に今回の復刻新品マフラーをお届けしたいと考えています。

[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-da24280c5287bcf9db7c6d53741b8f2e-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/99167/table/3_1_66b421ece1fc159bea7a0e78d7b1add6.jpg ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/99167/table/3_2_57b70fa4399eed1e45b959df0495a58f.jpg ]
(マフラーの取り付けに関して)
取り付けに別途ご準備いただく部品
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/99167/table/3_3_45f4f549999a0ece6607f894407c62f8.jpg ]
[画像15: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99167/3/99167-3-1144b10bfdc8f586f26e110349739ae6-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]※398ccフレームに装着する場合、別途専用ステー(税込み5,500円)が必要となります。



ご注文及び商品のお問い合わせは、下記特設ページより
https://www.uematsu.co.jp/pages/cb400f-reproduction-muffler.html

株式会社ウエマツについて
「すべては、絶版車とともに走る喜びのために」。

UEMATSUは、レース参戦や独自の旧車整備によって培われた高い技術力を有する「絶版車専門」バイクディーラーです。旧車のノウハウをどこよりも熟知し、「業界トップクラス」の徹底された点検・質の高い整備に絶対的な自信があります。
たとえば、東京本社では営業マンに対しメカニックが6〜7倍ほどの人数が在籍。中古車販売では難しいとされる「保証付き販売」も実施。日本のバイク業界を発展させていきたいという思いから、絶版車コミュニティ「ZUOC絶版車ウエマツオーナーズクラブ」を発足。気の合うバイク仲間が集まれる場所を作っています。
https://www.uematsu.co.jp/zuoc/index.html2022年でウエマツは30周年を迎えます。創業から現在に至るまでのルーツ動画もぜひご覧ください。


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=nAudnhUBcF0 ]

会社情報
・会社名 : 株式会社ウエマツ
・代表取締役社長 : 植松忠雄
・所在地 : 〒192-0024 東京都八王子市宇津木町728-1
・設立 : 1992年
・事業内容 : 中古オートバイ買取り・販売・輸入・輸出
・公式サイト
https://www.uematsu.co.jp
・YouTube - UEMATSU Channel
https://www.youtube.com/c/UEMATSUChannel

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