金沢市の食文化を担う企業が「金沢戦略人事宣言」に誓い:中長期経営戦略と連動した人材戦略の策定・実施プログラム「金沢戦略人事の会」

2024年1月31日(水)16時47分 PR TIMES

金沢の文化を担う人材がより魅力的な環境で働くことができるよう、複数社で協力し切磋琢磨すること。戦略人事を探究し、人材の採用・育成・定着に取り組むことを誓う「金沢戦略人事宣言」を2024年1月22日締結

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64448/6/64448-6-91c37f6d15019330cc1a4792a29deeef-1514x867.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](右より)株式会社丸八製茶場 代表取締役 丸谷誠慶 、株式会社四十萬谷本舗 専務取締役 四十万谷正和、株式会社森八 業務統括室取締役室長 森岡晋也、大畑食品株式会社 代表取締役 大畑晃一、株式会社ガクトラボ 代表取締役 仁志出憲聖
経営者の代替わりや人材に関する課題を解決するために、複数社で中長期経営戦略と連動した人材戦略を策定・共同実施するプログラム「金沢戦略人事の会」は、2024年1月22日に戦略人事を探究して、人材の採用・育成・定着に取り組むことを誓う「金沢戦略人事宣言」を締結しました。本プログラムは、経済産業省の令和5年度「中小企業経営支援等対策費補助金(若者人材確保プロジェクトの実証)」に採択されている「金沢の人事部」事業の一環であり、戦略人事に着手する中小企業のためのモデル事業となり、金沢市内外に経営戦略と人材戦略の両輪で挑戦することが持続的な企業価値の向上に寄与することを広がることを目指します。
金沢の人事部とは
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64448/6/64448-6-fcb703f29e4af303bd3a063b8d0ea531-3456x2304.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2022年10月より、地域企業の課題解決・魅力向上を目的として、金沢市に特化した人事ネットワーク「金沢の人事部」を立ち上げました。このネットワークでは、企業、専門家、自治体、教育機関等が組織の枠を超えてつながり共に考えることで、人事に関する解決策や成果を生み出すことを目指しています。

金沢の地域企業の経営課題・人事課題に対して、情報発信収集、母集団形成・マッチング、研修・定着・交流など総合的なサービス提供をワンストップで行っています。

「金沢の人事部」事業は、令和4年度「中小企業経営支援等対策費補助金(若者人材確保プロジェクトの実証)」に採択されたことが、構想を実現化する後押しとなりました。

2022年度時点で本ネットワークには20社の企業にご参加いただきましたが、その中で「〇〇を一緒にやろう!」という自発的な関わり合いがうまれることはありませんでした。スポット開催の交流会では参加者同士が繋がり、その場でアイディアが生み出されるものの、次のアクションが起こりにくいという課題がありました。

本事業は昨年度に引き続き、令和5年度「中小企業経営支援等対策費補助金(若者人材確保プロジェクトの実証)」に採択されています。

令和4年度の課題を解決すべく、2023年7月より「金沢の人事部」サービス拡充に加えて、新たな試みとして、経営者の代替わりや人材に関する課題を解決するために、複数社で中長期経営戦略と連動した人材戦略を策定・共同実施するプログラム「金沢戦略人事の会」の実証を行っています。今回は金沢の主幹産業の1つである食文化を担う、金沢市に拠点を持つ企業の経営者、跡継ぎ又は跡継ぎ候補を対象としてプログラムを実施しています。

背景
昨今はVUCAの時代と言われるように、企業や個人を取り巻く環境は急速に変化しており、コロナ禍を経てさらなる変革が求められています。人事に関する問題は、問題が発生してから対処という対応の企業が少なくありませんでしたが、これからは中長期的な戦略を立て、攻めの人事に注力することが強い会社の条件となることが考えられます。

金沢市には100年以上続く老舗企業が243社と多く存在しますが、経営者の世代交代や消費者ニーズの変化等により、 伝統を守りながら時代に即して会社を変革していくという必要に迫られています。

こうした企業にヒアリングを行うと「現場の作業員は確保できても幹部候補人材の確保が難しい」といった人材獲得の課題や「社外との交流機会の設計ができていない」といった若手育成の課題、自社にないノウハウを共同で学ぶ機会の欠如など、人材や組織に対して取り組みたいことはあるものの目先の業務に追われる中で個社で実行にうつすことが難しいという実情がありました。

戦略人事の会の活動
「金沢戦略人事の会」は、スポット開催ではなく半年という期間を通して、月に一度のペースで全6回の定期ミーティングを開催し、最終的に経営戦略と連動した人材戦略を策定・共同実施を行うための検討を重ねます。

「大きく描き、小さく行動する」をコンセプトに掲げ、組織と組織で働く人たちの理想の姿を描くところから、理想の姿に近づくための第一歩となる人材戦略を共同実施するところまでを2023年度中の目標として活動しています。

2023年度プログラムには、金沢の主幹産業の1つである食文化を担う、金沢市に拠点を持つ企業の経営者、跡継ぎ又は跡継ぎ候補を対象として、株式会社丸八製茶場、株式会社四十萬谷本舗、株式会社森八、大畑食品株式会社に参画いただきました。
【活動内容】
まずは戦略人事の考え方を学び、自社の組織・人事課題を明確にするためのワークショップを開催しました。参画企業からは「従業員と面談する機会を今月中に作ろうと思いました!」「漠然とした課題に取り組むのではなく、一つひとつの問題点を洗い出して分けて考えることで、取り掛かりやすいと感じました」といった感想をいただきました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64448/6/64448-6-0d0b7c27f9cf925ffaa1b284af987482-1620x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ワークシートを用いて洗い出した自社の課題を人事機能の要素ごとに整理しました
戦略人事について学んだ次は、プログラムのコンセプトに沿って「大きく描く」ところから取り組みました。「あなたの組織は将来どんな景色をみたいですか?」「あなたの組織は何のために存在していますか?」などの問いを通じて会社のパーパス、経営理念、ミッションビジョンバリュー等の組織の理想の状態を描きました。また、理想の状態に近づくために人事として大切にしていきたい人事ポリシーを検討する中で、「自社に戻って、役職者に『どうしていくべきか』という問いかけを投げたい」「社員面談を控えているので、可能性を楽しみたい」なども声も挙がっていました。
その後は、理想の状態から逆算して3-5年の経営目標、達成するための経営戦略を立て、その経営戦略と連動した人材戦略を各社で考えました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64448/6/64448-6-b176536ce57db8096ae9b8a00851d81e-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]定期ミーティングは、実務からは一旦離れて、集中して大切なことを考えることができる時間という声も。

参画企業各社で人材戦略を策定した後は、本プログラムの目的の一つでもある人材戦略の共同実施に向けて取り組みました。まずは各社の人材戦略アイデアを緊急度と重要度で分類することで、個社でできること・共同だからこそできることについて考えてもらいました。そうして絞り込んだ共同テーマは「働きたいと思ってもらうための会社の魅せ方」に決まりました。

テーマに該当するアイデアの中から、戦略人事的インパクトと着手しやすさの両視点から始めの共同施策として「工場見学会・社員インタビュー会」が選ばれました。他社の業務の進め方や考え方、働き方について知り比較することで、自社の良い点や課題について気づくこと、そして同業の社員同士が知り合うことで、ノウハウや情報共有ができる繋がりをつくることが狙いです。「工場見学会・社員インタビュー会」は2024年2月中に実施予定です。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64448/6/64448-6-ac50646cd671eeacc189546ce86c1167-1620x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]それぞれの人材戦略アイデアを共有した上で、共同実施することでシナジーが生まれそうなテーマについて吟味しました。
共同実施する「工場見学会・社員インタビュー会」以降も、実施した効果について振り返り、次のアクションを検討する機会を設けています。

宣言書と展望
2024年1月22日、「金沢戦略人事の会」2023年度プログラムにおける第6回定期ミーティング時には、2023年度プログラム終了後も戦略人事を探究して、人材の採用・育成・定着に取り組むことを誓う「金沢戦略人事宣言」を締結しました。


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64448/6/64448-6-2f1bd2986e26fabbe414973dcdf2bc80-1268x1723.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64448/6/64448-6-1b410f35610ad31de9499320a4d6eeeb-1235x1748.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(金沢戦略人事宣言の内容)
私たちは、金沢の文化を担う人材がより魅力的な環境で働くことができるよう、複数社で肩を組み切磋琢磨します。戦略人事を探究し、人材の採用・育成・定着に取り組むことを誓います。

その実現に向けて以下の取り組みのいずれかを複数社共同で実施する。
- 会社見学会・企業間インタビュー
社員合同研修
- 企業合同説明会
- 催事イベントへの共同出展
- IT導入による業務効率化
- 人事評価制度等の勉強会

今後も、参画企業間で課題共有・意見交換ができる関係を築き、その他の人材戦略の実施についても進めていきます。

また活動の継続を通じて、戦略人事に着手する中小企業のためのモデル事業となり、金沢市内外に経営戦略と人材戦略の両輪で挑戦することで持続的な企業価値の向上に寄与することが広がることを目指します。

より包括的な宣言
「金沢の人事部」のサービス拡充に伴い、会員企業が業種を問わず複数社共同での人材戦略に興味を持っている場合には、人材の採用・育成・定着に関わる人材戦略の共同策定及び実施に向けた伴走支援も行っています。

企業間で協力し、地域の未来をつくる人材の採用・育成・定着に戦略的に取り組むことに賛同いただいた会員企業については、より包括的な宣言に署名いただく予定です。2024年2月に締結を予定しています。
参加・参画
「金沢の人事部」ならびに「金沢戦略人事の会」では、企業や行政機関などの積極的な参加・参画を歓迎しています。参加・参画についてや詳細についてのお問い合わせは、金沢の人事部公式HP・金沢の人事部、金沢戦略人事に関するnote記事をご参照いただくか、以下の連絡先までお気軽にお問い合わせください。


詳細については、金沢の人事部公式HPや金沢戦略人の会に関するnote記事を参照ください。また、参加・参画についてのお問い合わせは、公式HPのお問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。
運営会社
会社名:株式会社ガクトラボ
代表者:代表取締役 仁志出 憲聖
所在地:〒920-0852 石川県金沢市此花町5番6号ライフ金沢第1ビル 601A
設立:2015年11月10日(創業2011年)
HP:https://gakutolab.co.jp
公式note:https://note.com/gakutolab

〈関連URL〉
・金沢の人事部 公式HP
https://kanazawa-jinji.gakutolab.co.jp
・金沢の人事部、金沢戦略人事の会に関するnote記事
https://note.com/gakutolab/m/m6f0e0dfc0eda
・PR TIMES:「金沢の人事部」発足(2023/2/10)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000064448.html
・PR TIMES STORY:「金沢の人事部」誕生の裏側(2023/9/29)
https://prtimes.jp/story/detail/Gx04Z5tkkQx

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