NEC、米国コロンビア大学が主導するスマートシティのための米国国立科学財団エンジニアリングリサーチセンターに参加

2024年2月5日(月)12時46分 PR TIMES

スマートな街並みアプリケーションとエコシステム開発のためのイニシアティブに貢献

NECは、米国コロンビア大学が主導するスマートな街並みのための米国国立科学財団エンジニアリングリサーチセンター(National Science Foundation Engineering Research Center for Smart Streetscapes: 以下CS3)とメンバーシップ契約を締結しました。今後NECは、CS3の業界アドバイザリーボードメンバーとして、パイロットプロジェクト提案の評価支援や研究活動に対する提言を行うとともに、スタートアップアクセラレータープログラムにメンターとして参加します。

背景
近年、世界人口の半分以上が道路、歩道、公共スペースのような街並みで構成される都市部に住んでいます。このような人口密度の高い地域では、人々の生活、仕事、移動、インフラのメンテナンス方法も変わりつつあり、住みやすさ、安全性、平等性といった観点で多くの課題があります。そのような中、街並みでのリアルタイムで効果的なデータ収集・分析による課題解決が期待されています。

CS3とは
CS3は、コロンビア大学を中心に、フロリダ・アトランティック大学、ラトガース大学、セントラル・フロリダ大学、リーマン・カレッジがスマートな街並みアプリケーションを開発するために、米国連邦政府機関である国立科学財団より5年間で2,600万ドルの助成金を獲得し設立されました。

CS3はリアルタイムなハイパーローカル・センシングに基づいて開発されており、地域コミュニティが直面している課題の解決に役立つスマートシティアプリケーションとエコシステムの開発に従事しています。

Center for Smart Streetscapes (cs3-erc.org): https://cs3-erc.org/

NECの貢献領域
NECは、欧州、インド、米国など、スマートシティ分野でグローバルに事業を展開しており、国内では60を超える自治体と協業しながら、ローカル5GやC-V2X技術を活用したインフラ協調型モビリティソリューション、電源・バックホール回線の用意が難しい災害現場や山間部向けに、ローカル5Gネットワークを迅速かつ一時的に構築するソリューションを推進しています。さらに、気候変動対策の適応(Adaptation)の分野では、防災・減災ソリューションのための適応ファイナンスのコンセプトを推進しています。

主な活動
NECは、CS3の業界アドバイザリーボードメンバーとして以下の活動を推進します。
1) 産業界の立場で、政府関係者やCS3コミュニティとの活動に参加し、ニューヨーク州、ニュージャージー州、フロリダ州に設置されたテストベッドでのパイロットプロジェクト提案の評価を支援します。
2) CS3リーダーチームによる研究活動に対して提言を行います。
3) スマートシティ領域におけるCS3スタートアップアクセラレータープログラムにメンターとして参加し、地域コミュニティとのコミュニケーションを通じ、アントレプレナー候補チームと共に新規事業開発に必要な顧客発見・顧客開発および技術検証を推進します。

NECは、世界最先端の研究開発拠点およびアクセラレータープログラムを有するCS3と連携し、今後も多様なステークホルダーとのコラボレーションとイノベーションを通じて、国内外のスマートシティ事業を加速し、スマートな街並みにおける社会課題解決に貢献してまいります。


<本件に関するお問合せ>
NECクロスインダストリー企画統括部
Email: info_g@cibu.jp.nec.com

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