ハイレゾがクラウドGPU事業の拡充に向け、第三者割当増資により7,000万円の資金調達を実施。累計調達額は28.5億円に。

2024年2月5日(月)16時16分 PR TIMES

国内最大級のGPU専用データセンターを運営し、クラウドサービス「GPUSOROBAN」を展開する株式会社ハイレゾ(本店:佐賀県東松浦郡玄海町、代表取締役:志倉喜幸、以下当社)は、既存株主である東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社、株式会社神宮館、株式会社シフラ、北陸電力株式会社、NOW株式会社、新生企業投資株式会社、東京理科大学ベンチャーファンドに加え、新たに株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング、九州電力株式会社、誠宏印刷株式会社を引受先とする第三者割当増資により、7,000万円の資金調達を実施しました。融資を含む累計での資金調達額は約28.5億円となります。

[画像: https://prtimes.jp/i/58027/62/resize/d58027-62-7c88ff2a6c8a565434b6-1.png ]

資金調達の目的


当社は、2019年より石川県志賀町で国内最大級のGPUデータセンターを運営しています。2023年10月に佐賀県玄海町と進出協定を結び、廃校となった旧有徳小の校舎にGPUデータセンターを開設し、2024年6月に運営を開始する予定です。

このたび、既存株主である東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社、株式会社神宮館、株式会社シフラ、北陸電力株式会社、NOW株式会社、新生企業投資株式会社、東京理科大学ベンチャーファンドに加え、新たに株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング、九州電力株式会社、誠宏印刷株式会社を迎え入れ、7,000万円を調達いたしました。

GPU事業のさらなる拡充に向けた人材の採用強化や、生成AI向けに高性能な計算力を提供するデータセンター運営設備の投資を積極的に行ってまいります。

新たな引受先からのコメント


■株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング 代表取締役 富永 金吾氏
弊社は地域に根差した地域金融機関を母体に持つベンチャーキャピタルであり、今般のハイレゾ社の玄海町での廃校を活用したデータセンターの新設は地元として応援しております。
AI・IoT活用社会の更なる進展が予測される中で、同社のGPUサービスは時流に適ったものであるとともに、同施設をハブとした地域での産業連携及び地域振興に寄与するものと確信しております。
又、データセンター事業が生業として抱える課題である「温室効果ガスの排出についての独自手法による環境負荷低減への取組み」も評価するところであります。
国内GPUインフラの構築を牽引し、演算力の提供によるAI・ディープラーニングの社会実装を後押しする役割を果たすとともに、企業としてのこれからの成長にも期待しております。

■九州電力株式会社 執行役員 立地コミュニケーション本部長 平峯 克郎氏
ハイレゾ社が主力とするGPU事業は、近年VR技術や人工知能の発展により、その高い演算能力を活かして利用領域が広がっており、高い成長が見込まれております。
ハイレゾ社は廃校を活用したデータセンターの開設に加え、インキュベーションセンターの併設等による地域課題解決に向けた取組みも検討されております。
ハイレゾ社の取組みは「九電グループ経営ビジョン2030」の基本スタンス「持続可能な社会の実現」とも合致しており、弊社といたしましても、地域における課題解決に繋がることを期待しております。

■誠宏印刷株式会社 代表取締役 大久保 賀尉氏
弊社は小ロットから多ページ大部数まで書籍やコミックスを得意とした創業70年を超える印刷会社です。
志倉社長の掲げられる理念に深く共感し、ハイレゾ社がGPU事業立ち上げ当初は弊社の工場の一角を使用しており、当時よりできる限りの応援をさせていただいておりました。
現在、印刷業界でもAIの導入が進んでおり、ハイレゾ社とのシナジー効果にも期待しております。

■GPUSOROBANについて
「GPUSOROBAN」は、画像生成AIやLLM(大規模言語モデル)等の膨大な計算処理を高速化するGPUクラウドサービスです。データセンターの建設コストや運転コストを抑えることで、NVIDIA A100(*)をはじめとする高性能GPUサーバーを低コストで提供しています。予算計画が立てやすい月額定額プランも用意しており、国内企業や学術研究機関が使いやすいサービス設計となっております。
*NVIDIA A100 TensorコアGPU

■株式会社ハイレゾについて
ハイレゾは、日本最大級のGPU専用データセンターを石川県志賀町で運営し、IaaSにてクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供しています。
2019年に開設した第1データセンターは、エアコンを使用しないことで空調電力を90%削減し、電力使用効率を示すPUEは国内最高水準の1.1未満です。2022年8月には第2データセンターを開設し、「違い棚屋根方式」の段差を用いた屋根によって廃熱効率を高めることで、消費電力や温室効果ガス排出量を抑制しています。
2022年5月 NVIDIAパートナープログラム最上位レベル「Elite Partner」に認定
2022年6月 NVIDIA「Best CSP Partner of the Year」受賞

※PUE:Power Usage Effectiveness、データセンター全体の消費電力をサーバーなどのICT機器の消費電力で割った数値。1.0に近いほど効率的。国内主要データセンターのPUE平均は1.4。

■会社概要
企業名  株式会社ハイレゾ
本店   佐賀県東松浦郡玄海町諸浦106-1
東京本社 東京都新宿区市ヶ谷田町3-24-1
代表者  代表取締役 志倉 喜幸
事業内容 GPU専用データセンターの運営、GPUクラウドサービスGPUSOROBANの提供、広告事業
コーポレートサイト:https://highreso.jp/
GPUSOROBAN: https://soroban.highreso.jp/

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