射出成形から3Dプリンティングに移行し、金型製造を4週間から14時間に短縮

2024年2月7日(水)15時46分 PR TIMES

アルミ金型に匹敵する機能性を持った射出成形用金型を3Dプリンターで製造

株式会社3D Printing Corporation(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:デヴォア・アレキサンダー、以下「3DPC」)が取り扱っている、Photocentric社(本社:イギリス、代表取締役CEO:Paul Anfinson)の光造形方式3Dプリンター「LC Magna」で、アルミ金型に匹敵する射出成型用金型の製造に成功しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32276/34/32276-34-10d1d7993e54b3a1a42ddc432698378f-1920x895.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
イタリアの靴メーカーのGrisport社は、射出成形の技術を使用して靴に必要なアルミ金型を製作していましたが、より早く新製品を市場に流通させたいという課題を抱えていました。
そこで、Photocentric社の光造形方式(LCD)3Dプリンター「LC Magna」を導入し、同社の新材料「HighTemp DL401」を採用した金型を製造することで、流通の迅速化に加えて、コストの削減を実現しました。また限定版やカスタム製品の生産も可能にしています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32276/34/32276-34-3a8af3d8020a494a258c9690cfa1da1d-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]3Dプリンティング用の金型の設計から、射出成型機、最終製品にいたるまでの様子
Grisport社の研究開発責任者、Giovanni Grigolatoによるコメント
「3Dプリンティング技術は、私たちの靴などの製品や新モデルを市場に送り出す方法を、大きく変えました。これまで、射出成型で金型を製作していた際、設計から最終製品になるまでに約4か月かかっていましたが、LC Magnaで金型を3Dプリントした場合、約1か月半ほどで最終製品が完成します。今回、靴の金型に使用したPhotocentricの新しい材料「HighTemp DL401」は、PUの射出に必要な高温に到達し、安定した温度を維持できるため、金型の製造に非常に優れています。3Dプリンターを使用して社内で金型を製造することは、私たちにとって革命的です。」

さらに、金型製造におけるランニングコストは、従来の約80万円から約4万円まで大幅に削減。高性能の高温プラスチックを使用して造形された、射出成形用金型はアルミ金型の性能に匹敵し、低コストで迅速な大量生産を可能にしました。

Grisport社の3Dプリンティングで造形する金型の設計は、これまでの設計と同様のものでした。つまり、今回の靴の金型製造で、従来の設計のまま3Dプリンティング技術に置き換えることで、リードタイムを短縮し、ランニングコストの削減が可能であることを実証しました。LC Magna と HighTemp DL401は、靴の金型を発端に、射出成形用金型の製造方法に大きな変化をもたらすと期待されています。

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=aaH8ZJlrNWY ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32276/34/32276-34-0665f0f1eb21fb51eb614d7f1510425e-932x500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]新材料「HighTemp DL401」
HighTemp DL401は、3Dプリンティング用に特別に開発されており、高い剛性と延性を兼ね備えた、高温にも耐える金型用途向けの硬質樹脂です。さらに、高温流体やガスマニホールド 、耐熱ハウジング、治具などの製造にも最適。



[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32276/34/32276-34-1840ad58067019427ab84b81c790e930-3900x3799.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]LC Magna
LC Magnaは、小型から大型サイズの部品や製品、最終部品を高精度に造形します。1時間あたり、最大で高さ16 mmの造形を可能にするほど造形速度が速く、試作・大量生産・最終部品の製造に最適な3Dプリンターです。




https://forms.monday.com/forms/23090041ec06f1c2276c266b455bd7de?r=use1
mailto:%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%B5%8C%E7%94%B1%EF%BC%9Ainfo@3dpc.co.jp
製品ページ:https://www.3dpc.co.jp/products/photocentric
設計・開発から製造、後加工、品質評価まで一貫したサービスを提供
3DPCは、デジタルで製造業のサプライチェーンを変えていくことを目標に、世界最先端の3Dプリンターを用いて、お客様の製品の設計・開発から、製造・後加工・品質評価まで一貫したサービスを提供しています。設立から培ってきた豊富な経験と3Dプリント技術で、部品や製品の高付加価値化、納期の短縮、コスト削減などに貢献。また各所に適した機器のご提案、導入から運用に必要なサポートといった専門的かつ包括的なサービスも行っています。私たちは、誰もがいつどこにいても必要なものをすぐに製造できる未来を目指しています。
https://www.3dpc.co.jp/madehere

\工場見学開催中/ デモ機による実演も行ってます!
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32276/34/32276-34-8ddb8f2165fb8fb4b0af3c28143766b4-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]3Dプリンターやフィラメント製造機、表面処理装置、造形品などを見て触ることができる工場見学を開催しております。
ご興味のある方は是非お申込みください。



https://www.3dpc.co.jp/factory-tour

会社概要


会社名:株式会社3D Printing Corporation
本社所在地:神奈川県横浜市鶴見区小野町75-1 LVP1-101
代表者:代表取締役 デヴォア アレキサンダー
設立:2016年2月
mailto:E-mail%EF%BC%9Ainfo@3dpc.co.jp
TEL:0120-987-742
会社HP:https://www.3dpc.co.jp/
オンラインストア:https://dddjapan.com/

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