元プロ野球選手の斎藤佑樹さんと共同プロデュース。スポーツを愛する家族のための住宅設計開発ストーリー

2024年2月13日(火)11時10分 PR TIMES STORY

ウィザースホームの「スポーツと暮らす家」は、ウィザースホームと、元プロ野球選手であり、イノベーティブ・パートナーの斎藤佑樹さんと共同で開発した住まいです。いわばスポーツのプロと家づくりのプロによるコラボレーションによって誕生しました。スポーツのある暮らしというと、スポーツを「する」人が主体になるように思われがちですが、文部科学省が策定した「スポーツ基本計画」では、スポーツを「する」人だけでなく、「みる」人や「支える」人も重視しています。そこで「スポーツと暮らす家」においても「する」「みる」「支える」の3つをキーワードに設定し、すべてを満たすという今までにないコンセプトで開発を実施。こうしてスポーツの楽しさ、素晴らしさを日々感じながら、心地よく暮らせる住まいが完成しました。

しかし、斬新なコンセプトに加え、スポーツのプロと家づくりのプロという専門の異なる両者が共同で開発を行い、完成に至るまでには、さまざまな努力や苦労があったことも事実です。そうした背景や特徴について、プロジェクトに関わった商品開発課の向後と橋の2人に話を聞きました。

(写真:左から、ウィザースホームの商品開発課/橋、同課課長/向後)

─スポーツのプロが考える理想のイメージを、住宅という形に落とし込む難しさ

向後:斎藤さんも、我々も、それぞれプロとしての想いや考えを出し合いながら形にしていきました。でも、お互いの分野は専門外のことですから、コンセンサスを得るのが難しいこともあります。そこで、斎藤さんからヒアリングをしたあと、単にこちらからプランを提案するだけでなく、我々二人が個別に図面を描き、それぞれがプレゼンをする形を取ることにしました。

橋:斎藤さんは忙しい方なので、何回も打ち合わせを重ねることもできません。だから、要素をなるべくたくさん出して、そこから絞り込む、という工程を踏む必要があると思ったんです。でも、最初、向後さんがその話を出した時、「えーっ!」って思いましたよ。だって私が、課長の向後さんと対等な立場でプレゼンをするなんて…。半端なものはつくれないとすごくプレッシャーだったんですよ。

向後:同じ話を聞いても、とらえ方が人によって異なることはよくあることです。斎藤さんの想いを聞いて、それをどう感じ、どんな形に落とし込むのか。いろいろな要素を投げかけるためには必要な工程でした。また、絵にして示すことで、斎藤さんも含めた我々3人で「これ、いいね!」という話が出て、その繰り返しで完成に近づけていくことができました。 

─「眠ることに集中したい」という斎藤さんの意見から生まれた新しい寝室のカタチ

橋:斎藤さんとは、会議室でのヒアリングだけでなく、モデルハウスを一緒に見学しながら、いろいろなお話を伺いました。例えば寝室では、スポーツをする人にとっての「眠り」の大切さの話になり、斎藤さんは「眠る」に集中できる空間にしたい、その空間に踏み入れた瞬間に眠るスイッチが入るような空間にしたいという想いをお持ちでした。

向後:そこでご提案したのが「NEGURA(ネグラ)」という空間です。一般的な子ども部屋だと、「眠る」以外にも、遊んだり勉強したりといろいろなことをする部屋として考えています。そのために、部屋はある程度の広さを持たせていますが、「NEGURA(ネグラ)」は、ベッドを中心に必要最小限の面積にとどめました。また、インテリアはシンプルにして、吸音材も設置して静かさも高めるなど、「眠る」ことに特化した空間にしています。 

【写真左】光が眠りの妨げにならないよう、窓の数を抑え、カーテン・ブラインドは遮光タイプに。壁には吸音材を採用し、静かな音環境も実現しています。

【写真右】より質の高い睡眠環境を整えるため、スポットライト型のナノイーX発生機を提案。清らかで健やかな空気環境を叶えることができます。

─食事を大切にするプロスポーツ選手のこだわりを反映したLDK

橋:斎藤さんの経験として、遊びも勉強も親に見守られている中で取り組めたので、安心して没頭や集中することができたというお話がありました。そこで、寝室をコンパクトにした分、LDKを広くし、家族のすぐそばで遊びや勉強をできるようにしています。もし将来、個室で勉強したいとなったら、「NEGURA(ネグラ)」にカウンターを設け、ベッドを椅子代わりにする使い方も可能です。

向後:キッチンでは、斎藤さんから「常に肉や魚などタンパク質を摂らなければいけないから、たっぷりストックできるようにしておきたい」といったプロスポーツ選手ならではの具体的なお話もありました。そこで2つ目の冷蔵庫や冷凍庫を置けるスペースも設けています。最近は共働きで、週末に食材を多く買い込むご家庭も多いので、そうした方にも重宝すると思います。

【写真左】大画面でスポーツ観戦できるリビング

【写真右】機能的な動線と冷蔵庫と冷凍庫が2つ置けるキッチン

─斎藤さんの幼少期に経験をヒントに、家にいながら自然に体力がアップする工夫も

橋:他にも、斎藤さんのご自宅がスリット階段で、幼い頃は階段の裏側から段板につかまって懸垂していたそうで、遊びながら自然に体が鍛えられる環境だったことも良かったというエピソードをお聞きしました。そこで、リビングの壁には、空間のオブジェのようなあしらいで雲梯を設けています。

向後:雲梯の一つ一つの設置位置にはすごく苦労しました。身長が1mぐらいのお子様を想定し、ここに足をかけたら次に手が届くところはどのあたりだろう、というのを一つ一つ寸法を出して検討しながら設置したんです。

橋:実は、ダイニングテーブルは折り畳み式で、広げると卓球できるようになっていて、そのために照明も工夫してあります。家じゅう細かい部分まで考えて、常に体を動かせるような工夫を入れてあるんですよ。

【写真左】2階のリビングから気軽に出入りできるソラなかバルコニー

【写真右】十分な広さを確保しているのでカラダを動かすスポーツゲームにも最適

家族全員を支える設計。 スポーツをする子どもとそれを支える家族のために

向後:「スポーツと暮らす家」は、斎藤さんのようなアスリートや彼らをサポートする住まいを想定して開発をスタートしました。でも、ある日、サッカーを習っている2人の息子を練習場に送りながら、「こうした子どもたちもスポーツを『する』人だし、その親御さんも『支える』人だ」と思ったんです。同じチームの親御さんたちも、家事や仕事が忙しい中での送迎や、練習後にはたくさんの洗濯物、試合の日には朝早くから弁当づくりや応援など、生活のほとんどをお子様のサポートに費やしています。こうしたご家族を想定すれば、きっと多くの方たちに共感してもらえる住まいが作れるのではないかと考えました。

橋:将来、プロ選手になりたいアスリート志向のお子様や、健康や体づくりのために運動するお子様など、スポーツに対する本気度が違っても、「支える」存在としてのご家族はどこでも大変です。ですから、それをサポートしてくれるプランニングや工夫があり、さらにお子様自身が自分のことは自分でやれるような習慣も育つような住まいだったら、家族みんなの幸せが増え、より豊かな暮らしを送れるようになるのではないか。そこで、こうしたご家庭のための住まいというのも、もう一つのテーマとして開発を進めました。

LDKと隣接するオープンプレイルーム。ヨガやストレッチなど普段から気軽に運動を楽しめるスペースです。

スポーツ家族の生活を快適にするガレージ。送迎、整理、雨天練習対応の工夫

向後:ガレージも「支える」ための空間の一つです。週末の子どものスポーツ活動だけでなく、塾や習い事など親が送迎する頻度はすごく多い。ガレージがあれば、玄関を出てすぐ、しかも雨の日でもストレスなく出入りできます。また、泥だらけのものを、家に持ち込む前に服や靴の泥を落とすといった前処理をする場所としても重宝します。スポーツを「する」という意味でも、雨の日でも素振をしたり体を動かしたりもできます。

雨に濡れて体を冷やすことなく車から乗り降りできるガレージ。雨天時はトレーニングスペースにもなる。

─洗う〜乾かす〜しまうを効率化。ユニフォームやたくさんの洗濯物も安心

橋:ランドリールームは、洗う、乾かす、しまうといった洗濯に関する一連の作業をここで完結できるような効率的な空間にしています。これはウィザースホームの「子育て世帯の暮らし」の要素を「スポーツと暮らす家」にもあてはめた設計で、お子様の洗濯物がどっさりと出ても、最短の移動距離で作業ができるし、夜間や雨の日でも洗濯ができます。斎藤さんにこの空間をご提案したところ、高校から親元を離れて、洋服やユニフォームの洗濯もご自身でされていたご経験をお持ちだったので、すごく共感してくださいました。

向後:親御さんのような「支える」人にとって利便性が高いことはもちろん、斎藤さんのように「する」人自身が洗濯する場合でもラクにこなすことができます。お子様が自分でできることが増え、自分のことは自分でやるという習慣が身に付くことにもつながる。そうしたお子様の成長や親御さんの家事負担の軽減、家族が互いに助け合うといった関係にもつながってくれたらと思って設計しました。

橋:他にも「支える」に関しての空間や工夫をいろいろと考えたのですが、そうしたウィザースホームの住まいづくりに関する考え方と、斎藤さんがプロスポーツ選手として活躍されていたときのこだわりが合致するところが多かったように感じます。

洗う〜乾かす〜しまうまでをセットにした1階のスマートランドリーとクローゼット。

─新しいコンセプトだけに、お客様に瞬時に伝え、共感してもらうための工夫も大切

橋:いくら良い住まいを開発できたとしても、それをお客様にわかってもらえなければ意味がありません。だから、それを考えることも私たちの大切な仕事です。カタログ等においては、一般的に図面や文章で説明しますが、「スポーツと暮らす家」は新しいコンセプトなので、一つ一つをかなり丁寧に説明しないと、その良さやユニークさをわかってもらえない。でも、説明が多かったり文字量を増やしたりしてしまうと、そもそも読む気すら起きなくなってしまう。そう悩んでいた時に思い付いたのが、ピクトグラムなんです。

向後:橋さんの提案を聞いて、「これだ!」と思いました。各空間をピクトグラムで表せば、くどくどしい説明がなくても、そこがスポーツと関連があることを感覚的に、瞬時に理解し、きっと興味を感じてもらえる。住宅モデルの説明は、何よりも最初のインパクトが大切です。そこで興味が起きれば、そのあとに細かな説明をしても聞いてもらえるし、より深い理解を得てもらえます。

橋:スポーツは「する」だけでなく「見る」「支える」も大切な要素ですから、私としては、スポーツ番組を視聴することも、栄養を摂ることも、ユニフォームを洗濯することも、シャワーを浴びることも、体を休息させることも、練習場に送迎することも、すべてスポーツだと思うんです。それらをピクトグラムで表現すれば、「家事や生活行動もスポーツだ」という想いも伝わると思いました。

向後:新しいコンセプトの住宅は、お客様だけでなく、社内の営業担当者にも正しく理解してもらうことが重要です。そうでないと、お客様に伝わらないですからね。実は、かつて開発した住まいのコンセプトが営業担当者にうまく伝わらなかったことがあったので、今では社内にもしっかり理解してもらえるよう努力しています。営業担当者が理解し、興味を持ち、惚れ込めば、その想いや価値は必ずお客様に届きます。逆に興味を感じないものは説明にも熱が入りにくいと思うんです。

橋:私たちが住宅モデルの開発をしているのは、お客様に素敵な暮らしや、幸せな時間を過ごしていただくことが目的です。でも、建ててもらえなければその目的を実現できませんし、建ててもらうには、その住宅モデルを「良い」と感じてもらう必要があります。そのためには、住宅モデルの開発だけでなく、その伝え方や表現方法にもすごく気を配っています。

向後:「スポーツと暮らす家」も、ぜひその良さを知ってもらい、多くの人にスポーツのある暮らしの楽しさ、素晴らしさ、心地よさを感じながら暮らしてもらえたらと思います。また、スポーツは、楽しさや健康増進だけでなく、SDGsの目標達成においても大きく貢献するといわれています。「スポーツと暮らす家」を通じて、住む方々の幸せはもちろん、よりよい社会の実現につながってくれたらと願っています。

 

 

■ウィザースホームについて                                      

ウィザースホームは、1970年に千葉県君津市で創業し、2×4・2×6 工法による住まいを手掛け、45年余りとなる新昭和グループの注文住宅ブランドです。「With Earth〜地球とともに〜」がブランド名の由来で、「人をつくり、家をつくり、あるべき地球の未来をつくる」をミッションに、人だけでなく地球環境にもやさしい住まいづくりを推進。ブランド発足20周年を迎えた2021年1月には「いい家を、つくろう。」をスローガンに掲げ、地域に根差した活動を行っています。また、国連が提唱するSDGsに賛同し、6つの「サスティナブル宣言」を発表。さらに2023年には、地球環境と人にやさしい住まいの普及の推進を図るため「With Earth宣言」を表明。ひとと、まちと、ほしに寄り添う事業を展開していきます。

■関連リンク

【スポーツと暮らす家商品ページ】https://with-e-home.com/lineup/sports

【ウィザースホーム公式HP】 https://with-e-home.com


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