大学院生に特化した自己分析ツール『アカリク診断』利用者20,000人突破!

2024年3月6日(水)11時47分 PR TIMES

診断開始から1年弱で、20,000人のキャリア形成をサポート

技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を15年以上にわたって続けている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田諒、以下 アカリク)は、2023年4月13日にローンチした「アカリク診断」の利用者が20,000人を突破したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17667/188/17667-188-1115eda46480a7aa134165fbb7629b0d-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アカリク診断とは

アカリク診断は、研究に取り組む大学院生のための自己分析ツールです。
直感で60問の質問にご回答いただくだけで、環境適合力、計画遂行力、探究分析力などを分析。「アカデミックキャリア」「ビジネスキャリア」「ライフキャリア」のカテゴリに分け、近い環境におかれた人達とご自身の点数を比較できます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17667/188/17667-188-91847dd75f95e0db56a20912bbed9447-973x1350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
この度、ローンチから1年弱でアカリク診断の利用者数が20,000人を突破し、多くの皆様に浸透してきていることを非常にうれしく思います。
今後もよりユーザーの方に寄り添いアップデートを続けることで、大学院生の皆様のキャリア形成をサポートしてまいります。
アカリク診断:https://acaric.jp/cc/sNFm8vk7h6TbI7m9j3qzj1ZaqyhNfS
アカリク診断の開発ストーリーはこちらの記事をご覧ください。https://prtimes.jp/story/detail/ErQ7OaiqNJB

利用者の属性と回答の傾向

【大学別利用者属性】
利用者数の多い大学は以下の通りです。旧帝大をはじめとした全国各地の大学院生の方から多くご利用いただいております。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/17667/table/188_1_0339db228935816c1035dfab5a98fbfd.jpg ]
【就学状況別利用者属性】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17667/188/17667-188-3a027b35f52e357adeda8e64bb8d4c0b-600x371.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アカリク診断の利用者は50.4%が修士課程在籍中、17.5%が博士課程在籍中となっており、利用者の約7割が大学院生の方となります。

また、就学状況によって回答の傾向には差が見られます。

【就学状況別得点平均】
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17667/188/17667-188-f1dbed491ff19502eb8ff103564cb839-797x371.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【アカデミックキャリア平均得点】
■探究分析力
 学部:68.8、修士:76.5、博士:81.0、ポスドク:82.0
■計画遂行力
 学部:55.7、修士:65.1、博士:75.0、ポスドク:86.4
【ビジネスキャリア平均得点】
■成長行動力
 学部:66.4、修士:68.9、博士:72.9、ポスドク:78.8
■環境適合力
 学部:69.0、修士:71.7、博士:74.0、ポスドク:75.2
【ライフキャリア平均得点】
■持続生活力
 学部:71.8、修士:75.6、博士:78.0、ポスドク:86.4
■人生構築力
 学部:76.1、修士:78.5、博士:79.2、ポスドク:80.4
就学状況別(学部・修士・博士・ポスドク)に得点平均を見ると、アカデミックキャリアは進学に伴い高まっていく傾向にあることがわかります。計画遂行に関しては大幅に高まっています。
ビジネスキャリアは修士から博士に進むにつれて高まる傾向にあります。
また、ライフキャリアはポスドクが最も得点平均が高く、キャリアが進むにつれアカデミック(研究や学業)以外の面にも影響があると考えられます。

監修|法政大学キャリアデザイン学部教授 田中研之輔 氏からのコメント

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17667/188/17667-188-82ea50fbdcb69ff276c4146c8b24b83c-368x440.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]アカリク診断が2万人を超えました。これまで一人ひとりのキャリアコンディションについては、個別具体的であり、多様であると捉えられてきました。そうであるが故に、全体的な特徴や学びのステージにおけるキャリア状態などは、「オブラート」に包まれていました。アカリク診断によって、大きな示唆をわれわれは確認することができます。例えば、計画遂行能力は、学部生(55.7)→修士(65.1)→博士(75.0)→ポスドク(86.4)と顕著に向上していきます。ビジネスパーソンにおいて必須の計画遂行能力が、アカデミック・キャリア形成期において開発されていると捉えることができます。大学院までのキャリア形成が、ビジネスシーンでも決して無駄にならないことも推察しうるのです。
 ライフキャリアの視点で興味深いのは、持続生活の項目です。博士(78.0)→ポスドク(86.4)への向上しています。博士課程からポスドクへのキャリアシフトの中で、より自覚的・自律的に持続的生活を送る中で、研究を位置付けたり、生活を意味付け直している、ことが伺えるのです。
 キャリア形成に悩むのではなく、状態を可視化して、具体的な対応を見つけ出し、それぞれのアカデミック・キャリアの資本を最大化していくことができます。アカリク診断は大学院生のキャリア形成を伴走していきます。今後は、経年比較などにも取り組むことで、本人のキャリア変化とアカデミック・ステージが相互に与え合う影響についても分析を進めていきます。
 また、アカリク診断の定量的分析とあわせて、より個別のキャリアコンディションに寄り添うべく、インタビューなどの定性的分析も実施していくことで大学院生のキャリア形成の内実の可視化に取り組んでいければと考えています。



<プロフィール>
田中 研之輔
法政大学キャリアデザイン学部 教授
一般社団法人プロティアンキャリア協会 代表理事
株式会社キャリアナレッジ 代表取締役社長
UC. Berkeley元客員研究員 University of Melbourne元客員研究員 日本学術振興会特別研究員SPD 東京大学 /博士:社会学。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。専門はキャリア論、組織論。社外取締役・社外顧問を35社歴任。個人投資家。著書32冊。『辞める研修 辞めない研修』『先生は教えてくれない就活のトリセツ』『ルポ不法移民』『丼家の経営』『都市に刻む軌跡』『走らないトヨタ』、訳書に『ボディ&ソウル』『ストリートのコード』など。ソフトバンクアカデミア外部一期生。専門社会調査士。『プロティアン』、『ビジトレ』、『プロティアン教育』『新しいキャリアの見つけ方』、新刊『今すぐ転職を考えてない人のためのキャリア戦略』、最新刊『Career Workout』 、『人的資本の活かしかた』日経ビジネス 日経STYLE他メディア多数連載 プログラム開発・新規事業開発を得意とする。

アカリクについて

アカリクは「知恵の流通の最適化」というコーポレートミッションのもと、大学院生や研究者の方々のキャリア支援を行っています。高度研究機関である大学院・その他研究機関において日々産み出される「知恵」を広く社会・産業界につなぐことで価値を創出し、「知恵の流通」の最適化に貢献していくことを目指しています。研究に関わる事業を多方面で展開することで、日本の研究レベルが上がり、大学院生のキャリア選択肢が増え、さらには研究者を目指す人が増えることで優秀な研究者が増え、世の中の企業活動が活発化し、ユニークなサービスがたくさん産み出されていく…そんな世界のプラットフォームになることを目指しています。
会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/)
創業 :2006年11月
代表者:代表取締役 山田諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :理系大学生・大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリク」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など。

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