IPA「情報セキュリティ10大脅威 2025」の選考会委員に当社社員が選出、サイバー攻撃対策で「ゼロトラスト事業」急成長、商談数7倍へ
2025年3月11日(火)11時16分 PR TIMES
株式会社エーピーコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:内田武志、以下「当社」)は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構 ※)の「情報セキュリティ10大脅威 2025」選考会委員に、当社iTOC事業部 BzD部 0-WANの山根康裕・田中潤子・小澤志織の3名が選出されたことをお知らせします。当社は2023年から選出されており、3年連続で委員を輩出しています。
【IPA「情報セキュリティ10大脅威 2025」:https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2025.html】
また、選考会委員3名が所属する当社のゼロトラスト事業「0-WAN(ゼロワン)」は、サイバー空間の脅威増大やリモートワークの普及などによるゼロトラストの重要性の高まりを受けスタートした事業ですが、近年複雑化するサイバー攻撃への対応に課題を抱える企業からの相談が増え、商談数が約7倍に増加しています。さらに、一次請けとして依頼いただくプライム案件が過半数を占めており、株式会社エイチ・アイ・エスをはじめとする上場企業を中心に多数の支援実績に至っています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2508/36/2508-36-4f7d6a9c0f26c294e20cd9e6b1d76832-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※:独立行政法人情報処理推進機構の略称で、日本のIT国家戦略を技術面・人材面から支えるために設立された、経済産業省管轄の独立行政法人です。
◆「情報セキュリティ10大脅威 2025」について
「情報セキュリティ10大脅威 2025」は、2024年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける事案から、IPAが脅威候補を選出し、情報セキュリティ分野の研究者、企業の実務担当者など約200名のメンバーからなる「10大脅威選考会」が脅威候補に対して審議・投票を行い、決定したものです。
本レポートは、組織編・個人編に分けて公開され、IPAのWebサイトよりダウンロードが可能です。
組織版 は 2025年2月28日 公開:https://www.ipa.go.jp/security/10threats/eid2eo0000005231-att/kaisetsu_2025_soshiki.pdf
個人版 は 2025年5月末 に公開予定
解説書は90ページを超える内容でありながら、直近3年ではPDF版で年間10万件を超えるダウンロードがあり、多くの人に活用されています。また、2025年の解説書は、AIなどの活用でより読みやすい内容となりました。
◆当社選考会委員の専門性
選考会委員に選出された当社のエンジニアは、幅広い分野で豊富な実績を有し、業界を牽引するリーダーとして活躍しています。
- iTOC事業部 BzD部 0-WAN エンジニアリングマネージャー 山根 康裕インターネット基盤技術の専門家インターネットの基礎技術のカンファレンス「Internet Week」などの登壇ゼロトラスト事業を立ち上げ、市場をリード
- iTOC事業部 BzD部 0-WAN シニアプロフェッショナル 田中 潤子Try Hack Meのセキュリティスコアで上位1%を記録大手企業のセキュリティインシデントをゼロに抑えた実績
- iTOC事業部 BzD部 0-WAN セクションリーダー 小澤 志織データセンター基盤開発の経験を活かしゼロトラストを推進生成AI活用とセキュリティの融合を提唱し、満席講演を多数実施
◆「0-WAN(ゼロワン)」について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2508/36/2508-36-0c609733e83c85454347903e26aa3a2c-1280x417.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
選考会委員の3名が所属する「0-WAN」は、iTOC事業部 BzD部が掲げる3つのゼロ(ゼロトラスト・ゼロタッチプロビジョニング・ゼロタッチオペレーション)の1つとなる、ゼロトラスト事業を担うプロジェクトです。
従来の境界防衛型ネットワークからゼロトラストモデルへの刷新を検討している企業の、企画・構想・立案〜運用まで全工程をサポートしています。また、常駐支援サービスを提供している別部門とも連携することで、導入だけでなく継続的なアフターサポートや内製化の支援まで幅広く対応しています。
ー 0-WANについて:https://www.ap-com.co.jp/0-wan/
サポート範囲
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2508/36/2508-36-a1b6a9347e31ef8f8be5a6be738dc59e-1440x567.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
導入事例 ー 株式会社エイチ・アイ・エス【日本+海外29拠点の端末8000台へ〜「CrowdStrike Falconプラットフォーム」を導入、EDR・NGAV(次世代型アンチウイルス)を含めた抜本的なセキュリティ対策の強化を実現】
- サイバー攻撃に対する検知率の向上により、セキュリティ面が大幅に強化
- 検知から過去に遡る追跡が可能に、状況の把握と原因の追求が容易に
- エーピーコミュニケーションズのサポートのもと攻撃を分析、プロアクティブな対応につなげる
【詳細ページ:https://www.ap-com.co.jp/case/his】
◆0-WANの成長と市場の拡大
当社のゼロトラスト事業「0-WAN」は、Zscaler、CrowdStrike、Oktaとパートナー契約を締結し、案件実績を着実に積み上げています。2024年9月にはZSCALER TOP ENGINEER AWARDを受賞しました。(関連プレスリリース:https://www.ap-com.co.jp/pressrelease/post-11126)
事業創設1年目の2022年は、イベントでの登壇や展示会への出展や技術ブログへの投稿を通じたナレッジの開示、メーカーやディストリビューターとの関係強化を積極的に進め事業基盤を築き上げました。こうしたチームの活動が影響し、事業開始当時と比較すると、商談数は約7倍に増加しました。また、そのうち過半数が一次請けとして依頼いただくプライム案件を占めており、上場企業にも多数の支援を行っています。
【当社技術ブログのセキュリティに関する記事一覧:https://techblog.ap-com.co.jp/search?q=0-WAN】
◆ゼロトラストセキュリティとは
ゼロトラストセキュリティとは、従来の境界防御型のネットワークモデルを刷新し、すべてのアクセスを「信頼しない」ことを前提に、都度認証・検証を行うセキュリティモデルです。近年、企業のIT基盤がクラウド化し、SaaSやIaaSの利用が急増する中、ネットワーク境界だけではセキュリティを担保できないため、ゼロトラストの導入が進んでいます。
◆市場背景
ゼロトラスト市場は急成長を遂げており、企業の30%以上がゼロトラストへの取り組みを進めていると報告されています。しかし、「部分的に導入済み」や「未導入」の企業も依然として多く、市場規模としては50〜70%の成長余地が残されています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2508/36/2508-36-ee53f99f0d03dd230c381cd13caa9a1d-849x340.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]出典: 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会『企業IT動向調査報告書 2024』 P131(図表5-5-1 評価項目別 ゼロトラストの取組み状況 )https://juas.or.jp/cms/media/2025/01/JUAS_IT2024.pdf
また、ランサムウェア攻撃の増加、リモートワークの普及、クラウドサービスの進展に伴い、従来の境界防御型セキュリティが限界に達していることが指摘されています。このような背景のもと、ゼロトラストは単なる技術ではなく、企業のセキュリティ戦略として不可欠な概念となっています。
◆今後の展望
SaaSやIaaSの普及、そして働き方の変化により、ネットワーク環境は複雑化しています。従来のオンプレミス製品を組み合わせた設計・構築の考え方だけでは、セキュリティの脅威から、データや資産を守ることが難しくなっています。
ゼロトラストセキュリティは単なる製品や機能ではなく、あくまで概念です。そのため、特定のツールを導入するだけで実現できるものではありません。0-WANは、今後も顧客のネットワーク環境をサイバー攻撃やランサムウェアなどの脅威から守るため、ゼロトラストセキュリティの概念を具現化し、ネットワークセキュリティエンジニアとしての価値を提供していきます。
また、ニーズの高まりと商談数の増加を背景に、ゼロトラスト事業の体制を一層強化すべく、さらなる人員拡充も予定しています。
◆IPA「情報セキュリティ10大脅威」エーピーコミュニケーションズ選考会委員のプロフィール
iTOC事業部 BzD部 0-WAN エンジニアリングマネージャ 山根 康裕(やまね やすひろ)
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2508/36/2508-36-60839d491c0476f5bb1b4da64759aa41-1308x1308.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]2021年9月にエーピーコミュニケーションズに入社。ゼロトラストの概念に惹かれ、社内ベンチャーにてゼロトラスト分野を専門に取り扱うセキュリティ事業を立ち上げる。大手ISP企業で培った知識と経験を活かし、インターネットの基礎技術のカンファレンスイベント「Internet Week」での登壇や、各種セキュリティセミナーでの登壇活動やセキュリティ啓蒙活動など、ビジネス以外の分野においても幅広く活動中。
iTOC事業部 BzD部 0-WAN シニアプロフェッショナル 田中 潤子(たなか じゅんこ)
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2508/36/2508-36-8abc861d40a3b799bacff6dd7175332a-1512x1512.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]2023年5月にエーピーコミュニケーションズ入社。セキュリティエンジニアとしてSOCでセキュリティインシデントの解析などを担当。専業主婦から10年以上のブランクでの復帰だが、スキルレベルはTry Hack Me(テスト環境をベースにハッキングのシナリオに沿ってサイバーセキュリティのトレーニングが実践できるサイト:https://tryhackme.com/p/juntacat)では上位1%に入るほど。これまで半年に一度のペースでセキュリティインシデントが発生していたという新規の顧客を担当し、その発生をゼロに抑え込むことに成功した経験を持つ。
iTOC事業部 BzD部 0-WAN セクションリーダー 小澤 志織(おざわ しおり)
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2508/36/2508-36-767d167db4ff90fc8dfae8c4f9ff2cbe-2657x2657.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ISP企業でのデータセンター基盤開発業務を経て、2023年10月にゼロトラスト事業のゼネラリストとしてエーピーコミュニケーションズに入社。現在はゼロトラスト事業のセクションリーダーとしてエンジニアリングからマーケティングまで幅広く担当。
社内にて生成AI活用推進チームのリーダーも務めており、生成AIの活用を前提としたセキュリティ対策の必要性などを訴え「Security Days Fall 2024 Tokyo」では講演が満席になるなど好評をいただいている。
株式会社エーピーコミュニケーションズ 会社概要
株式会社エーピーコミュニケーションズは、ITインフラのプロフェッショナルとして、ITインフラの自動化や生成AI・データAI基盤の導入・運用支援、ネットワークやクラウドのセキュリティ対策、DX開発支援など、幅広いサービスを提供しています。「エンジニアとお客様を笑顔にする」というVisionのもと、お客様の課題解決と事業成長を支援するNeoSIerです。
会社名:株式会社エーピーコミュニケーションズ
代表者:代表取締役社長 内田 武志
所在地:東京都千代田区鍛冶町2-9-12 神田徳力ビル 3F
設立:平成7年11月
事業内容:システムインテグレーション事業、技術者派遣事業、研究開発事業、サービス開発事業
URL:https://www.ap-com.co.jp/
【商標名称等に関する表示】
* Zscalerおよびゼットスケーラーは、Zscaler, Inc.の登録商標または商標です。
*(C) 2025 CrowdStrike, Inc. All rights reserved. CrowdStrike、Falconのロゴ、CrowdStrike Falcon、CrowdStrike Threat Graphは、CrowdStrike, Inc.が所有するマークであり、米国および各国の特許商標局に登録されています。CrowdStrikeは、その他の商標とサービスマークを所有し、第三者の製品やサービスを識別する目的で各社のブランド名を使用する場合があります。
*Oktaは、Okta, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
*エーピーコミュニケーションズ、APCommunications、NeoSIer は株式会社エーピーコミュニケーションズ の登録商標です。
*記載されている会社名及び商品名/サービス名は、各社の商標または登録商標です。