花粉症と肌荒れ!春の肌荒れを防ぐスキンケア

2024年3月13日(水)11時15分 ココカラネクスト

 春は桜やチューリップなど美しい花が多い季節。しかし、春は花粉症で悩む人にとってつらい季節でもあります。花粉が肌に付着したり、鼻をかむなどの刺激によって肌が乾燥したり、炎症を起こしたりします。

今回の記事では、花粉症による肌荒れの原因と必要なスキンケアについて詳しく解説します。花粉症でヒリヒリするような肌荒れに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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花粉症による肌荒れの原因は?

花粉症による肌荒れは、主に以下の原因によって起こります。

●花粉が肌につく
●肌のバリア機能が低下する
●鼻をかむなどの刺激

花粉が肌に触れることで肌のバリア機能が低下し、乾燥や炎症を引き起こすことがあります。それにより肌の保護機能が妨げられ、肌が敏感になるのです。特に、目や鼻の周りの皮膚は粘膜が薄いため、花粉による刺激を受けやすいです。

また、鼻をかむときの刺激が肌に影響を与えてしまい、肌が乾燥したり、炎症を起こしたりします。

また、花粉症による肌荒れは以下のような症状です。

●赤み
●かゆみ
●乾燥
●ブツブツ
●腫れ

春は空気が乾燥しているため肌も乾燥しやすくなります。乾燥した肌は、バリア機能が低下し、花粉などの刺激を受けやすくなるため注意が必要です。

花粉症によるスキンケアの仕方

花粉症による肌荒れを防ぐためには、以下のスキンケア方法を実践しましょう。

1. 洗顔
美肌の基本は、朝晩の洗顔です。

しかし、間違った方法で洗顔してしまうと肌を傷つけてしまい、逆効果になることも。

洗顔は38℃程度のぬるま湯で行いましょう。熱いお湯は皮脂を必要以上に落とし、乾燥の原因になるため注意が必要です。

また、肌はデリケートなので、ゴシゴシこすらず優しく洗いましょう。指の腹を使って、泡を肌の上で滑らせるように洗います。

花粉により肌が敏感になっているため、特に低刺激性の洗顔料がおすすめです。肌に刺激を与えるような成分が含まれていない、低刺激性の洗顔料を使いましょう。

2. 保湿
洗顔で汚れを落とした後は、肌が乾燥しやすい状態になっています。そこで、洗顔後の保湿が重要です。

洗顔後は肌が乾燥する前に、すぐに化粧水で水分を与えましょう。化粧水は、手のひらで優しく押し込むように塗布します。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分がおすすめです。

3. 肌を刺激しない
肌荒れしているときは、以下のことに注意し、肌を刺激しないようにしましょう。

●クレンジングは、肌をこすらずにメイクを浮かせるようにする
●ゴシゴシこするようなタオルドライは避ける
●鼻をかむときは擦らない
●アルコールや香料など刺激の強い化粧品は使用しない

肌は触れば触るほど傷ついてしまいます。花粉で敏感なときは特に注意し、不必要に触って刺激しないようにしましょう。

4.生活習慣の見直し
肌荒れは、皮膚のターンオーバーが乱れたり、バリア機能が低下したりすることで起こります。これらの原因には、スキンケアだけでなく、生活習慣も大きく影響します。

特に睡眠不足は要注意。睡眠不足になると肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が肌に蓄積しやすくなるからです。

また、睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌の修復に重要な役割がありますが、睡眠不足によって分泌量が減少し、肌荒れを引き起こしやすくなってしまいます。

他にも、ストレスにも注意が必要です。ストレスは、皮脂の分泌を増加させたり、バリア機能を低下させたりすることで、肌荒れを引き起こします。バリア機能を低下させないよう、生活習慣の見直しをしましょう。

適切なスキンケアで春の肌荒れを撃退しよう

花粉症による肌荒れを防ぐためには、正しいスキンケア方法を実践することが大切です。

上記のポイントを参考に、自分に合ったスキンケア方法を見つけてください。また、セルフケアでは限界を感じる場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

[文:フェムゾーンラボ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

下田 真理子

日本化粧品検定一級取得。ビューティアドバイザーとしてキャリアを積み、現在は美容ライターとして活動。美容師・エステティシャンへの講師やアドバイザー経験があり、美容全般に深い知識を持つ。主に美容・健康メディアで多数執筆中。

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