フリースクール「キリンのとびら」“居場所”で迎える卒業式 泉佐野市長や保護者、サポーターに見守られ、中学3年生9名が巣立つ

2024年3月12日(火)18時17分 PR TIMES

 特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府泉佐野市、代表 水取博隆)が運営するフリースクール「キリンのとびら」は、フリースクールに通う中学3年生の卒業と新たなステージへの旅立ちを祝福し、2024年3月9日(土)“居場所”であるフリースクールで卒業式を執り行いました。

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<卒業式での集合写真>

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<卒業証書授与の様子>

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<卒業式を迎え、凛とした表情の卒業生>


 特定非営利活動法人キリンこども応援団は、安心できる居場所を通して子ども達が自らの希望を持ち未来に踏み出せるよう支援を行っており、子ども食堂「キリンの家」・フリースクール「キリンのとびら」・オンラインフリースクール「clulu」などの居場所を運営しています。
 フリースクール「キリンのとびら」には、今年度9名の中学3年生が在籍しており、2024年3月9日(土)に彼らにとっての“居場所”であるフリースクールで卒業式を執り行いました。当団体にとって「キリンのとびら」で行う卒業式は、昨年度に続き2回目となります。

 当日は、泉佐野市千代松市長や保護者、日頃からお世話になっているサポーターの皆様、在籍する中学校の先生方がご出席くださり、温かく和やかな雰囲気の中で新たなステージへ羽ばたく卒業生の門出を祝福することができました。
 代表の水取から卒業生に一人ひとり手渡された卒業証書は、書かれている文章がそれぞれ異なり、卒業生一人ひとりの人柄を称えフリースクール「キリンのとびら」を卒業することを証するものとなっています。
 卒業生がそれぞれ読んだ卒業のことばでは、学校に行けなくなった時に寄り添い支えてくれた保護者への感謝の想い、「キリンのとびら」との出会いやそこで出会った仲間への感謝の言葉が述べられました。
 当日の日付にちなんで合唱した卒業ソング「3月9日」では、スクリーンに卒業生の幼い頃に写真や「キリンのとびら」での思い出の写真が映されるとともに、まっすぐ前を向き自信を持って歌う卒業生の姿がありました。
 最後は、ご出席の皆様で花道をつくりフラワーシャワーで卒業生を送り出しました。沢山の「おめでとう!」の声と花びらを浴びながら、卒業生は笑顔いっぱいにそれぞれの進路に向けて旅立ちました。

 今後の取り組みとして、キリンこども応援団では4月から当団体初の取り組みとなる「キリン高等部」をスタートします。通信制高校の代々木高等学校と提携して高校卒業資格取得までをサポートする他、現役のプロとして活動するフリーランスの方や地域の経営者のサポートを受けながら、自分の得意を活かした仕事に就けるよう活動していく「キリンのとびラボ」にも取り組む予定です。なお、今回「キリンのとびら」を卒業した9名のうち4名が「キリン高等部」へ進学いたします。


<卒業生のコメント>
・卒業式を終え、改めてキリンのみんなと出会えたことをとても幸せに思います。これからもみんなが幸せになれる“居場所”であって欲しいと思います。
・学校に行けなくなって卒業式はないと思っていたので、今日を迎えられてとても嬉しいです。キリンでの思い出は楽しいものばかりなので、この思い出を忘れないようにしっかりと胸に刻んで高校生活に進もうと思います。

<保護者のコメント>
・一人ひとり内容が違う卒業証書も素敵で、とても心のこもった温かい卒業式でした。子ども達の笑顔が印象的で成長した姿に大変感動しました。ありがとうございました。
・子ども達が将来人生を振り返った時、「キリンのとびら」で過ごした時間はきっと色濃く思い出されると思います。私自身も子どもとともに成長し変化したように感じます。
・「キリンのとびら」に通い始め、我が子の心から笑う姿を久しぶりに見れたとき、とても嬉しかったです。この先の人生も自信をもって歩んで行って欲しいと思います。

<代表 水取のコメント>
・フリースクール「キリンのとびら」という名前には、2つの願いを込めています。1つ目は、勇気をもってキリンの扉を開けて入ってきて欲しいという願い、そして2つ目は、キリンで笑顔を取り戻し勇気や希望をもって自分の進みたい世界へ扉を開けて出ていって欲しいという願いです。今、扉を開けて巣立つ卒業生9人の今後が“自分が輝ける人生、笑顔で過ごせる人生”でありますよう心からお祈りしております。うまくいかなかったり辛くなった時はいつでも「キリンのとびら」に戻ってきてください。キリンの扉はいつでも開いています。


<卒業式 実施概要>
日  時: 2024年3月9日(土) 9:00開式/11:00閉会
場  所: フリースクールキリンのとびらまちば校(〒598-0055大阪府泉佐野市若宮町9番3号)
主なプログラム:
1.開式の辞     2.卒業証書の授与    3.代表理事式辞
4.来賓祝辞(泉佐野市千代松市長)       5.卒業生のことば
6.保護者のことば  7.思い出映像の視聴   8.スタッフのことば
9.在校生のことば  10.合唱         11.サポーターの方による卒業記念品の贈呈
12.閉式の辞

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■特定非営利活動法人 キリンこども応援団について
キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年〜高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)などを展開し、子ども達が子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。


■法人概要
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
代 表:代表理事 水取博隆
設 立:令和3年10月26日
事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu)、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)、パントリー(食材配布)事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住 所:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
URL :https://kirin-npo.com/


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■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に200ヵ所設置されています。(2024年2月1日時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

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