お金持ち流!100円ショップで買うもの・買わないもの

2024年3月16日(土)11時30分 All About

わが家ではどんなものを100円ショップで買うことにしているのか、専門店との使い分け方なども交えて紹介します。

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100円ショップと専門店の使い分け方法

わが家の例で恐縮ですが、自宅近くの100円ショップに行く途中に、大型ホームセンターがあります。そこで家庭の消耗品で必要なものがあれば、いったんホームセンターに寄って値段を見てから100円ショップに行きます。
もし100円ショップのほうが安ければそこで買い、ホームセンターのほうが安ければ100円ショップでは買わないで、帰り道のホームセンターで買う、という使い方です。100円ショップがすべて安いわけではなく、安いものもあれば、ホームセンターやドラッグストアのほうが安いものもあるからです。
一方で、トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗濯洗剤や柔軟剤といったかさばるものや重量があるものは、ネット通販でまとめ買いしています。
そして、100円ショップで買うものと専門店で買うものとは、目的で使い分けています。使い勝手が変わらず機能性を求めない消耗品については100円ショップ、それ以外は専門店やナショナルブランド(NB)商品を買う、という分け方です。
たとえば先日100円ショップで購入したのは、子ども用のプラスチック食器です。子ども(幼児)は食器を床に落としたりしますから、プラスチック食器のほうが安心・安全です。しかもレンジ対応もしている。そして食器は、性能に依存することはないので、100円ショップで十分です。

調理用品、洗剤は100円ショップでは買わない

一方で、フライパンや鍋といった調理用品は、ホームセンターで高機能なものを買っています。調理道具は値段だけではなく、たとえば「焦げ付きにくさ」や「掃除のしやすさ」、そして「耐久性」も重要であり、100円ショップの商品とは明らかに差があります。そしてこれは毎日のことですから、やはり快適に使えるほうがいい。
同じように、家庭で使う洗剤類も、「汚れの落ちやすさ」「すすぎの泡の切れ」といった機能に依存しますから、これはNB商品のほうが使いやすい。
また、少量使い切りの場合は100円ショップ、まとまった量が必要なものはホームセンターやネット通販という分け方もしています。たとえばピクニックに持っていく使い捨ての弁当箱や紙皿などは、そうそう必要になるものではないため、余らせても収納スペースを圧迫するだけです。
それに、棚の奥にしまっておくとその存在を忘れ、在庫があるのに新しく買ってしまうということにもなりかねない。
そこで、少量が必要だけれども年に数回使うか使わないかというものは、多少割高になっても100円ショップで賄い、都度使い切ってしまうという発想です。
さらに、大型の100円ショップでは、DIY商品も充実しています。そこで最近私が買ったのは、鉄製のフックと面ファスナー。わが家ではベビーカーを多用しているのですが、荷物を掛けるフックがよく壊れます。ベビー用品店で買うと、2本で450円ほど。でも樹脂製のため、毎日使っていると数カ月で折れてしまう。
そこで100円ショップでフックと面ファスナーを買い、ベビーカーの取っ手に巻き付けることで、壊れにくいフックの完成というわけです。
もちろん手間暇やかかる時間とのバランスではありますが、資産性やリターンの少ないものは徹底的にコストを抑えるため、今日も100円ショップを利用しています。
文:午堂 登紀雄(米国公認会計士)
大学卒業後、会計事務所などを経て、米国コンサルティングファームで経営コンサルタントとして経営戦略立案や企業変革に従事。貯金70万円を1年で3億円の資産に成長させた経験をもとに、お金持ちになる方法や考え方を伝授。
(文:午堂 登紀雄(米国公認会計士))

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