大和ハウスの「Dタワー富山」が完成 県内最大の1フロア貸室面積となる複合ビル

2024年4月1日(月)8時0分 OVO[オーヴォ]



 大和ハウス工業(大阪市)はこのほど、富山市で建設していた7階建てで富山県内最大の1フロア貸室面積となる複合テナントビル「Dタワー富山」が完成したと発表した。

 1階は商業施設、2〜7階はオフィススペース。飲食店や物販店が入る商業施設には、ぐるなび(東京都千代田区)が企画・運営するフードホール「ぐるなびフードホールワイ」も進出する。ビルはJR富山駅から徒歩約3分の場所にある。

 オフィス階の貸室総面積はサッカーコート約1.5面分を確保。入居企業は約90〜1800平方メートルの貸室を選択できる。

 3〜7階には5人が利用できるリフレッシュスペースを設置。2階には会議室やラウンジ、作業スペースからなる「共有スペース」を設けた。企業間の交流スペースとしての活用を想定する。ラウンジ入り口の施錠は、血管形状パターンから個人を特定する血流認証システムを採用。このシステムを活用するとラウンジ利用者の健康情報も取得できるという。そのほか非接触ボタンのエレベーターを採用するなどオフィス内の感染症拡大を防止する工夫もある。

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