【照れくさくてもこの感謝を伝えたい】 大切な人に贈る「飾れる手紙」FIRST GIFT誕生秘話

2024年4月8日(月)17時16分 PR TIMES STORY

照れくさくてもこの感謝を伝えたい

そんな大人の背中をそっと押してくれる

大切な人に贈る「飾れる手紙」FIRST GIFT誕生秘話


株式会社In placeは「本当に一番欲しいのは、物よりもあなたの言葉」をコンセプトに大切な人への言葉を現代アーティスト、ジェーン・江口氏の作品とともにプレゼントする世界にたった一つのオーダーメイド絵本「FIRST GIFT」を2024年3月に販売を開始しました。(https://inplace-piece.co.jp/

FIRST GIFTは文章の自由度と現代作家が手掛ける作品から贈るお相手をイメージした絵を選べる世界で1冊の飾れる手紙です。

両親・家族へ感謝や愛を伝えたい。だけど、照れくさくて言葉にできない、すべての口下手さんの背中をそっと押すような存在でありたい。そんな想いがこもった絵本サービスの誕生秘話を株式会社In place代表 陣内(じんのうち) 裕大が語ります。

絵本という名の「飾れる手紙」


-FIRST GIFTとはどういったサービスですか?

陣内:

愛情や感謝のような目に見えないものを目に見える形にしたい。直接だと照れくさくて言えない言葉を伝える道を創りたい。そう思って作ったのがFIRST GIFTという絵本です。

元々は動画サービスを検討していたのですが、動画だと価格がどうしても5万・10万と高額になってしまうことや、照れ隠しとなるサービスにしたいけど「動画に映ること自体が恥ずかしい」という方が多かったので、気軽に贈れる価格帯と照れ隠しという要素を考慮して現在の絵本という形にしました。



僕、大切な人からもらった言葉がいつでも見える位置にあるってすごくいいことだと思うんです。だけど、手紙ってもらった時にどれだけ嬉しかったとしても、引っ越しなどして数年後に「あれ?あの手紙ってどこだ?」となかなか見つからないことも多くて(笑)


そこで考えたのが、ある程度横幅のあるハードカバーの絵本でした。一般的な絵本より高級で厚みのある紙で作っているので、平面にも置けますし、飾っても映える絵なのでリビングや玄関などにも飾りやすくしています。

使ってくれた友人やお客様からは「お父さんが玄関に飾っているよ」とか、おばあちゃんにプレゼントしたら、おじいちゃんのお仏壇の前に飾ってくれていたというお声もいただいています。

FIRST GIFTを一言でいうなら「飾れる手紙」ですね。

大切な人にあと何回会えるか分からないからこそ、今、想いを伝えてほしい

-「飾れる手紙」ステキなコンセプトですね。実際にどのような方が利用されているのですか?

陣内:

結婚式やお子さんの出産やお誕生日のお祝い、クリスマスプレゼントなどさまざまなシーンでFIRST GIFTを利用していただいています。意外だったのがご両親や高齢のおばあちゃん・おじいちゃんの記念日のプレゼントに僕と同年代の30代半ばの方が多く利用してくださっていることです。

僕も去年母の誕生日で実家に帰ったんですが、最近病気がちな母の背中が小さくなったのを見て「誕生日を祝えるチャンスもあと何回もないんだな」思って。30代後半になると皆さんそんなことを思うのかもしれないですね。

FIRST GIFTで譲れないところは、贈る方、贈られる方の両方にとって唯一無二のプレゼントであることなんです。一生飾れる手紙であり、一生の宝物。そんな【受け取った人にとって人生で一番嬉しいプレゼント】でありたいとの願いを込めてFIRST GIFT という名前を付けました。

今まではいつか伝えればいいやと思っていた言葉も会えなくなってしまってからでは伝えられない。そんな後悔を生まないためにも母の日や父の日、還暦などの人生の節目にFIRST GIFTで感謝を伝えることをひとつの文化にしていきたいと思っています。

人生のステージを上げる絵を生み出す ジェーン・江口氏との出会い

左:ジェーン・江口氏 中央:お客様 右:陣内氏

FIRST GIFTの作画は著名人のファンも多く持つ、現代アーティストのジェーン・江口が担当しています。

この事業を応援してくださっている実業家の方から「良いアーティストがいるよ」と紹介してもらったのがジェーンでした。僕は人生でそんなに絵に触れてきた人間ではないですが、ジェーンの絵を観た時「心に響く絵を描く人だな」と思いました。

言葉で想いを伝えるのが苦手な2人だったからこそできたこと

FIRST GIFTのためにジェーン氏が描いた原画

-最高のパートナー、ジェーン氏とどんなお話をして今のようなサービスになったのかをお聞かせください。

陣内:

実は僕もジェーンも言葉で気持ちを伝えるのが苦手なんです。だけど、大切な人に「ありがとう」「愛してる」の気持ちは伝えたい。

僕がジェーンに「想いを届けるようなサービスとして絵本を作りたい」と話すと「魂込めて自分が描いたアートで誰かの想いをつなぐ架け橋を届けるサービス、これは最高だな」と共感してくれたのがすごく嬉しかったです。

そこから構想を一緒に考えたり、絵本に使う作品を描いてもらったり、リリースがはじまる1年前から二人三脚で準備して、昨年11月に無事リリースを迎えることができました。

準備期間中は、毎日のように打ち合わせを重ね、江ノ島まで2人で歩きながら「ああしよう」「こうしよう」という話をずっとしていました。

お客様のイメージに合わせて新たに追加された原画

最初はお客様にお好きなものを選んでいただいていたんですが、お客様のリクエストもあり今はご用途に合わせて作品を追加しています。例えば、還暦のお祝いに赤を基調にした作品や結婚式をイメージしたドレスやブーケなどです。

現在は約30種類ですが、今後も種類は増える予定です。

話したいのに話せないことが辛かった幼少期

-先ほどご自身が言葉で気持ちを伝えるのが苦手とおっしゃっていましたが、どんな子ども時代を過ごされていたのですか?

陣内:

実は僕、幼稚園から12歳まで不登校だったんです。

普通、幼稚園に入ったら少しずつ環境に慣れて友達ができるのですが僕はうまく会話ができなくてパニックになってしまう。

同級生に話しかけられても返せなくて友達もほとんどできなかった。

こういうのを「場面緘黙(かんもく)」というらしいのですが、それを知ったのが3年前です。たまたまニュースか何かで東京オリンピックの聖火ランナーを務めた兄妹の妹さんが場面緘黙だったらしく、勇気を出してランナーを務めたという話を見つけました。

最初は「何だ?この難しい漢字は」と思って調べてみたら「昔の俺にそっくりだ」と気づいて。そこでやっと小さいころに抱えていた悩みの原因が分かりました。

場面緘黙は、専門家によって見解はさまざまだと思いますが、例えるなら家族とは会話できるのに学校などでは全く言葉を発しないという状態のことで、僕も小学校の6年間で言葉を発した時間は合計で10分もないかと思います。

不登校だった自分を変えてくれた最初の恩人はイチローさん

イチローさんへの感謝の想いを綴った絵本

中学進学まで不登校だったのんですが、そんな僕を変えてくれたのがイチローさんでした。

小学校5年生の時、父親が東京ドームでのオリックス対日本ハムファイターズの試合に連れて行ってくれて。そこで初めてイチローさんを見てファンになりました。

それからイチローさんの本を読むようになったのですが、本を何冊も読むうちに、イチローさんがひたすら努力し続けていることに衝撃を受けました。

背が低いとか、身体が華奢とか、プロ野球選手を目指すには不利な体型なのにイチローさんはそれを言い訳にしない。僕は不登校を周りの環境のせいにして言い訳ばっかりして、小学校4年生の頃にはもう人生を諦めようとしていました。

でもイチローさんぐらい努力したら人生変えられるかもしれないって思ったんです。

僕もイチローさんみたいにこれ以上頑張れないってくらい努力してみようって。それで変われなかったらその時諦めたらいいやって。

その日からちょっとずつ素振りをはじめました。人とうまく話せなくて運動能力もない子がいきなり野球を始めてもイジメられている姿しか想像できなかったので、中学校で人生変えるための計画も立てました。

計画は3つあって、1つ目は野球部に入部届を出すこと。2つ目は部活も学校も毎日休まず行くこと。3つ目は毎日500本以上素振りをすること。

不登校というアドバンテージを活かして素振りの練習をして、中学では新チームになったタイミングに4番を任せてもらえるまでになりました。それが自信になって、ちょっとずつ人と話せるようになって。中学を卒業する時には野球部の子とコミュニケーションが取れるようにまでなれました。

中学校の野球部のチームメイトと 

今、イチローさんその時の感謝の気持ちをメッセージにしてご本人に届ける準備をしています。

絵本に使用されている作品は陣内氏がイチローさんのために選んだもの

本当の意味で自分を愛せるようになったのは母の言葉だった

陣内氏と母 眞裕美さん

-イチローさんとの出会いで困難を乗り越えられた少年時代でしたが、現在のサービスを始められるきっかけは何だったのですか?

陣内:

会社を立ち上げる前は、努力が結果になる仕事がしたくてフルコミッション制の営業職に就いていました。最初は教材販売。次に不動産ベンチャー。不動産ベンチャーでは役員もやっていました。

頑張って結果を出すことで自信はついたけど、心のどこかでずっと劣等感を感じていて、その劣等感を仕事に打ち込むことで消したかったんです。

結果を出して周りに認められる価値のある自分だと思いたかった。当時、自分自身が価値のある人間だと思えなくて、本当の意味での自信が持てない時期がずっと続いていました。

30歳で結婚する時に友人から「陣内さん、結婚を機に自分史作りませんか」と言われたことがあって。その時、自分の分を作るより母に作ってほしいなと思って、母親の自分史を作ってもらいました。出来上がった母の自分史は「64年間生きてきて息子の結婚式が一番嬉しかった」っていうタイトルから始まって、僕への愛情の言葉があふれていました。

母 眞裕美さんの自分史の表紙

それを見た時、強く生きようと決めた10歳からずっと泣いていなかったのに涙が止まりませんでした。不登校だった時期もあってずっとギクシャクしていた母だけど、実はこんなに愛されていたんだ。こんな愛されて生まれてきたんだから僕の命は間違いなく価値があったんだなって母の言葉が僕の人生の大きな財産になりました。

母の自分史から8年後の7月7日に株式会社In placeを設立した理由

-FIRST GIFTをはじめられるきっかけがお母様の自分史だったということですか?

陣内:

はい。母の自分史を作った頃からいつか想いを言葉で伝えるサービスをしたいと思うようになりました。当時は不動産会社の役員の仕事もあり、ぱっと辞めるわけにもいかないと思っていました。でも、ちょっとずつサービスを作りたい思いが強くなり、昨年の7月7日に立ち上げたのが株式会社In placeです。

設立日にも意味があって、織姫と彦星って1年に1回しか会えないけど、「会えていない期間も僕たちが2人のメッセージを届けられるような会社にします」という思いを込めました。

株式会社In placeの経営理念

『その想い、共に』がIn placeの経営理念で、「照れくさくて伝えられない言葉を一緒に届ける方法を探そうぜ」というのが理念です。照れくさいけど伝えられる道をお客様と一緒に僕たちが作る。その手段が絵本でも何かの他の方法でもいいんですけど、その方法を生み出し続けられる会社でありたいなと。

照れくさくて想いを伝えられないすべての人の背中を押す存在になりたい

-ご自身の体験がFIRST GIFTのコンセプトになっているのですね。

 最後に今後の陣内さんの夢をお聞かせください。

陣内:

ホームページの一番最初に〜本当に一番欲しいのは、物よりもあなたの言葉〜と入れているように、照れくさくても想いを伝えられるコミュニケーションの新しい道を創っていくのがFIRST GIFTの存在意義だと思っています。

今の目標としては毎月1000冊販売を目指していますが、最終的に日本人全員が持っているような状態になったら嬉しいですね。

僕たち親子だけじゃなく日本人って察する文化なので、「お互い分かってくれるだろう」とかなりがちですが、直接の言葉には勝てないと思うんです。照れくさくても何か言葉にできるツールさえあれば言えることってたくさんあるなって思って、そういう照れ隠しとなるサービスとして使ってもらいたいです。

FIRST GIFTのもう一人の生みの親 ジェーン・江口氏のメッセージ

ジェーン・江口:

私も元々言葉で伝えることが苦手な人間なので、実際に目で見て分かり、形としても残せるFIRST GIFTは画期的且つ革命的だと思いました。

作品を手掛ける時はタッチに根拠とストーリーを持って描いております。この絵に誰かの想いがのった時、全体的に光輝いている光景を想像しながら楽しく描かせていただいています。

最後に、FIRST GIFTはもらった方も渡す方も、人生の初体験が一緒に共有できます。大切な方を想いながら、まさに1つの作品(FIRST GIFT)を作るこの感覚は一生忘れる事はありません。

心の奥底からこみ上げてくる純粋な気持ちを大切な方と共に味わってみてください♪

(FIRST GIF公式サイト:https://inplace-piece.co.jp/)


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