累計1万人が来館、日本初の大型常設LGBTQ+センターの拡充・存続へ。支援の輪を広げるプロジェクトを開始!多様な性のあり方が尊重され、安心できるインクルーシブ空間を次世代へ紡ぐ

2024年4月15日(月)12時16分 PR TIMES

性自認や性的指向、性別表現に関わらず誰もが自分らしく活躍できる社会の実現を目指すNPO法人プライドハウス東京は、LGBTQ+に関する情報発信・相談窓口の設置、交流イベント等を実施する日本初の大型常設LGBTQ+センター「プライドハウス東京レガシー」を運営しています。開設から3年で累計12,000人以上が集う場所となり、今後もすべての人にとって安心できる居場所を持続可能にしていくために、一般の方々が継続的に支援・参加できる制度「ともにクラブ」を2024年4月12日(金)より開始しました。

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インクルーシブへの機運が高まる一方で、気軽な学習・訪問機会が少ない現状


2024年パリ大会が「男女同数の選手が競技に参加する史上初の五輪」として開催を迎える中、ジェンダー・セクシュアリティに関する課題やスポーツ分野からのインクルーシブ社会実現に向けた取り組みに注目が集まっています。一方、日本でも機運が高まっているものの、LGBTQ+当事者やその家族・友人、課題に関心がある人が相談したり、気軽に訪問・学習できる機会・施設が国内に少ないことが課題となっています。

東京2020を機に設立された国内初の大型施設。セクターを越えて連携。


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こうした中、性自認・性的指向に関わらずすべての人が安心できる場所として2020年東京オリパラを契機に設立されたのが「プライドハウス東京レガシー」(以下、レガシー)。東京オリパラの期間中には公認プログラムとして、LGBTQ+アスリートからのメッセージ展示、スポーツ団体向けの冊子・メディア向けガイドラインの配布など、LGBTQ+とスポーツ・文化・教育の情報発信を実施。その後も、LGBTQ+当事者や当事者かもしれないと悩む人、その身近な人たちのための相談窓口や、ユース向けの相談窓口の設置、LGBTQ+関連の書籍ライブラリーの設置、交流イベントの実施など、あらゆる人々にとってインクルーシブな空間を整えてきました。
また、団体全体としても、自治体・企業との協働やジェンダーやセクシュアリティに関する教育・アドボカシー、スポーツを通じたLGBTQ+の理解促進・啓発活動など、セクターを越えて様々なプロジェクトを実施しています。
持続可能な運営に課題。施設・相談事業の拡充に向けた継続的な支援制度を新たに開始。


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開設から3年で累計12,000人以上が来館し「自分のことを話せる人々が増えてきていると感じる」「レガシーは今では心のよりどころ」「ろうLGBTQ+の方、ろう者、難聴者への配慮や手話通訳の設置など、より多くの人々に情報が届くような取り組みにも共感している」といった声が寄せられています。10代後半から60代まで幅広い人が集まり、高校生や留学生の利用率も高く、レガシーを起点に多くの人の繋がりが生まれ「多様な性のあり方が尊重される安心できる空間」を体現しています。

一方で、貴重な居場所として求める方が増えるにつれ、訪問者や相談者の増加に対するスタッフ体制が追いつかない状況も増えてきました。多いときで40名が訪問する中、2名のスタッフで来場者対応と同時に電話・相談対応や事務作業も並行して行っています。また、組織全体としても常勤スタッフの確保の必要性が高まっています。今後もあらゆる人々にとっての安心・安全な居場所や、LGBTQ+インクルーシブな環境を整える活動を進めていくために、これまで以上に体制基盤の強化・施設拡充が不可欠となっています。
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持続可能な運営が課題になると同時にパリ大会を迎える今年、設立の原点である”LGBTQ+当事者を含むすべての人が、安心・安全にスポーツを楽しめる環境の整備”に引き続き取り組むと共に、「ここに行けばだれかがいる、安心できる居場所」としてのレガシーをこれからの世代にも繋げていきます。これに伴い、誰もが安心できるインクルーシブな居場所づくりを目指し、持続可能な運営と施設拡充に向けて継続的な支援に賛同するマンスリー寄付者制度「ともにクラブ」の募集を2024年4月12日(金)より開始いたしました。
◆キャンペーン詳細URL:https://syncable.biz/campaign/5927

◆寄付を通して実現を目指すこと:
・レガシーのスタッフを2名→3名に増員し、各種対応の円滑化
・プライドハウス東京事務局の常勤スタッフの確保
・レガシー館内の設備・サービスの拡充。より来館者の目的に応じたご利用が可能に

レガシー 4つの特長「すべての人に開かれた居場所であるために」


◆無料の相談窓口
「LGBTQ+の子ども・ユース向け無料相談支援プログラム」「LGBTQ+いのちの相談窓口」「弁護士によるLGBTQ+の法律相談」といった5つの相談窓口を設け、LGBTQ+に対する無料の相談支援を行っています。LGBTQ+当事者、当事者かもしれない人、そのご家族やご友人も相談可能です。いずれもLGBTQ+の子どもやユース(及び大人)への相談支援経験や、LGBTQ+に関する研修講師経験のあるスタッフなどが対応します。
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◆あらゆる人に開かれたイベント・企画
レガシーではさまざまなイベントや交流会を企画・運営しています。ユース向けの交流会やゲーム、サロンスタッフや訪問者との交流を通じて、自分らしく過ごすことを目的とした「レガシーサロン」、夕食を各自持参して食べる「ばんめしサロン」、近隣の公園などへピクニックをする「おでかけサロン」など多様なイベントを開催。また、多様なトランスジェンダーの人たちの「出会う、知る、つながる」交流の場づくりである「トランスデー」、ろうLGBTQ+当事者や手話通訳士など多様な方が集う「デフデー」など、より多くの人々が足を運びやすくなるような特別な日も設けています。
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◆豊富な情報のラインナップ
ライブラリーにはLGBTQ+関連の書籍・雑誌・リーフレットなどが展示されており、すべてを閲覧することができます。LGBTQ+関連団体のリーフレットやイベント等の各種フライヤーなどの入手も可能です。図書館や女性センターの案内版にはないようなイベント・団体のチラシなど幅広いラインナップが来場者からも好評です。

◆一人でも複数人でも、柔軟性を兼ね備えた空間
一人で読書や作業に集中したいときにも便利な携帯電話の充電やフリーWi-Fiの設備も完備しています。多目的スペースは展示会、座談会、学習会などの各種イベントスペースとしての使用やオンライン配信イベントの開催も行っています。利用者の希望に沿って選択肢を広げる空間づくりを目指しています。
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プライドハウス東京について


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「プライドハウス東京」は、東京2020オリンピック・パラリンピックを契機として、LGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティに関する情報発信を行い、多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供を目指すプロジェクトとして、2018年9月に発足しました。
現在は、様々なNPO・企業・大使館などが協働するプロジェクトとして、「教育・多様性発信」「文化・歴史・アーカイブ」「ウェルネス・サポート」「アスリート発信」「祝祭・スポーツイベント・ボランティア」「居場所づくり」「仕組みづくり」「レガシー運営チーム」の8つのチームを編成し、コンテンツや施策の企画・検討を進めています。
URL:https://pridehouse.jp/

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