NXワンビシアーカイブズ、生成AIによる自治体史の利活用を支援

2025年4月18日(金)12時46分 PR TIMES

NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ会社でデータ・ソリューション事業を展開している株式会社NXワンビシアーカイブズ(本社:東京都港区、代表取締役社長 高橋 豊)は、京都府立大学文化情報学研究室(以下「京都府立大学」)の東 昇教授と、生成AIを使って自治体史の新たな活用法を探る取り組みを行っています。その一環として、2025年1月22日に、同学科の教員・院生・学生を対象に、舞鶴市史を活用した生成AIチャットボットのワークショップを開催しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47901/146/47901-146-617c6fcd3899840b030711f186c8eff8-244x207.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]舞鶴市史 ChatBot 画面(2025 年1月試作版)
【取り組みの概要】
 自治体の歴史に関する書籍は、歴史学の専門家による詳しい検証を経て作られていますが、そのほとんどはページ数が多く、専門用語が多用されているため、一般の市民が手軽に読むことができるものではないのが現状です。この課題に対し、当社は舞鶴市史の近世編(「近世の郷土」)を例に、自治体史の貴重な情報を検索し、回答するチャットボット(下記「自治体史カスタムGPTについて」参照)を構築しました。ワークショップでは、このチャットボットを実際に操作し、使用感や課題等について意見交換を行いました。生成AIを活用することで、自治体史の内容を資源化し、舞鶴市の豊かな歴史や文化に関する情報の利活用の促進を支援することを目的として、株式会社NXワンビシアーカイブズと京都府立大学において今後の実用化に向けた改良を進めています。

【京都府立大学の取り組み】
 京都府立大学は、「MALUI連携」という、博物館(Museum)、文書館(Archives)、図書館(Library)、大学(University)、企業(Industry)の各機関が持つ専門知識と資源を活用した取り組みを行っています。その一環として、京都府立大学文学部と舞鶴市は共同で「まるまる舞鶴」※1というプロジェクトを進めています。これは、舞鶴市の文化や歴史を市民に親しみやすい形で提供し、地域の魅力を再発見することを目的としています。
(※1)「まるまる舞鶴」についての詳細は、京都府立大学の公式ウェブサイト(ULR:https://kpu-his.jp/まるまる舞鶴とは(https://kpu-his.jp/%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%82%8B%E8%88%9E%E9%B6%B4%E3%81%A8%E3%81%AF))をご覧ください。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47901/146/47901-146-fe3ca693b8ead6ff1ccd4faa30ee43eb-649x459.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【自治体史カスタムGPTについて】
 NXワンビシアーカイブズは、OpenAI社が提供するGPTsの技術を活用し、自治体史の情報を効果的に利用できるカスタムGPT(チャットボット)を構築しました。京都府立大学と協力して課題の把握や活用可能性の検討を行い、実用化のための改良を進めています。
自治体史の情報が市民や研究者にとってよりアクセスしやすくなることで、地域の歴史、文化の理解がこれまで以上に深まることが期待されます。NXワンビシアーカイブズと京都府立大学は、自治体史にとどまらず他の歴史情報についても、生成AIによる利活用を検証し、文化情報を活用する新しい可能性を引き続き検討していきます。

【株式会社NXワンビシアーカイブズとは】
 NXワンビシアーカイブズは、1966年の設立以来、一貫して『企業の情報の安全確保と管理の効率化』を追求し、堅固なセキュリティ体制のもと、重要な情報(機密文書、医薬品開発関連資料、永年保存の歴史資料、テープ等の記録メディア、デジタルデータ、細胞・検体試料・治験薬・医薬品原薬など)の発生段階から活用、保管、抹消までのライフサイクル全てをカバーした総合的サービスを提供しています。
 現在では東京・名古屋・大阪・九州に営業拠点を置き、官公庁や金融機関・医療機関・製薬業をはじめとした4,600社以上のお客様にご利用いただいており、2017年には書類とデジタルの両方をカバーする新しい書類保管サービス「書庫探」、2019年には書類と電子に対応した電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」、2022年にはWeb申し込み後、最短5日で利用可能な書類保管サービス「WAN-CASE」、2024年には事前準備を極力排除したリーズナブルな電子化プラン「WAN-Scan」や自在にカスタマイズ可能なレコードバンキングシステム「WAN-RECORD Plus(R)」をリリースし、お客様の働き方の変革をサポートできるサービスを提供しています。

以上

【本リリースに関する問い合わせ先】
 株式会社NXワンビシアーカイブズ
 経営企画部 広報担当:池田・神谷・里村
 TEL:03-5425-5400 
 Email:koho@wanbishi.co.jp

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