朝日航洋より最新型ヘリコプター「H145//BK117 D-3」を1機受注
2025年4月21日(月)11時13分 Digital PR Platform
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川崎重工は、朝日航洋株式会社より最新型ヘリコプター「H145//BK117 D-3」(以下、D-3)を受注しました。本件は同社向けのD-3としては6機目の受注となり、ドクターヘリとして運用される予定です。当社のD-3の受注実績は累計33機となります。
D-3は、優れた機動性でスピーディーに現場に向かい、一刻も早い救急医療の提供に貢献しています。日本国内で運用されているドクターヘリの中で最も広いキャビン容積を誇り、医師・看護師の搭乗可能数も国内最大、医療器具も多数持ち込めるため、より充実した医療対応を可能にします。
また、担架を用いた患者の搬出入を容易とする後部の観音開きカーゴドアや、高高度におけるホバリング(空中停止)性能を有するとともに、最新式のメインローター・システム(5枚ブレード・メインローター)により低振動化および整備性の向上などを図っています。さらに、最新のアビオニクス(電子機器)搭載に よるパイロットのワークロード低減を実現し、安全・確実な運航が要求される救急現場を支えています。
BK117ヘリコプターは、欧州のエアバス・ヘリコプターズ社と国際共同開発した中型双発機で、救急医療、消防・防災、警察、報道、人員輸送、物資輸送などで活躍しています。1983年の初号機納入以来、機体の改良を重ね、優れた技術力と高い信頼性により当社納入分(発表日現在)で203機、エアバス社納入分を合わせると全世界で2,000機以上の納入を誇るベストセラー機です。
当社は今後とも、BK117ヘリコプターの性能向上および各種用途に合せた装備品を開発するとともに、これまでの納入実績に裏付けられた高い信頼性や、開発・製造・販売・アフターサービスまで全て当社で行えるきめ細やかなサポート体制を活かして国内外で積極的な営業活動を展開し、快適で安全な空の移動に貢献していきます。
【H145//BK117 D-3型ヘリコプター主要諸元】
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※ 燃料・乗員・乗客など規定された搭載物を全部搭載したときの総重量。
以 上