美智子さまの心に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」を知っていますか? 童話作家・新美南吉の『ごんぎつね でんでんむしのかなしみ 新美南吉傑作選』4月24日新潮文庫より刊行。

2024年4月24日(水)14時16分 PR TIMES

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1452/47877-1452-fbc81d182663b6ffd4472357a7fe93bb-1044x1486.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■淋しさを抱え、それでも生きようとする勇気を描く、名作童話をいま——。
わずか29歳で夭逝した新美南吉は、美智子上皇后の胸に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」や「手袋を買いに」など、多くの心優しい童話と詩を残しました。不遇な幼年時代でしたが、18歳で「ごんぎつね」を発表。その後、東京外国語学校英語部文科文学(現・東京外国語大学)に入学します。文学への道を歩みだした矢先、結核に罹ってしまいます。病に苦しみながらも、南吉の創作の情熱は最期まで衰えることはありませんでした。

人生の苦しみや不運を知りつくしてなお、自分の大切なものを見つめた南吉。繊細な感性が光る傑作童話11編と、数編の詩を収録しました。一人でいることに「支え」を与えてくれる一冊です。


■著者紹介
1913(大正2)年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)生れ。幼くして母を亡くし、継母を迎え、また養子に出されるなど、複雑で孤独な環境で育った。‘32(昭和7)年、18歳の時、「ごん狐」が『赤い鳥』に掲載される。同年、東京外国語学校英語部文科に入学。巽聖歌との親交を深め、北原白秋、鈴木三重吉の知遇を得るが、21歳の年、初めて喀血し一時帰郷。卒業後、再び喀血。24歳で愛知県立安城高等女学校に就職したが、創作意欲は衰えず多くの童話や詩を書いた。主な作品に、「ごんぎつね」「手袋を買いに」「久助君の話」「最後の胡弓弾き」などがある。初の童話集『おぢいさんのランプ』刊行後、29歳で没。


■書誌情報
タイトル ごんぎつね でんでんむしのかなしみ 新美南吉傑作選
著者 新美南吉
発売日 2024年4月24日
造本 文庫
定価 572円(税込)
ISBN 978-4-10-105161-1

PR TIMES

「美智子さま」をもっと詳しく

「美智子さま」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ