ラフール、人的資本の投資効果を実証する「人的資本投資研究センター」に参画

2024年4月24日(水)14時16分 PR TIMES

人的資本/ウェルビーイング経営支援の株式会社ラフール(本社:東京都中央区、代表取締役社長:結木啓太、以下「ラフール」)は、2024年4月1日(月)に設立された「人的資本投資研究センター」に参画。同年4月15日(月)にキックオフイベントが行われました。本研究センターを通じて、当社がもつ人材ビッグデータを活用し、より一層の人的資本/ウェルビーイング経営の普及を図ってまいります。

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「人的資本投資研究センター」設立の背景・概要


VUCA時代の中で、多くの企業において事業の変革が求められています。しかしどれだけ優れた戦略を立てても、その戦略を実行するのは「人」です。とりわけ日本では、人口減少社会への突入やIT人材の不足といった背景がある中で、優秀な人材を雇用し続けるために人材に投資し、その価値を最大限に引き出していくことが求められています。

経済産業省が発表したレポートによると、ROIC(投資家資本率)を中期経営計画における目標値として落とし込むことや、企業価値を生み出すために中期的に資本コストを上回るROE(自己資本比率)を上げ続けることの重要性が記載されており、日本国内をはじめ、グローバルに投資家から認められる第一歩として「最低限8%を上回るROEを達成すること」を求めています。また、2023年には、東京証券取引所がプライム市場とスタンダード市場に上場する約3300社に対し、株価を意識した経営を求める要請を出し、その中では、「ROE8%未満」に加え、「PBR(株価純資産倍率)1倍未満」である企業について改善を求めています。

このように、日本国内でも人的資本経営に着手する企業が増えてきていますが、具体的な実践例、引いては人的資本の投資対効果や成果についての実例はまだまだ乏しく、各社手探りで施策を進めている状況です。

「人的資本投資研究センター」は、企業10万社以上の人的資本に関する情報や、働き方改革研究センター※ 等の個人10万人以上のエンゲージメント情報等のデータから、人的資本投資の評価基準やエンゲージメント、企業価値等を高めるマネジメント施策を析出、効果検証していくことで、投資に対する具体的・定量的な効果の回収を実現することを目的として設立されました。採用、人材育成、タレントマネジメント、社内SNS、パルスサーベイ等の人的資本経営のソリューションのデータ連携、人的資本投資アナリティクスにより、上場企業のみならず、非上場企業の分析も行い、人的資本投資の回収としての効果を実証していきます。


「人的資本投資研究センター」設立キックオフイベントを開催


2024年4月15日(月)、AKKODiS本社3階にあるAKKODiS innovation Lab.で 「人的資本投資研究センター」設立キックオフイベントが行われ、コアメンバー企業および招待企業約15社に加え、ゲストとして厚生労働省の白木紀行氏が参加しました。「人的資本投資研究センター」センター長 伊藤健二氏(学校法人三幸学園フェロー )が、本センターの設立趣旨と目指す世界観、今後の活動について説明を行なった後、特別講演として、東洋経済新報社の田宮寛之氏が、企業成長と人的資本投資の相関性をデータで可視化することへの期待のコメントと、センター設立への祝辞を送りました。

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企業内で価値を創出・効果を創出していくことで、人的資本投資に対する具体的かつ定量的な効果の回収を実現するために、まずは人的資本投資・評価基準の策定が必要だというお話があがりました。当社でも、人的資本投資・評価基準に関する指標などを整理し、HRソリューション・人材育成などの効果検証(人的資本投資アナリティクス+人的資本投資マネージャ)に協力してまいります。

また、当社は日本における人的資本/ウェルビーイング経営をデータで推進する研究機関「LAFOOL lab.」を今年2月に設立しました。経済産業省後援「HRテクノロジー大賞2022」、厚生労働省後援「日本HRチャレンジ大賞2023」をはじめとした、経営・人事系アワード受賞実績をもつ「ラフールサーベイ」で蓄積してきた累計1,800社、回答社員数30万人、回答データ数1億5,000万のデータベースを統計・AI活用を通じて分析し、当社が主催する「Well-Being Workers(R)︎ Awards 2024」にて表彰した著しく組織改善が進んだ企業などと、人的資本投資マネージャ等を探索し、本センターに貢献できればと考えています。

次回6月25日(火)開催の本研究センターの講演では、HR統合レポートに向けたパルスサーベイ、(エンゲージメント、チャレンジ、ウェルビーイング 等)の活用について、当社が保有する人材ビッグデータから見えてきて傾向と対策をお話しする予定です。


▼参考記事:「人的資本投資研究センター」センター長 学校法人三幸学園フェロー 伊藤健二氏との対談
ビッグデータから導き出す、個人を強くするワークエンゲージメントとウェルビーイングのポイント
https://survey.lafool.jp/mindfulness/column/award2024_report001.html


「人的資本投資研究センター」コアメンバー・参画企業


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・センター長 
 学校法人三幸学園 フェロー
 伊藤 健二 氏

働き方改革研究センターを、リクルートワークス研究所、AKKODISコンサルティング、アデコ、データミックス等を主宰し、エンゲージメント、ウェルビーイング等の各種HRの指標を、テレワーク等の働き方、職場環境とを掛け合わせて、毎年1万人以上のリサーチで探求している。学校経営はもとより、数千人数万人規模での企業経営でもHRデータを元に施策化している。 厚生労働省、内閣府(地方創生/デジタル田園都市国家構想等)等において、ジョブカード、しょくばラボ、公共職業訓練、第4次産業革命での基礎的ITリテラシー等、人材関連の委員を歴任。HRチャレンジ大賞も第1回から審査委員をつとめ、毎年の傾向を整理している。日本における人的資本/ウェルビーイング経営をデータで推進する研究機関「LAFOOL lab.」の監修を務める。

・参画企業・組織(五十音順)
 AKKODiSコンサルティング株式会社
 アデコ株式会社
 株式会社グロービス
 スパイラル株式会社
 株式会社データミックス
 株式会社プロシーズ
 株式会社ラフール


開催概要


・開催日時   : 2024年4月15日(月)18:00-19:45
・会場     : AKKODiSコンサルティング株式会社本社3階
           東京都港区芝浦3丁目4番1号グ ランパークタワー 3F
・ホームページ : https://datamix.co.jp/hci-researchcenter/


「人的資本投資研究センター」今後の活動について


企業10万社以上の人的資本に関する情報、働き方改革研究センター※ 等の個人10万人以上のエンゲージメント情報を、採用、人材育成、タレントマネジメント、社内SNS、パルスサーベイ等のソリューションのデータ連携、人的資本投資アナリティクスによる人的資本投資の回収としての効果を実証していき、これらの統合されたビッグデータを活用することで、企業が人的資本経営実践における効果的な投資を促進し、企業価値を向上させ、事業成長を実現する施策を優先度つけて講じることが可能になることが期待されています。

2023年は日本における人的資本経営の元年とされ、2年目を迎える2024年は「人的資本投資研究センター」が、コアメンバー企業内での新サービス開発の探究、企業向けセミナーなどを通じて多くの日本企業の本質的な人的資本経営の高度化に向け推進してまいります。

「人的資本投資研究センター」では、行政機関・企業・大学などをはじめとした専門研究機関との窓口としての役割を担います。当研究センターの活動にご興味のある行政機関・企業・大学・有識者の方は、以下よりご連絡ください。
https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=s-m8E43DZEe2NiaVXDtXUEwh4bTdbmRAotktironI75UOVdXSExaSENEREpNUFk4REVWQjZLWjVUWCQlQCN0PWcu


ラフールについて


・社名:株式会社ラフール
・本社所在地:〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-9-5 日進ビル7階
・設立:2011年11月30日
・代表者:代表取締役社長 結木啓太
・事業内容:メンタルデータテック(R)︎事業(ラフールサーベイの開発・運営)、採用支援事業(テキカクの開発・運営)、保育園事業
・URL:http://www.lafool.co.jp


LAFOOL Lab.について


日本における人的資本/ウェルビーイング経営をデータで推進する研究機関「LAFOOL lab.」を今年2月に設立。経済産業省後援「HRテクノロジー大賞2022」、厚生労働省後援「日本HRチャレンジ大賞2023」をはじめとした、経営・人事系アワード受賞実績をもつ「ラフールサーベイ」で蓄積してきた累計1,800社、回答社員数30万人、回答データ数1億5,000万のデータベースを統計・AI活用を通じて分析し、どのような因子が人的資本/ウェルビーイング経営に影響を与えていくのかを研究し、成果を発表してまいります。


テキカクについて(https://tekikaku.lafool.jp/)


組織と人材のミスマッチを防ぎ、採用候補者の組織の”いま”と”ミライ”への貢献度がわかる適性検査サービスです。組織形成のために必要な人材タイプをラフールサーベイで蓄積したビックデータからAI解析し、”いま”と”ミライ”の貢献度、既存のハイパフォーマー社員との類似度を比較可能です。人材不足、早期離職の課題を解決し、人的資本経営の実現を支援します。


ラフールサーベイについて(https://survey.lafool.jp/)


ラフールサーベイは組織と働く個人の可視化と行動変容を促し、人的資本・ウェルビーイング経営を実現する組織改善サーベイです。導入企業は1.800社を超え、定期的に社員にサーベイを実施し、組織の課題、非財務情報(ESGへの取り組み)を可視化、分析、課題特定、改善立案、対策までをワンストップで行い、生産性向上と離職防止につなげられます


人的資本投資研究センターに関するお問い合わせ


人的資本投資研究センター事務局
AKKODiSコンサルティング株式会社 テクノロジー企画部
お問い合わせ先:contact@akkodis.co.jp


本プレスリリースに関するお問い合わせ先


株式会社ラフール 広報:大澤(おおさわ)
TEL:03-5643-3707 / 070-1583-7785 FAX:03-5643-3708 Mail:osawa@lafool.co.jp

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