【YUGEN Gallery】ゲームの文学性に焦点を当てた企画展「Literature in Dots」<2025年5月16日(金)~6月1日(日)>
2025年4月24日(木)11時17分 PR TIMES
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現代アートギャラリー「YUGEN Gallery(東京・表参道/運営:株式会社ジーン)」では、2025年5月16日(金)〜6月1日(日)の期間にて、ゲームの文学性に焦点を当てた企画展「Literature in Dots」を開催いたします。本展は、現代アートにおけるゲーム表現の再考をテーマに、SOUYA HANDA PROJECTSとの共同企画として実現。キュレーションは同プロジェクト主宰・半田颯哉が担当します。
近年、ビデオゲームのオンライン化が進むなか、ゲームを通じたコミュニケーションはボイスチャットなどによるリアルタイムな戦術的やりとりが主流となっています。しかし、かつてのゲーム体験には、プレイの前後や合間に交わされた言葉や感情の共有といった、娯楽を超えた“読む/語る”という文学的な関係性が確かに存在していました。
「Literature in Dots(ドットの中の文学)」は、そうしたゲームに内在する語りを誘う文学性の可能性に着目し、4名のアーティストの作品を通じて、その文学性を多角的に捉えます。
植田爽介は版画を主軸に、地図や電子基板のモチーフを中心に作品を展開して来ました。本展では、ゲームで見られるドットによる地図表現と、洛中洛外図屏風のような日本美術との間に見出したパース表現や省略表現の共通性を出発点に、ゲーム世界と現実世界を繋げていきます。
海沼ちあきはコミカルなコラージュ表現で社会構造を批評し、ゲーム画面のUIやテキスト表現を現実の政治・経済のイメージと重ねて描き出します。本展の展示作品では、アメリカ大統領選の勢力図や株価チャートを陣取りゲームやダンスゲームに見立て、「Game Over」の演出によって混迷する社会を批評的に可視化します。
ニューヨークを拠点に活動するアダム・マーティンは、ビジュアルノベル形式で実体験とフィクションを交差させた物語を構築。1990〜2000年代のノベルゲーム文化に着想を得た演出を通して、ゲームとアートの境界を横断する作品が作家自身の体験とともに形づくられています。
本展のキュレーターでもある半田颯哉は、ゲームを支えるハードウェア、とりわけGPUに着目します。AIや仮想通貨への応用による価格高騰を背景に、ゲームが仮想にとどまらず、現実の経済や資源と深く関わっていることを作品を通じて問いかけます。
ビデオゲームという表現は、我々を仮想世界へと没入させると同時に、現実社会を映し出すメディアでもあります。参加アーティストたちは、ゲームに内在/外在する「語りを誘う文学性」に向き合い、それを再解釈しながら新たな表現を生み出しています。
それは単なる批評を超えた、ゲーム文化への応答であり、記憶と感情への誠実なまなざしでもあります。「Literature in Dots」は、ビデオゲームを語り直すための、新たな試みです。
本展オープニング・レセプションは、5月16日(金)18時〜20時に開催されます。
詳細はギャラリー公式サイトをご覧ください。
https://yugen-gallery.com/blogs/exhibitions/literature-in-dots
開催概要
■タイトル:Literature in Dots
■期間 :2025年5月16日(金)〜6月1日(日)
■開館時間:平日13:00〜19:00 初日・土日祝日13:00〜20:00
※初日はレセプション開催のため、20時まで開館します。
※最終日のみ17:00終了 ※入場は閉場30分前まで ※会期中無休
■レセプション:5月16日(金)18:00〜20:00
■在廊日 :5月16日(金)に植田爽介、海沼ちあき、半田颯哉が在廊予定
■場所 :YUGEN Gallery
■住所 :東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル4F(株式会社ジーン/オフィス併設)
■共同主催:Souya Handa Projects
■入場料 :無料
■出展アーティスト: アダム・マーティン、植田爽介、海沼ちあき、半田颯哉
Adam Martin, Sosuke Ueta, Chiaki Kainuma, Souya Handa
■キュレーター: 半田 颯哉
Curated by Souya Handa
関連作品紹介
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74187/418/74187-418-f878da7c52a4d0956037588aadcb0c96-488x732.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Adam Martin《The Gotham Art Whores League》[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74187/418/74187-418-fa92c59b6bc24eb8f4681c3d0efff9e8-1398x2048.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Sosuke Ueta《PCS II》(2019)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74187/418/74187-418-7960310b2def49bda3e1d8028c5d07d0-2152x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Chiaki Kainuma《SANCTUARY》[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74187/418/74187-418-4195e4cd5cde9d0f8c7cb686abc61921-2324x1654.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Souya Handa《Source of Capital #001 (from After Infinite Dreams Series) 》(2024)
作品購入について
展覧会開催と同時にYUGEN Gallery公式オンラインストアにて、作品の閲覧・ご購入が可能となります。
■ 作品販売サイト(YUGEN Gallery)
植田爽介:https://yugen-gallery.com/collections/sosuke-ueta
海沼ちあき:https://yugen-gallery.com/collections/chiaki-kainuma
アダム・マーティン:https://yugen-gallery.com/collections/adam-martin
半田颯哉:https://yugen-gallery.com/collections/souya-handa
アーティスト・プロフィール
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74187/418/74187-418-ba9bd04233982135e2fcded30f1cbd8e-2048x2048.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
植田爽介/Sosuke Ueta
版画が印刷(コピー)による複数性や絵画とデザイン両方の要素を持っていること、またそれらの要素をイメージの起点として分野の横断を試みる。
作品制作の過程と実践においては、自身の原風景である瀬戸内の海景がそうであるように、人と自然が並列に共生する関係性について再考し、それを版画技法や複製技術におけるインダストリアルな側面や、マテリアルごとに生じる視覚的な差異などを糸口としてビジュアル化することを試みている。
また鑑賞者を巨視的な視点にさせるジオラマに見立てた小さな仮想都市から、空間全体を使った展示方法でミクロ化させる体感まで、鑑賞者の縮尺を揺さぶる平面・立体作品、インスタレーションを国内外で多数発表。
主な個展やグループ展に「RE : habilitation」( 藝大アートプラザ/東京/2024 )、「satellite」( つくばエキスポセンター/茨城/2023 )、「この星を狭めるもの」( gallery neo_ / shenshu/茨城/2023 )、「Experiment IV」( DiEGO/東京/2021 )、「The point of truth, beauty and knowledge」( Künstlerhaus Dortmund/ドイツ/2022 )、「未踏領域の拡大 we land, turn, float…over?」( EUKARYOTE/東京/2022 )など。主な受賞歴に令和3年度文化庁新進芸術家海外研修生など。
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海沼ちあき/Chiaki Kainuma
1995年東京生まれ。2018年多摩美術大学絵画学科卒業。雑コラやVaporwaveなどのインターネットカルチャーに影響を受けながら、資本主義社会の理想郷をテーマに、しばしば皮肉やユーモアを交えた絵画作品を制作する。主な展覧会に個展「KAINUMA and the CHOCOLATEFACTORY」(亀戸アートセンター東京 2024)、個展「超カイヌマ原画展〜ザ・ナイーブ・サンクチュアリ〜」(新宿眼科画廊 東京 2021)、グループ展「Eudaemonia」(Gallery Common 東京 2024)、グループ展「Futurama vol.1」(FOAM CONTEMPORARY 東京 2024)など。
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アダム・マーティン/Adam Martin
アメリカ・アイオワ州生まれ、ニューヨークを拠点とする。マルチメディア・インスタレーション、写真、コンピューターゲーム、ナラティブデザインなど多岐にわたる分野で活動する。個人的な歴史と権力システムの交差する地点を探求し、経済、欲望、そして制度的支配の構造の中における、若く憤りを持つ男性の葛藤心理に焦点を当てている。
ビジュアルノベルのような形式を用いたマーティンのプロジェクトは、しばしばインディーゲームカルチャーと現代美術の境界線を曖昧にし、主体性、選択、物語の作者性といった固定観念を覆す。アメリカのアート界に根差しつつも、取引される「親密さ」や制度的な不透明性といった彼のテーマは、世界の文化産業全体とも共鳴する。
主な展示歴に、Galerie Buchholz(ケルン)、 Etablissement d’en face(ブリュッセル)、Gandt and LOMEX(ニューヨーク)など。
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半田颯哉/Souya Handa
アーティスト、インディペンデント・キュレーター。1994年、浜松生まれ、広島出身。テクノロジーと社会倫理の関係や、アジア・日本のアイデンティティを巡る問題に焦点を当てる。2019年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了。また2023年に東京大学大学院学際情報学府修士課程を修了。アジアン・カルチュラル・カウンシルの2024年度ニューヨーク・フェローシップ・グランティーに選ばれている。
YUGEN Galleryについて
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YUGEN Galleryは、2022年2月に設立された、日本の現代アートを専門に扱うギャラリーです。東京・南青山と福岡・天神の2か所に拠点を持ち、運営を行っています。
ギャラリー名の「YUGEN」は、日本特有の美的概念である「幽玄」から名付けられており、その言葉が持つ「奥深さ」「崇高さ」「気品」「優雅さ」「艶やかさ」「壮麗さ」といった要素を持つ日本のアート作品の魅力を、より多くの人々に伝えたいという思いが込められています。
当ギャラリーでは、国内外で活躍する新進気鋭の現代アーティストを紹介し、ジャンルにとらわれない幅広い作品を展示しています。また、公式サイトでは日本語と英語の両方で作品のオンライン販売も行い、世界中の人々にアートを届けています。
【ギャラリー概要】
<YUGEN Gallery>
■住所 :東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル4F
■営業日 :展覧会開催期間のみ
■営業時間 :平日13時〜19時/土日祝13時〜20時
※展覧会により異なる場合があります。
<YUGEN Gallery FUKUOKA>
■住所 :福岡県福岡市中央区大名2-1-4 ステージ1西通り4F
■営業時間 :11時〜19時
■休業日 :毎週火曜日
※展示入替のための臨時休業となる場合があります。公式サイトおよび公式SNSをご確認ください。
■公式サイト: https://yugen-gallery.com/(https://yugen-gallery.com/)
■公式SNS:
X: https://twitter.com/yugengallery_jp(https://twitter.com/yugengallery_jp)
Instagram: https://www.instagram.com/yugengallery.jp/(https://www.instagram.com/yugengallery.jp/)
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株式会社ジーンについて
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74187/418/74187-418-9d3fe4e19034c6bb91e71591216a5c57-1280x670.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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