【岐阜県高山市】飛騨春慶×ネイルアート「飛騨春慶ネイルコレクション」が開催されました

2024年4月26日(金)11時46分 PR TIMES

400年続く飛騨の伝統工芸「飛騨春慶塗」を次世代につなぐ第一歩

「飛騨春慶ネイル」は飛騨高山の伝統工芸「飛騨春慶塗」から生まれたネイルアートです。
地域伝統の存続の危機に直面し、新たな形で飛騨春慶塗の価値を再発信するため、ネイリストと塗師(ぬし)が二人三脚でこの活動を始め、地元で初のランウェイショー「飛騨春慶ネイルコレクション」を開催しました。

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令和6年4月13日(土) 岐阜県高山市の「飛騨高山まちの博物館」にて、飛騨春慶ネイル倶楽部による「飛騨春慶ネイルコレクション」が開催されました。
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飛騨高山まちの博物館の酒蔵ホールでは、高山の伝統的な土蔵を生かした空間にランウェイを設け、地元若手クリエイターが手掛けた飛騨春慶ネイルプロモーション動画の放映や飛騨春慶弦楽器による演奏のあと、男女10人のモデルがあでやかに輝く様々なコンセプト・デザインの飛騨春慶ネイル20点を披露しました。
このプロジェクトの発起人である「飛騨春慶ネイル倶楽部」は、ネイリストの佐藤直子さんが代表を務め、地元飛騨高山の伝統工芸である飛騨春慶塗を次世代に繋ぎ育てるために活動する団体です。
艶やかな飴色が特徴の飛騨春慶塗は、岐阜県飛騨地方で約400年前から続いていますが、近年職人の高齢化などから存続の危機にあります。
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ネイリストの佐藤さんは、飛騨春慶塗の塗師職人である川原俊彦さんと出会い「ネイルという新しい形で飛騨春慶の美しさを世界に届け、伝統技術を守りたい」という思いを持ち活動をしており、佐藤さんがヒノキや栃、栗等の飛騨の広葉樹のブロックからネイルチップを作り、伝統工芸士である川原さんが漆を塗るというコラボにより作品を作り上げます。
この活動を多くの人に知ってもらうため、今回、「飛騨春慶ネイルコレクション」の開催を計画。資金調達と、飛騨春慶の新たな魅力を全国・全世界に発信するために挑戦したクラウドファンディングでは、200人以上の方からのご支援や、地元企業などからスポンサーを集めました。
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これからも、飛騨春慶ネイルをきっかけに飛騨春慶の魅力を全国・全世界へと再発信し、「NEXT飛騨春慶」として飛騨春慶製品の売上に貢献したり、若者が地元で活躍できる仕事として職人仕事を選んだり、関わるきっかけとなる発信・活動をすることで、飛騨春慶塗の後継者育成への貢献を目指します。
飛騨春慶ネイル倶楽部とは


2020年より、高山出身のネイリスト佐藤直子氏と飛騨春慶塗の伝統工芸士である川原俊彦氏が中心となり「飛騨春慶ネイル」の創作活動を開始。「存続の危機にある地域の伝統技術を守り、400年続いた飛騨春慶の文化をこの先も引き継いでいきたい」という思いのもと、飛騨から全国・全世界に飛騨春慶の魅力を発信するために活動中。
飛騨春慶について


飛騨春慶のはじまりは、およそ400年前の慶長年間に、高山城下で社寺の造営に当たった名工高橋喜左衛門がたまたま打ち割った木目の美しさに心打たれ、これを蛤盆に作り、第二代高山城主金森可重(ありしげ)の子、重近(金森宗和)に献上し、御用塗師成田三右衛門に透き漆で塗り上げさせたところ、その色目が加藤景正の名陶「飛春慶の茶入」に似通っていたところから「春慶塗」と名付けられ、将軍家に献上されたと伝えられています。
飛騨春慶は、江戸時代末期から明治にかけて、重箱のような角(かく)ものに生かされ、大正から昭和初期にいたっては線と円の近代的なフォルムを創出し、立体的な美しさを持つ伝統的工芸品となり、茶器や花器など、多くの愛好家に親しまれ賞賛と嗜好の的になりました。
現在では家具、そして食卓のイメージを一新させる器としても注目を集めています。
飛騨春慶は、時とともに次第に漆が透け、美しい木目が浮き出てきます。木のぬくもり、木の風合いを、生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所商工振興課
住所:〒506-8555
   岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話:0577-35-3144
FAX:0577-35-3167
メールアドレス:shoukou@city.takayama.lg.jp

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