ディズニーホテル増設・クルーズ船2隻目も…オリエンタルランド長期戦略、35年度に売上1兆円超目標

2025年4月28日(月)22時3分 読売新聞

オリエンタルランドが発表した、エリア刷新のイメージ図

 東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドは28日、長期経営戦略を発表した。宿泊者数が伸びているディズニーホテルの増設のほか、2028年度に運航予定のクルーズ船事業では2隻目の就航も検討する。積極的な投資で、35年度の売上高目標は、現在の1・5倍の1兆円以上とする。

 この日発表した25年3月期連結決算は、売上高が前期比9・8%増の6793億円、営業利益は4%増の1721億円でいずれも過去最高だった。

 ランドとシーの入園者数は計2756万人で、前期(2751万人)から微増にとどまった。ただ、優先入場券や高価格帯チケットの販売が好調で、入園者1人あたりの売上高は7・1%増の1万7833円と過去最高を記録した。

 今後はホテル増設やエリア刷新など大規模開発を検討し、入園者数をさらに底上げする。クルーズ船は未開業だが、米ディズニーのクルーズ船事業が好調なことや、テーマパークの固定客の利用が見込めることを踏まえ、通年稼働する29年度から黒字を想定する。

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