イマーゴ、2025年度より就学支援プログラムを導入。修士・博士課程の授業料を最大で全額補助。
2025年5月7日(水)11時47分 PR TIMES
<報道関係者各位>
2025年5月7日
株式会社イマーゴ
株式会社イマーゴ(本社:東京都港区、代表取締役社長:神尾 寿、以下イマーゴ)は「学びと働きの両立」・「社会人になっても学び続ける」を実現するため、2025年度より在籍社員の「就学支援プログラム」を開始。5月より本プログラム第1期生の授業料支払いを実施いたします。
本プログラムでは全従業員を対象に九州大学の修士課程及び博士課程の学費を会社が負担するほか、学業にあわせて業務内容や就業時間を柔軟に調整。社会人として働きながら学び続けることを支援いたします。2025年度は本プログラムの第1期生として、4名の社員に対して修士課程と博士課程の就学支援をする予定です。
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■就学支援プログラムの概要
イマーゴの正社員・契約社員に対して、給与とは別に学費の一部もしくは全額を会社が負担する制度です。本プログラムで会社が負担する学費はすべて給付となり、返済の必要はありません。支援条件は以下の通りとなります。
・修士課程
学費の2割〜全額を負担します。負担割合は社員の在籍年数、業務貢献度、業務と研究内容の適合性を勘案して総合的に判断します。
・博士課程
研究内容に関わらず、学費の全額を会社が負担します。また、東京オフィスの在職者が九州大学の社会人博士課程を履修する場合は、勤務地を九州大学内の共同研究ラボに変更し、学費以外に現地滞在費(交通費・宿泊費)も全額会社が負担して「社会人として働きながら博士号を取得する」ことを支援します。
※2025年度は修士課程3名、博士課程で1名(予定)の就学支援を行います。
■就学支援プログラム設立の背景と狙い
株式会社イマーゴ 代表取締役社長 神尾寿
私は前職のジャーナリスト時代から、日本において修士号や博士号を持つ人材が少なすぎると感じていました。例えばアメリカのシリコンバレーやウォール街で働くビジネスパーソンは、名刺にPh.D.の肩書きがあたり前のように記されており、博士号は研究職のための肩書きに限定されていません。ビジネスと大学の距離もとても近く、企業で働きながら大学で学ぶことも一般的です。
私は「学ぶこと」と「働くこと」は両立可能な概念であり、相互に補完し合うことで高い効率性を生むものだと考えます。むしろ仕事を経験したからこそ、大学での専門的な学びの価値や可能性について気づくことも少なくありません。
そこで弊社では、少しでも多くの若者が修士号や博士号を取得し、学ぶことと働くことの両立ができる制度として就学支援プログラムを作りました。本制度では学費補助を基本としつつ、学びにあわせた業務時間の調整や、研究と仕事の相関が実感しやすいように業務内容や配属をあわせるなど様々な取り組みを複合的に行います。社会人として働きながら大学で学び研究し、その結果として日本のビジネスシーンに修士号や博士号の保持者が増えていくことを、本制度では目指します。
■就学支援プログラム第1期生のコメント
○浅田かんな
〜統合新領域学府 ライブラリサイエンス専攻〜
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現在、イマーゴでは正社員として、フロントエンドのリーダーやUXディレクター、技術コンサルタントなどを担当しています。修士進学にあたり、就学支援プログラムのオファーを受け、学びと仕事の両立を選びました。
イマーゴの支援は学費の補助だけでなく、柔軟な働き方も含まれており、授業時間に合わせた勤務調整ができるなど、実践的なサポートが整っています。学んだことをすぐ仕事に活かせる環境があることで、視野も広がり、これまで挑戦してこなかった分野にも積極的に踏み出せるようになりました。自分の学びが、将来の選択肢や可能性を広げてくれる-その実感を持ちながら働けることが、このプログラムのよいところだと思います。
○松尾周汰
〜システム情報科学府 情報理工学専攻(進学予定)〜
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63339/4/63339-4-2ba2192d63885af7c4f3828882730034-1620x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
私はイマーゴ社ビジネスプロデュース部門で、企業向けコンサルティングのプロジェクトの企画と管理をしています。社会人として働く中で、まだ世の中にないものをクライアントと共に考え、形にしていくプロセスの面白さに改めて気づき、自分の専門性をさらに深めたいという思いが芽生えました。ちょうどそのタイミングで就学支援プログラムが始まり、博士課程への進学を真剣に検討するようになりました。
現在は入学に向けて準備を進めている段階ですが、イマーゴでは学費支援に加え、勉強のための時間確保や教材費補助など、進学前から多角的な支援を受けられる体制があります。また私は居住地が東京なのですが、進学後に九州大学のキャンパスに通う必要がある場合は、出張扱いで交通費・宿泊費も会社側で負担してもらえます。
実務と学びを両立することで、より高い専門性を備えたプロフェッショナルを目指していきたいと思っています。
【株式会社イマーゴについて】
最新テクノロジーと若者世代の調査・分析から、「次の市場、次の社会」にフォーカスした事業戦略の策定支援や新ビジネスの企画、ユーザー体験設計を行うコンサルティングファームです。若年層の深層心理や行動モデルを科学的に分析して戦略策定を行い、“新たなビジネスやトレンド、ユーザー体験を設計・開発すること”を得意としています。
イマーゴ社は国立大学法人九州大学様と組織対応型連携を締結しており、同大学内を拠点とするシンクタンク部門の「iQ Lab」を設置しています。iQ Labでは30歳以下の若手研究者やエンジニア、デザイナーが中心となり、新事業領域の調査・研究、UXデザイン設計、ソフトウェア及びハードウェアの試作開発から大規模な実証実験の運営までを一気通貫で行っています。
<報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社イマーゴ
MAIL: info@imago.co.jp TEL: 03-6452-8847