中国大引:上海総合0.7%安で4日ぶり反落、ハイテク・不動産に売り
2025年5月15日(木)16時44分 サーチナ
15日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比23.13ポイント(0.68%)安の3380.82ポイントと4日ぶりに反落した。
投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。14日発表の4月金融統計では、人民元建て新規融資が市場予想を下回った。また、週明け19日には、4月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。トランプ関税の影響が気がかりだ。もっとも、下値は限定的。複数の証券会社が中国の経済成長見通しを上方修正するなど、景気懸念が後退していることなどは引き続き支えとなっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が4.4%安、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が3.3%安、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が2.6%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が2.3%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)とパワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)がそろって2.2%安で引けた。
不動産株もさえない。万業企業(600641/SH)が2.4%、新城控股集団(601155/SH)が2.3%、金地集団(600383/SH)が1.9%、緑地HD(600606/SH)が1.7%、保利発展控股集団(600048/SH)が1.2%ずつ下落した。軍需産業株、インフラ建設株、資源・素材株、保険・証券株、自動車株なども売られている。
半面、発電株はしっかり。楽山電力(600644/SH)が4.0%、国投電力(600886/SH)が2.0%、四川川投能源 (600674/SH) が1.5%、華電国際電力(600027/SH)と華能国際電力(600011/SH)がそろって1.2%ずつ上昇した。消費関連株、医薬株、銀行株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.04ポイント(1.16%)安の258.71ポイント、深センB株指数が8.96ポイント(0.75%)安の1189.17ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
投資家の慎重スタンスがやや強まる流れ。14日発表の4月金融統計では、人民元建て新規融資が市場予想を下回った。また、週明け19日には、4月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。トランプ関税の影響が気がかりだ。もっとも、下値は限定的。複数の証券会社が中国の経済成長見通しを上方修正するなど、景気懸念が後退していることなどは引き続き支えとなっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が4.4%安、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が3.3%安、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が2.6%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が2.3%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)とパワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)がそろって2.2%安で引けた。
不動産株もさえない。万業企業(600641/SH)が2.4%、新城控股集団(601155/SH)が2.3%、金地集団(600383/SH)が1.9%、緑地HD(600606/SH)が1.7%、保利発展控股集団(600048/SH)が1.2%ずつ下落した。軍需産業株、インフラ建設株、資源・素材株、保険・証券株、自動車株なども売られている。
半面、発電株はしっかり。楽山電力(600644/SH)が4.0%、国投電力(600886/SH)が2.0%、四川川投能源 (600674/SH) が1.5%、華電国際電力(600027/SH)と華能国際電力(600011/SH)がそろって1.2%ずつ上昇した。消費関連株、医薬株、銀行株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.04ポイント(1.16%)安の258.71ポイント、深センB株指数が8.96ポイント(0.75%)安の1189.17ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)