六面それぞれ「ふじ」「紅玉」「陸奥」…高難度リンゴパズル「アオモリックキューブ」、県外でも大人気

2025年5月19日(月)10時31分 読売新聞

各面に県産リンゴをあしらったアオモリックキューブ(青森県提供)

 青森県が商品企画を担当した6品種のリンゴの画像をそろえる六面立体パズル「アオモリックキューブ」が“県外進出”した。昨年秋に県内向けに発売し、完売していた商品の再販という形で、県は県産リンゴのPRにつなげたい考えだ。

 「アオモリックキューブ」は、完成させると「ふじ」「ジョナゴールド」「世界一」「紅玉」「千雪」「陸奥」の6品種の表面をあしらった画像が、各面に浮かび上がるようになっている。全て赤色で同じような柄に見えてしまうことから判別しにくく、特徴を見ながらそろえていく必要があり、難易度は高めだ。

 昨年10月に青森県観光物産館「アスパム」など県内11か所で店頭販売を開始。発売から話題となり、製造した1000個は約2か月で完売した。県観光政策課によると、完売後も購入を希望する声が県内外から多く届いたため、今月1日からの再販とともに県外販売も決めたという。

 県内ではアスパムや三沢空港の売店などで、県外では県アンテナショップ「あおもり北彩館東京店」(東京都千代田区)や「あら、りんご。ルクア大阪店」(大阪市北区)などで販売している。価格は3300円(税込み)。17日現在、在庫が少なくなっている店舗もある。

 同課の担当者は「県外では手に入りにくい品種もパズルに含まれているので、特徴を知ってもらい、県内を訪れて実際に食べてもらうきっかけになってほしい」と話していた。

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