働く人の可能性を引き出せる会社を目指して。女性のキャリアを支える卵子凍結制度補助を制定した株式会社DroR、制度策定への想いと目指す未来とは

2024年5月27日(月)10時0分 PR TIMES STORY

SNSメディア運営支援、補助金支援、財務・経理支援を通じて、活躍する人を根本からサポートする株式会社DroRでは、「人々の可能性を引き出し、共に成長する道を築く」をビジョンに掲げて事業を行っております。当社では、社員のライフステージや働き方に柔軟に対応し、社員や社員のご家族の可能性を引き出すため、近年女性のキャリアとライフプランの両立を支援する選択肢として注目されている、卵子凍結の費用を補助することを決定いたしました。

このストーリーでは、制度策定までの道のりと今後の展望について、代表取締役の山中真琴氏へのインタビューを通じてお伝えします。

ーーまず、卵子凍結について教えてください。

卵子凍結とは、将来の妊娠や体外受精に備えて、卵巣から採取した卵子を凍結しておくことです。卵子は加齢の影響を非常に受けやすく、また卵子の質が妊娠能力に大きく関係しているのですが、凍結保存することで、若いときの生殖能力を保ったまま長期間の保存が可能になります。卵子凍結を行うことで、必ずしも将来出産ができるとは限りませんが、年齢を重ねても女性が出産できる可能性を高めるためのひとつの手段です。卵子凍結は、女性のキャリアとライフプランの両立を支援する選択肢として近年非常に注目されています。

同世代が結婚・出産していく中、会社員からフリーランスへ転身

ーー山中さん自身は、これまでどのようなキャリアを歩んでこられたのですか?

大学卒業後は、厨房機器のメーカーに就職して、4年ほど営業職として働いていました。飲食店のお客様が多かったので、早朝や深夜の現場対応も頻繁にありましたが、社内外の人間関係に恵まれていたので、毎日楽しく働いていました。一方で、営業職の大半が男性だったので、女性ならではのキャリアやワークライフバランスについて考える機会はほとんどありませんでした。

でも25歳の頃、周囲の同世代が結婚や出産をしていく姿を見て、ふと「自分の将来を考えると、一生この仕事を続けるのは難しいかもしれない」と思ったんです。そこで特にやりたいことがあったわけではなかったけど、勢いで会社を辞めてフリーランスになりました。

ーーフリーランスとしては、どんなことをしていたのですか?

インフルエンサーマーケティングをメインとして、企業に対してのSNSマーケティング支援をしていました。フリーランスではあったものの、チームメンバーのマネジメントも行っていたり、インフルエンサーさんと連絡を常にとっていたりと、人と関わる機会が多くありました。

そんな中、他者との向き合い方や接し方次第で、相手のポテンシャルが引き出せることに気づきました。自分の声かけ一つで、チームメンバーのモチベーションや成果が変わることを実感したのです。

また様々な人と関わる中で、誰もがその人にしかない強みを持っていて、環境によってどう発揮されるかが変わると知ったとき、私は働く人の可能性を引き出したいと強く感じるようになりました。さらに、特別な才能がないと思っていた私自身の強みを周囲の人に引き出してもらっていることにも気づき、「可能性を引き出す」ということが自分の中でのテーマになりました。

同じ想いを持つ共同創業者と会社設立、社名に込めた意味

ーーそこから、会社を設立されたんですね。どんな経緯だったんですか?

フリーランスの頃からお世話になっていた方に声をかけてもらったのがきっかけです。私自身がその方に可能性を引き出してもらったので、同じ想いを持つ人と共に事業を行っていきたいと感じました。

ーー社名にはどんな意味が込められているのですか?

DroRと書いてドロアと読むのですが、英語で「引き出し(drawer)」という意味です。二つの意味を込めていて、「関わる人のポテンシャルや魅力を引き出せる存在でありたい」。そして、そのために「自分自身の引き出しの中身も充実させたい」。そのために日々の学びや自己研鑽を楽しむという意味を込めています。

ーーどんな事業をされているのですか?

主な事業は、補助金申請の支援です。創業当初、お世話になっている経営者からのご依頼がきっかけで始めたものが現在のメイン事業となっています。この事業は、事業拡大や雇用増加などの際、資金面でのサポートをすることで、企業のポテンシャルを引き出すことができると実感しています。また、補助金を活用できると事業の幅が広がる一方、煩雑な手続きや手間も多いので、そのサポートをすることで、経営者の皆様には一番得意とする経営に集中していただけると感じています。

社員の家族も私たちにとって大切な存在、卵子凍結制度補助を制定

ーーなぜ卵子凍結制度補助を制定することにしたんですか?

40代男性社員が同年代の女性と結婚して、子どもを授かることの難しさを知ったのがきっかけです。40代半ばになると、自然に妊娠できる確率が1〜5%になります。私自身、いつか子どもを授かりたいと思っているため、その事実に衝撃を受けて、自分のライフプランについて改めて考える機会になりました。

卵子凍結については、その男性社員の奥さんに「今すぐ卵子凍結した方がいいよ!」と言われて、そこから調べたのですが、「将来的には子どもを授かりたい。でも、今はまだ働きたい」と思う私にとって、選択肢の一つになりうると考えました。

一方で、課題も感じました。卵子凍結にかかる費用は想像以上に高く、卵子凍結ができる年齢の女性にとっては、負担の大きい金額だと思ったからです。

だからこそ、働く人の可能性を引き出す一助になれたらと思い、DroRでは今の社員と将来的に入ってくる社員のために卵子凍結補助の制度を作りました。

ーー卵子凍結補助の制度は具体的にどのようなものですか?

34歳以下の女性社員もしくは社員の34歳以下の配偶者が卵子凍結を行う際、40万円を上限に補助するという内容です。社員の家族も私たちにとって大切な存在なので、社員同様に対象にしたいと考えています。

働く人の可能性を引き出せる会社を目指して

ーー今後の展望について教えてください。

卵子凍結補助制度はまだ策定したばかりの状態なので、利用しやすくなるように整えていきたいです。また、卵子凍結制度自体がまだメジャーなものではないので、これが多くの人に広まるきっかけとなればと思っています。

事業面では、人々の可能性を引き出すことを軸に、引き続き事業を展開していきます。現在の主事業である補助金申請支援だけでなく、関わってくださる個人・企業の方々へも可能性を引き出すことのきっかけとなれるような機会創出ができるよう、会社としても、私個人としても共に成長できる可能性を広げていきます。

【株式会社DroR会社概要】

東京都渋谷区にて「人々の可能性を引き出し、共に成長する道を築く」をビジョンに、補助金支援エキスパート協会を運営。その他にもアウトソーシング業務、SNS活用講座、戦略立案・コンサルティング事業などを展開している。

会社名:株式会社DroR 

所在地:東京都渋谷区恵比寿西2-4-8 ウィンド恵比寿ビル8F

設立:2023年8月

代表取締役: 山中真琴

ホームページ:https://dror-japan.studio.site/


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