アストラゼネカ、クールアース・デーにむけ「気候変動と健康」に関する啓発を開始
2024年7月2日(火)16時46分 PR TIMES
暑さ指数「厳重警戒」で、ウェザーニュースアプリで呼びかけ
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:堀井 貴史、以下、アストラゼネカ)は、7月7日のクールアース・デー(地球温暖化対策の取り組みを推進するための日)(※1)に際し、「気候変動と健康」に関する啓発活動を開始します。7月7日より、都道府県別に天気予報アプリ「ウェザーニュース(※2)」の天気連動広告を通じて、気候変動がもたらす人々の健康への影響について啓発を行います。
アストラゼネカは、人々の健康の実現には、社会や地球が健康であることが不可欠であると考えています。気候変動は、異常気象による自然災害を引き起こすほか、私たちの健康にも深刻な影響を及ぼします。夏場の気温上昇は熱中症のリスクに直結しますが、日本における熱中症の死亡者数は2022年で1,477人にのぼり、2000年の207人から7倍に増加しました(※3)。特に高齢者は重症化しやすく、65歳以上の死亡者数は1,274人で全体の86.3%を占めます(※3)。また、心臓、腎臓、呼吸器疾患など慢性疾患を持つ患者さんにおいては、脱水症状や体重減少によって病気のコントロールが難しくなる場合もあります。
気候変動は、21世紀最大の公衆衛生の危機といわれています。環境要因で亡くなる「気候変動関連死」は、今後年間約1,300万人にのぼると予測され(※4)、この数は新型コロナウィルス感染症による年間最大死亡者数を超えます(※5)。世界の年平均気温は、統計開始以降で2023年に最も高い値となり、国連は、「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と危機感を強めています(※6)。
アストラゼネカは、革新的な治療法の提供を通じて医療の発展に寄与するだけでなく、気候変動への取り組みに注力し、人々と社会、地球の健康への貢献を推進してまいります。今回の取り組みにより、一般の方々にも気温の上昇による健康被害に対する意識を高めていただくきっかけにしていただきたいと考えています。
広告について
[画像: https://prtimes.jp/i/24308/470/resize/d24308-470-1d38db583af5e55b96c4-1.png ]
期間:2024年7月7日から8月中旬を予定
媒体:お天気アプリ 「ウェザーニュース」(http://weathernews.jp/app/ )
内容:都道府県別で暑さ指数(熱中症リスク)が「厳重警戒」を超えた場合
(暑さ指数が28以上)で、熱中症対策を呼びかける広告を掲載
地域によっては、親しみやすい言葉で、熱中症対策を呼びかけます
*****
気候変動関連死について
気候変動による大気汚染、異常気象・猛暑、媒介生物の生態系の変化、水質の変化、食料不安、自然環境の悪化は、私たちの健康に様々な影響を与えると言われています(※7)。WHOは、気候変動が起因となる健康被害や死亡数が今後さらに増加するとして警鐘を鳴らしています。本来ならば避けられる環境要因によって亡くなる「気候変動関連死」は、今後年間約1,300万人に上るという予測もあります(※4)。気候変動は、熱波、山火事、洪水、熱帯暴風雨、台風など、人道的緊急事態にも直接関与し、その規模、頻度、強度は増加の一途をたどっています。これらの気象災害は、直接的および間接的に健康被害を及ぼし、「死亡」「非感染性疾患」「感染症の発生と蔓延」などのリスクを高め、ひいては人間社会のあらゆる機能(社会的、経済的状況、医療システムの機能)にまで悪影響を与えます。
詳細:https://www.astrazeneca.co.jp/sustainability/climate-change-and-health.html
アストラゼネカが取り組む脱炭素対策について
アストラゼネカは、サイエンスに基づき脱炭素の取り組みを進めています。国際的な脱炭素への科学的根拠に基づいた指標の一つ「SBTi(Science Based Targets)」において温室効果ガス削減の目標を設定しています(※8)。2026年までに世界中の事業活動および営業車両からの温室効果ガス排出量(スコープ 1および2)を2015年比で98%削減することを目指しています。さらに、2030年までにバリューチェーン全体のカーボンフットプリント(Scope 3)を半減することで絶対排出量を2019年比で90%削減し、遅くとも2045年までに科学的根拠に基づくネットゼロを達成することを目標としています。
詳細: https://www.astrazeneca.co.jp/sustainability/environmental-protection.html#zero-carbon
アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー領域、希少疾患領域、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオファーマ領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社の革新的な医薬品は125カ国以上で販売されており、世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.com または、ソーシャルメディア https://www.linkedin.com/company/astrazeneca/ をフォローしてご覧ください。
日本においては、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝、呼吸器・免疫疾患およびワクチン・免疫療法を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。アストラゼネカ株式会社についてはhttps://www.astrazeneca.co.jp/ をご覧ください。
フェイスブック https://www.facebook.com/AstraZeneca.Japan/ とインスタグラム https://www.instagram.com/astrazenecajapan/ もフォローしてご覧ください。
References
1. クールアース・デー 2008年のG8サミットが日本で7月7日の七夕の日に開催されたことを契機に、毎年7月7日がクールアース・デーと定められる。
2. ウェザーニュース 株式会社ウェザーニューズが提供する4,200万ダウンロード(2024年4月現在)の天気予報アプリ。
3. 厚生労働省 「年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年〜令和4年)〜 人口動態統計(確定数)より)」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/necchusho22/dl/nenrei.pdf
4. United Nations CLIMATE ACTION FAST FACTS https://www.un.org/sites/un2.un.org/files/2021/08/fastfacts-health.pdf
5. WHO Coronavirus (COVID-19) Dashboard より死亡者数累計データより年別の死亡者数を算出 https://covid19.who.int/
6. 国際連合広報センター「記者会見におけるアントニオ・グテーレス国連事務総長発言(ニューヨーク、2023年7月27日)」https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/49287/
7. United Nations at : https://www.un.org/en/climatechange/science/key-findings
8. 2021年にSBTiが、パリ協定の1.5度目標達成のため、より厳格なNet Zero(ネットゼロ)の新基準(Net-Zero Corporate Standard)を導入した際に、アストラゼネカは最初に認証された7社のうちの1社となりました。
【プレスリリースはこちらのPDF版でもご覧になれます。 】
https://prtimes.jp/a/?f=d24308-470-d869e6d7502bbbde9471a68d0e43c9e7.pdf
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:堀井 貴史、以下、アストラゼネカ)は、7月7日のクールアース・デー(地球温暖化対策の取り組みを推進するための日)(※1)に際し、「気候変動と健康」に関する啓発活動を開始します。7月7日より、都道府県別に天気予報アプリ「ウェザーニュース(※2)」の天気連動広告を通じて、気候変動がもたらす人々の健康への影響について啓発を行います。
アストラゼネカは、人々の健康の実現には、社会や地球が健康であることが不可欠であると考えています。気候変動は、異常気象による自然災害を引き起こすほか、私たちの健康にも深刻な影響を及ぼします。夏場の気温上昇は熱中症のリスクに直結しますが、日本における熱中症の死亡者数は2022年で1,477人にのぼり、2000年の207人から7倍に増加しました(※3)。特に高齢者は重症化しやすく、65歳以上の死亡者数は1,274人で全体の86.3%を占めます(※3)。また、心臓、腎臓、呼吸器疾患など慢性疾患を持つ患者さんにおいては、脱水症状や体重減少によって病気のコントロールが難しくなる場合もあります。
気候変動は、21世紀最大の公衆衛生の危機といわれています。環境要因で亡くなる「気候変動関連死」は、今後年間約1,300万人にのぼると予測され(※4)、この数は新型コロナウィルス感染症による年間最大死亡者数を超えます(※5)。世界の年平均気温は、統計開始以降で2023年に最も高い値となり、国連は、「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と危機感を強めています(※6)。
アストラゼネカは、革新的な治療法の提供を通じて医療の発展に寄与するだけでなく、気候変動への取り組みに注力し、人々と社会、地球の健康への貢献を推進してまいります。今回の取り組みにより、一般の方々にも気温の上昇による健康被害に対する意識を高めていただくきっかけにしていただきたいと考えています。
広告について
[画像: https://prtimes.jp/i/24308/470/resize/d24308-470-1d38db583af5e55b96c4-1.png ]
期間:2024年7月7日から8月中旬を予定
媒体:お天気アプリ 「ウェザーニュース」(http://weathernews.jp/app/ )
内容:都道府県別で暑さ指数(熱中症リスク)が「厳重警戒」を超えた場合
(暑さ指数が28以上)で、熱中症対策を呼びかける広告を掲載
地域によっては、親しみやすい言葉で、熱中症対策を呼びかけます
*****
気候変動関連死について
気候変動による大気汚染、異常気象・猛暑、媒介生物の生態系の変化、水質の変化、食料不安、自然環境の悪化は、私たちの健康に様々な影響を与えると言われています(※7)。WHOは、気候変動が起因となる健康被害や死亡数が今後さらに増加するとして警鐘を鳴らしています。本来ならば避けられる環境要因によって亡くなる「気候変動関連死」は、今後年間約1,300万人に上るという予測もあります(※4)。気候変動は、熱波、山火事、洪水、熱帯暴風雨、台風など、人道的緊急事態にも直接関与し、その規模、頻度、強度は増加の一途をたどっています。これらの気象災害は、直接的および間接的に健康被害を及ぼし、「死亡」「非感染性疾患」「感染症の発生と蔓延」などのリスクを高め、ひいては人間社会のあらゆる機能(社会的、経済的状況、医療システムの機能)にまで悪影響を与えます。
詳細:https://www.astrazeneca.co.jp/sustainability/climate-change-and-health.html
アストラゼネカが取り組む脱炭素対策について
アストラゼネカは、サイエンスに基づき脱炭素の取り組みを進めています。国際的な脱炭素への科学的根拠に基づいた指標の一つ「SBTi(Science Based Targets)」において温室効果ガス削減の目標を設定しています(※8)。2026年までに世界中の事業活動および営業車両からの温室効果ガス排出量(スコープ 1および2)を2015年比で98%削減することを目指しています。さらに、2030年までにバリューチェーン全体のカーボンフットプリント(Scope 3)を半減することで絶対排出量を2019年比で90%削減し、遅くとも2045年までに科学的根拠に基づくネットゼロを達成することを目標としています。
詳細: https://www.astrazeneca.co.jp/sustainability/environmental-protection.html#zero-carbon
アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー領域、希少疾患領域、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオファーマ領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社の革新的な医薬品は125カ国以上で販売されており、世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.com または、ソーシャルメディア https://www.linkedin.com/company/astrazeneca/ をフォローしてご覧ください。
日本においては、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝、呼吸器・免疫疾患およびワクチン・免疫療法を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。アストラゼネカ株式会社についてはhttps://www.astrazeneca.co.jp/ をご覧ください。
フェイスブック https://www.facebook.com/AstraZeneca.Japan/ とインスタグラム https://www.instagram.com/astrazenecajapan/ もフォローしてご覧ください。
References
1. クールアース・デー 2008年のG8サミットが日本で7月7日の七夕の日に開催されたことを契機に、毎年7月7日がクールアース・デーと定められる。
2. ウェザーニュース 株式会社ウェザーニューズが提供する4,200万ダウンロード(2024年4月現在)の天気予報アプリ。
3. 厚生労働省 「年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年〜令和4年)〜 人口動態統計(確定数)より)」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/necchusho22/dl/nenrei.pdf
4. United Nations CLIMATE ACTION FAST FACTS https://www.un.org/sites/un2.un.org/files/2021/08/fastfacts-health.pdf
5. WHO Coronavirus (COVID-19) Dashboard より死亡者数累計データより年別の死亡者数を算出 https://covid19.who.int/
6. 国際連合広報センター「記者会見におけるアントニオ・グテーレス国連事務総長発言(ニューヨーク、2023年7月27日)」https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/49287/
7. United Nations at : https://www.un.org/en/climatechange/science/key-findings
8. 2021年にSBTiが、パリ協定の1.5度目標達成のため、より厳格なNet Zero(ネットゼロ)の新基準(Net-Zero Corporate Standard)を導入した際に、アストラゼネカは最初に認証された7社のうちの1社となりました。
【プレスリリースはこちらのPDF版でもご覧になれます。 】
https://prtimes.jp/a/?f=d24308-470-d869e6d7502bbbde9471a68d0e43c9e7.pdf