業界初(※1)住宅CADソフト(※2)と連携し、平面図から建材製品(※3)の拾い出しを自動化する積算システムのサービスを開始

2023年7月4日(火)15時0分 @Press

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(代表取締役社長:山田 昌司、本社:大阪府門真市、以下 当社)は、当社「Webハウズ(※5)間取り図積算システム」(以下、積算システム)に住宅CADソフト(※2)3社(福井コンピュータアーキテクト株式会社、株式会社 コンピュータシステム研究所、株式会社 DTS)の平面図情報を取り込み可能な「CAD連携機能」を搭載。建材製品(※3)の拾い出しを効率化、見積り時間の約40%(※4)削減につながるサービスの提供を開始しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/360720/LL_img_360720_1.jpg
Webハウズ間取り積算システム

・サービス紹介動画はこちら: https://bit.ly/panasonic_interior_045


■背景
コロナ禍による制約の中、さまざまな業界においてデジタル活用による業務効率化が促進され、手作業や紙ベースのプロセスの削減が進められています。また、2019年4月施行の「改正労働基準法」が定めた猶予期間が終了し、建設業界でも2024年4月より時間外労働の上限規制が実施されます。それに伴い、今まで以上に業務時間内で煩雑な業務を効率的に行うことが求められています。

建設業界の業務プロセスの中で、特に効率化が求められる作業の一つが見積り業務。中でも建材製品(※3)の見積りは、居室の数や広さ、部屋の形などの住宅プランニングによって必要数量が都度変わるため、定型化することが困難です。そのため、現状では「紙媒体の平面図を流通業者や建材メーカーに直接渡すことで、必要数量を正確に伝達する」というフローが必要で、大幅に時間を要してしまうという課題がありました。


■サービス概要
今回、平面図データを住宅CADソフト(※2)上の「パナソニック見積連携機能」を用いてデータで送付することを可能にし、これまで時間を要していたフローを大きく改善。また、当社や当社流通業者(代理店、販売店)は積算システム上の「CAD連携機能」を用いることで、時間がかかる必要数量の拾い出しを自動化。当社建材製品(※3)の見積り時間を従来より約40%(※4)削減へつなげます。さらに、見積書以外にも、製品図面、間取り図付き提案ボード、間配りボードといった資料も提供することで、供給主体や当社パートナーの業務効率化へ貢献してまいります。
・製品紹介ページ : https://bit.ly/panasonic_interior_041
・チラシダウンロード: https://bit.ly/panasonic_interior_042


(※1)当社調べ。2023年7月現在、内装ドア、クローゼット扉、床材、幅木、窓枠などの建材製品に限る。
(※2)住宅CADソフト 3社製品名
・ARCHITREND ZERO(福井コンピュータアーキテクト株式会社)
https://archi.fukuicompu.co.jp/products/architrendzero/
・ALTA Revolution(株式会社 コンピュータシステム研究所)
https://www.cstnet.co.jp/archi/products/alta/index.html
・Walk in home(株式会社 DTS)
https://www.dts.co.jp/solution_pkg/package/walkinhome/
(※3)内装ドア、クローゼット扉、床材、幅木、窓枠に限る。(2023年7月時点)
(※4)当社積算部門において「建具(ドア、クローゼット)15本、窓枠、床・幅木、玄関収納」を見積りした場合の平均削減時間。
(※5)パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社のパートナー専用の業務支援サイト


■特長
(1)平面図を見積作成データとして自動で読み込み。建材製品(※3)の拾い出しを自動化することで、見積り作成に要する時間を約40%(※4)削減
住宅CADソフト(※2)から出力(エクスポート)したCADデータ(連携ファイル)を積算システムに取り込む(インポート)だけで、床材、建具、造作材などの拾い出しを自動的に行うことが可能になります。これにより、必要な数量の拾い出しにかかっていた作業時間が不要になります。また、初期設計段階で特に指定のない場合は、当社おすすめの色柄やデザインで提案するので、仕様の伝達に要する時間も不要となります。さらに、利用するCADにより異なる建具開口寸法は、暫定的に当社標準寸法で見積りを提出するので、特注による納期や価格への影響を防げます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/360720/LL_img_360720_2.jpg
平面図CADデータを当社積算システムへ取り込む流れ

(2)立面図未作成でも簡易3Dパースを積算システム内に表示し、仕様確認をサポート
CADデータ上で、平面図のみしか作図していない段階でも、簡易版の3Dパースで立体的なスケッチモデルを生成します。360度ビューで視認できるので、高さそろえなどのバランス確認のために手書きでデッサンすることなどの作業が不要となり、間取りや建具・窓/窓枠の位置などの確認をサポートできます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/360720/LL_img_360720_3.jpg
生成される3Dパースイメージ

(3)見積書のみならず、製品図面、間取り図付き提案ボード、間配りボードを合わせて提供可能
平面図をもとに、建材製品(※3)の見積書が作成可能。見積り製品の寸法詳細がわかる「製品図面」や、平面図の設置箇所ごとにどの製品が選定されているかが一目でわかる「間取り図付き提案ボード」、製品の梱包ラベルとも連動して現場搬入時に便利な「間配りボード」も合わせて提供することができます。さらに、2023年秋頃(予定)には間取り図付き提案ボード上に上記(2)の3DパースをQRコード(※6)で提供開始予定。QRコード(※6)を読込むことで、スマートフォンやタブレット上で施主や設計者が3Dパースとして立面情報を確認することが可能になります。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/360720/LL_img_360720_4.jpg
当社積算システムから提供可能な資料

(※6)QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。


■関連情報
・住まいと設備と設備サイト(内装・収納)
https://bit.ly/panasonic_interior_044


【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 建築システム事業部
電話:06-6909-7676(代表 受付 9:00〜17:30)


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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