第75回「土木施工技術研究発表会」を開催(ニュースリリース)
2024年7月30日(火)17時46分 PR TIMES
1.概要
日時:2024年7月19日(金)
発表数:9編(投稿論文数:28編)
参加者:約300名(本社、支社、支店、事業部)※オンライン参加の社員も含む
2.開催の趣旨
本発表会は、土木の施工技術に関する優れた研究・提案、新技術の採用など、最新の実施事例の報告と情報交換を通じて、技術力・提案力の向上と伝承を図ることを目的として毎年開催されているものです。
3.発表内容
開会にあたって吉田篤史取締役常務執行役員土木本部長から挨拶があり、支店などから提出された28編のうち厳選された道路、鉄道、橋梁、風力発電施設など9編の土木施工の技術などに関する発表が行われました。続いて、広島大学の作野裕司教授をお招きし「防災に関わるリモートセンシング技術の動向」と題した特別講演を行っていただき、その後、各発表に対する講評ならびに結果発表に続き、最優秀賞、優秀賞、環境部門賞といった各賞の表彰を行いました。
吉田取締役常務執行役員土木本部長挨拶(要旨)
本発表会は今回で第75回を迎え、昭和39年から始まり非常に長い歴史がある。当時から比べると、土木機械や施工技術ははるかに進歩しており、近年ではICT技術の導入により、土木施工技術はさらなる発展を遂げている。一方、当社の土木技術者としての創造性や創意工夫、仕事に向かう姿勢は、現在まで変わらず脈々と引き継がれており、当社の土木施工技術の発展を支えてきた。今後も諸先輩方から受け継いだものを大切にして、土木技術者としての誇りを持ち、業務に取り組んでいただきたい。
最後に、本日は施工技術に関する日々の改善と研究開発の成果を研さんすることで、当社の土木技術をさらに発展させる機会となることを大いに期待している。
4.結果発表
最優秀賞:「橋梁耐震補強工事における3D モデルおよびICT 技術の活用とその成果」 大阪支店 齊藤 啓
優秀賞:「高速道路耐震補強工事における技術的課題と対応」〜あと施工アンカーの難点と対策〜
名古屋支店 藤田 厚志
優秀賞:「CIM を活用した業務プロセス」 広島支店 松木 卓
環境部門賞:「高速道路沿線における災害復旧のあり方」〜災害発生から本復旧工事まで〜 広島支店 山田 得義
[画像: https://prtimes.jp/i/2296/2149/resize/d2296-2149-d38e699eff85eeaca0d5-0.jpg ]