東映と伊藤園が協同し、回収したペットボトルを水平リサイクルする「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」を開始

2024年8月9日(金)15時0分 Digital PR Platform


東映株式会社(代表取締役社長:吉村文雄 本社:東京都中央区、以下 東映)と株式会社伊藤園(代表取締役社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区、以下 伊藤園)は、資源循環の分野において各施設や事務所で回収した使用済みペットボトルの水平リサイクルを行う「ボトルtoボトル資源循環型リサイクル」を協同実施する合意書を締結し、本年8月より取組みを開始いたしました。


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本取組みでは、東映で回収した使用済みペットボトルを再生事業者にて再原料化し、伊藤園が販売する飲料用ペットボトル容器として使用します。2024年8月以降、東映東京撮影所、東映京都撮影所より開始し、廃棄物の減量および資源の有効利用を促進するとともに、国内資源循環の実現に貢献してまいります。

東映グループは、「全世界で人々に愛されるエンターテインメントの絶え間ない創造発信」という企業理念に基づき、ESG活動を推進しています。また伊藤園グループは、経営理念「お客様第一主義」に基づき、環境・社会課題の解決と企業価値向上の両立を目指してサステナビリティ経営を推進しています。今回、環境課題の解決の一つとして資源循環への取組みを進めるにあたり、「ペットボトルを資源として循環させていくことで、持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、二社連携に至りました。

●東映コメント
「ものがたり」の製造工場となる撮影所からサステナブルな環境作りを推進します。東京撮影所、京都撮影所におけるペットボトル回収を通して環境問題への意識を高め、化石由来資源の使用量および廃棄物の削減に貢献します。持続的で豊かな社会の形成を軸に、皆様へ感動や喜びをお届けします。

●伊藤園コメント
「伊藤園グループプラスチックに関する方針」(※1)を制定しており、2030年までにペットボトルに使用するリサイクル素材等(※2)の割合を100%にすることを目指しています。今回の取組みを開始することで、高度なリサイクルである水平リサイクル(ボトルtoボトル)を通じてペットボトルの国内資源循環への貢献を実現します。


今後両社は、環境・社会・経済の持続可能性の向上と国内資源循環の実現に向けて、リサイクルに適した高品質な使用済みペットボトルを安定的に確保するため、従業員や施設への来訪者に向けて使用済みペットボトルの適正な分別の啓発を合わせて行うことで国内資源循環の実現に貢献し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。


<水平リサイクルのフロー>


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2571/93207/550_389_2024080910315866b5718e6e2da.jpg


<実施の背景>

ご参考 日本におけるペットボトルのリサイクル
日本におけるペットボトルのリサイクル率は86.9%と世界最高水準にあるものの、回収された使用済みペットボトルが国内で再びボトルtoボトルに水平リサイクルされている割合は29.0%に留まります(PETボトルリサイクル推進協議会 年次報告2023より)。ボトルtoボトルリサイクルは、繰り返しペットボトルにリサイクルすることができるため、新たな化石由来資源の使用量および廃棄物の削減につながり、国内での資源循環が可能となります。
自動販売機横の空き容器回収BOXは、飲用後の空き容器を回収するために設置しているものですが、回収した袋内では31%を飲料空容器以外の異物(一般ごみ)が占めて適正な分別がなされていないことが課題です。


(※1)2020年9月制定 https://www.itoen.co.jp/company/policy/package/
(※2)生物由来素材を含む

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