位置情報ソリューション「MonoTra™」が運送業界、建機輸送業界で採用拡大。物流資材管理を効率化し、CO2削減に貢献。

2023年9月6日(水)14時8分 Digital PR Platform


資材の位置、稼働率、メンテナンス情報を一元管理でDX推進

 アルプスアルパイン株式会社(TOKYO:6770、代表取締役社長:泉英男、本社:東京都大田区、以下「アルプスアルパイン」)が開発した「MonoTra™」等の位置情報ソリューションが、大型家具・家電の配送事業を手がけるヤマトホームコンビニエンス株式会社(代表取締役社長:寺田秀樹、本社:東京都中央区、以下「ヤマトホームコンビニエンス」)と建機輸送を手掛ける日立建機ロジテック株式会社(代表取締役社長:中村 和之、本社:茨城県土浦市、以下「日立建機ロジテック」)に採用されました。
 今回の採用によりアルプスアルパインは、運送業界や建機輸送業界へのさらなる導入拡大を目指すとともに、物流資材の管理・運用業務の効率化、物流資材の長寿命化、配送効率向上による輸送車両のCO2排出量削減を推進することで、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献していきます。
 
当社の位置情報ソリューションと、新機能「MonoTra™ Dashboard」について

 アルプスアルパインは、低コスト・低消費電力で、無充電でも10年稼働※1し物流資材の位置情報を取得・送信するIoTデバイス「物流トラッカー」、および、屋内外で精度50m※2ほどの位置測位を可能とし、システム構築・運用の簡略化を実現するクラウドサービス「MonoTra™」等の位置情報ソリューションを展開しています。「物流トラッカー」は既に国内外の大手物流会社等に100万台以上の納入実績を挙げています。加えて2022年10月、位置情報だけでなく、滞留状況、稼働率を一元管理できる可視化サービス「MonoTra™ Dashboard」をサービスに追加して、利便性を大きく向上させました。
  


[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1751/75955/500_248_2023090613174764f7fd6b4cde6.png


              新機能「MonoTra™ Dashboard」

 
新機能「MonoTra™ Dashboard」の特長

・導入が容易
サーバの構築やデータ構造の理解が不要で、Webブラウザやスマートフォンですぐに利用
可能。

・在庫状況を一元管理
拠点ごとの資材の在庫状況に加えて、取引先など拠点外の所在も一目瞭然。偏在や過剰
在庫も一元管理できる。

・滞留情報など、目の届きづらいところも管理可能
 在庫の滞留がどこで(場所)、いつ(期間)、どれだけ(数量)発生しているかが分かる。

・地図上で移動履歴を確認
 移動経路や各地点での滞在時間を地図で表示。想定外の移動も見つけやすく紛失を抑止。

・個体別の管理がしやすい
取付対象の管理番号やメンテナンス情報、稼働率など、個体別の状況も登録可能。
 
ー採用実績 ヤマトホームコンビニエンス

 単身引越や大型家具・家電の配送等を手掛けるヤマトホームコンビニエンスは、家電の破損防止や梱包資材の削減によるCO2削減を目指し、繰り返し使えるテレビ用梱包資材(以下、「テレビケース」)を使用していますが、「お客様の運送計画に合わせたテレビケースの配置転換・管理等を効率化したい」「所在地を把握して滞留・偏在を解消したい」「適切なメンテナンス計画を立てるため、各テレビケースの稼働率を把握したい」等のニーズがありました。

 アルプスアルパインの「MonoTra™」ソリューションの導入によって、テレビケースの所在地を低コスト・高精度に把握でき、各拠点の在庫データと運送計画を連携させることで配置転換の指示が大幅に効率化できます。また、適切なテレビケースの配置によって配送効率を上げることで、輸送車両のCO2排出量を削減できるほか、個体別の稼働率を把握して適正なメンテナンス計画を推進することで、資材の長寿命化も実現できます。

 ヤマトホームコンビニエンスは「MonoTra™」ソリューションの活用により、配送品質と業務効率の向上、環境負荷低減に向けた取り組みを加速させていきます。
 

ー採用実績 日立建機ロジテック

 建設機械の生産・販売に関わる物流全域を担う日立建機ロジテックは、サプライチェーンの強靭化に向けた活動に取り組んでいますが、物流の要となる運搬具の慢性的な不足に悩まされていました。また、運搬具の状況を監視し、可視化・数値化するツールがないため、原因の特定や、改善活動への着手が困難な状況でした。

 アルプスアルパインの「MonoTra™」ソリューションの導入によって、運搬具が滞留しがちな場所や滞留日数、目的外利用を可視化・数値化することで、サプライチェーンにおけるウィークポイントを正確に特定し、健全化に向けたPDCAサイクルを回すことができるようになります。また、人手による運搬具探しが不要となることで、棚卸の精度向上や工数削減、更には、「MonoTra™ Dashboard」で各運搬具ごとの個体別稼働実績を管理することで、予防保全的な点検・修理の実施等が期待できます。

 日立建機ロジテックは激しく変化する外部環境の中でも安定・迅速・効率的に生産活動や配送が行なえるよう、「MonoTra™」ソリューションを活用し、引き続き、サプライチェーンの強靭化に取り組んでいきます。
 
今後について

 アルプスアルパインは、今回の採用により取引先のさらなる事業成長に貢献するとともに、物流資材の紛失や偏在防止・稼働率分析・メンテナンス活用など様々な活用ができる「物流トラッカー」と「MonoTra™」の普及を通じて、運送業界の業務効率化による働き手不足の解消や働きやすさの向上、地球環境の保全に取り組んでまいります。

※1  1.6回/日で測定した場合
※2  保証値ではなく、最良の条件下での実力値

「物流トラッカー」および「MonoTra™」の詳細は下記よりご覧ください。
https://tech.alpsalpine.com/j/info/solution/monotra/



本件に関するお問合わせ先
<本件に関するお問い合わせ先>
アルプスアルパイン株式会社コーポレートコミュニケーション部IR課
電話050-3311-0617(代表)  
E-mail alpsalpine-pr@alpsalpine.com

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