順天堂大学革新的医療技術開発研究センター 先任准教授 奥澤 淳司氏が、メタジェンセラピューティクスのアドバイザーとして就任

2023年11月15日(水)15時16分 PR TIMES

腸内細菌研究に基づいた医療・創薬を推進するメタジェンセラピューティクス株式会社(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO:中原拓)のアドバイザーとして、順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター 先任准教授/副センター長 奥澤 淳司 氏が就任したことをお知らせいたします。

メタジェンセラピューティクスは、腸内細菌叢移植(FMT)の社会実装に向けた腸内細菌叢バンクの構築や、マイクロバイオーム創薬を進めています。この度、順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター 先任准教授/副センター長として、新たな治療の研究推進や医薬品のシーズの発掘および研究成果の速やかな社会還元に関して豊富な経験と知識を持つ奥澤氏の参画により、腸内細菌科学に基づく革新的な医療と医薬品の実現を加速してまいります。

弊社アドバイザーへの就任にあたり、奥澤氏は以下のように述べています。
[画像: https://prtimes.jp/i/75935/21/resize/d75935-21-a4c9b07967e833345123-0.jpg ]

「私は、メタジェンセラピューティクスの『マイクロバイオームサイエンスで患者さんの願いを叶え続ける』というミッションに深く共感しています。近年、腸内細菌を用いた医療や医薬品開発の研究開発が世界で活発に進められています。日本でこの新たな治療を患者さんに届ける力添えをできればと考え、日本における腸内細菌医療と創薬のリーディングカンパニーである同社に、アドバイザーとして参画させていただくことになりました。腸内細菌研究の成果を、医療や医薬品という形で一日も早く社会に還元し、より多くの患者さんの願いを叶え続けられるよう、サポートしてまいります。」


奥澤氏の参画により、弊社アドバイザーはアクテ・セラピューティクス社CEO/元バイオームバンク社CEOのトーマス・ミッチェル氏、株式会社Flox Bio共同創業者兼代表取締役の山本憲幸氏の3名となりました。メタジェンセラピューティクスは、日本発の”グローバル・マイクロバイオーム・スペシャリティファーマ“として、日本や世界の患者さんに腸内細菌研究に基づく医療や医薬品を提供すべく邁進してまいります。

奥澤 淳司氏のプロフィール 
医師、医学博士。消化器一般外科、特に鏡視下手術を専門とする。順天堂大学医学部を卒業後、同大学 医学部消化器外科学講座下部消化管外科 准教授を経て、2017年、同大学 革新的医療技術開発研究センター 先任准教授/副センター長に就任。同大学 メディカルイノベーション調査室 室長、同大学 医学部附属順天堂医院臨床研究・治験センター 副センター長、同大学 健康総合科学先端研究機構 バイオリソースリサーチセンター 副センター長を併任する。厚生労働省医政局研究開発振興課治験推進室 室長補佐、同省保健局医療課 課長補佐を歴任。

マイクロバイオームとは
マイクロバイオームは、腸内や皮膚・口腔などヒトの体のいたるところに存在する細菌全体を意味します。特に、ヒトの腸内には約40兆個*に上るといわれており、ヒトの健康に大きな影響力を持っていることが近年明らかになってきています。
* Sender, R., Fuchs, S. & Milo, R. Revised Estimates for the Number of Human and Bacteria Cells in the Body. PLoS Biol. 14, e1002533 (2016)

腸内細菌叢移植(FMT)とは
腸内細菌叢移植(FMT)は、健康な人の便に含まれている腸内細菌叢を、疾患を持つ患者さんの腸に大腸内視鏡を用いて移植し、腸内マイクロバイオームの異常(ディスバイオーシス)を改善する医療技術です。順天堂大学では2014年の臨床研究開始以来、200名以上*の潰瘍性大腸炎の患者さんに対するFMTの実績を積み重ね、研究成果を複数の海外トップジャーナルに発表しています。
*順天堂大学医学部付属順天堂医院 消化器内科「潰瘍性大腸炎に対する腸内細菌叢移植」
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/shokaki/about/treatment/intestinal_microbiota1.html

メタジェンセラピューティクス株式会社について
メタジェンセラピューティクス株式会社は「マイクロバイオームサイエンスで患者さんの願いを叶え続ける」ことをミッションとして、腸内細菌研究に基づいた医療と創薬でソーシャルインパクトを生み出す大学発ベンチャーです。順天堂大学の医師と慶應義塾大学、東京工業大学の研究者が共同創業し、「腸内細菌叢移植療法(FMT)」の社会実装と、「FMT起点のリバーストランスレーショナル創薬」を推進しています。現在メタジェンセラピューティクスでは人材採用を積極的に進めております。募集中のポジションはhttps://www.metagentx.com/carrers/をご覧ください。募集中のポジションに当てはまるものがなくとも、マイクロバイオームサイエンスでイノベーションを起こす仲間に入っていただける方は hr@metagentx.com までご連絡ください。

<会社概要>
会社名:メタジェンセラピューティクス株式会社(略称 MGTx)
本社所在地:山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
東京事務所:東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
代表者:代表取締役社長CEO 中原拓
設立日:2020年1月17日
事業内容:マイクロバイオームサイエンスを活用した創薬・医療事業
URL:https://www.metagentx.com

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