経済産業省の補助事業として一般社団法人JCBIの著作権流通部会と技術推進部会が取り組む国際ルール形成プロジェクト「グローバル・スタンダード・イニシアティブ」が採択

2023年11月16日(木)11時46分 PR TIMES

〜デジタル上でトークンを介して契約に基づき適法かつ継続的にコンテンツの権利を許諾等するための国際標準化に向けて〜

一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(略称、一般社団法人JCBI)の著作権流通部会と技術推進部会による国際ルール形成プロジェクト「グローバル・スタンダード・イニシアティブ」における標準化プロトタイプ検証が、経済産業省の補助事業として採択されましたのでお知らせします。
このプロジェクトは、デジタル上でトークンを介して契約に基づき適法かつ継続的にコンテンツNFTの権利を許諾等するための国際標準化に向けた取り組みです。

[画像1: https://prtimes.jp/i/63619/63/resize/d63619-63-45a5f5c2b911fbe062ef-0.png ]

コンテンツNFTに係る権利関係をブロックチェーン上に画一的に表示することで、様々なコンテンツの権利処理が容易化し、コンテンツの流通市場の拡大に寄与することが期待されています。また、正当な権利者への権利の帰属と消費者の保護を図ることで、安心安全な環境のもと、トークンを活用してコンテンツNFTをグローバルで活発に流通促進することも求められています。
一般社団法人JCBIの著作権流通部会と技術推進部会は、国際ルール形成プロジェクト「グローバル・スタンダード・イニシアティブ」を発足し、「デジタル上でトークンを介して契約に基づき適法かつ継続的にコンテンツNFTの権利を許諾等するための国際標準化」に向けた検討を進めてきました。その一環として、同プロジェクトは、これまでに検討してきた標準化要件を、具体的な標準規格として構築することを目的として、実際にプロトタイプを開発してインフラストラクチャの検証を行うこととしました。

一方、経済産業省の産業技術環境局 基準認証政策課は、令和5年度「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費(標準化戦略活動促進補助金事業)」に係る補助金の公募を行いました。同事業は、民間団体等が、自身が関係する製品やサービス等に関して、具体的なデジュール標準(ISO、IEC及びJIS)の規格開発に着手するために必要となる国内外の市場調査等を実施するために必要な経費を補助する事業です。

<令和5年度「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費(標準化戦略活動促進補助金事業)」に係る補助金の公募について>
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2023/k230927001.html

技術推進部会に参加するJCBI加盟企業のSingulaNet株式会社(東京都港区、代表取締役社長:町浩二、https://singulanet.net/)と株式会社ケンタウロスワークス(東京都千代田区、代表取締役:河崎健一郎、https://centaurusworks.jp/)が公募に共同申請し、この度、以下の「令和5年度「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費(標準化戦略活動促進補助金事業)」の採択結果について」のとおり採択されました。

<令和5年度「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費(標準化戦略活動促進補助金事業)」の採択結果について>
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/2023/s231116001.html

今回の採択を受けて、SingulaNet株式会社と株式会社ケンタウロスワークスは、一般社団法人JCBIが支援するコンテンツ領域の活用に特化したパブリックブロックチェーン「Sanpō Blockchain」(サンポー・ブロックチェーン)を採用して当該検証で必要となるプロトタイプを開発します。

<Sanpō Blockchain>
公式ホームページ:https://sanpobc.io/
X(旧Twitter)公式アカウント:https://twitter.com/sanpobc
[画像2: https://prtimes.jp/i/63619/63/resize/d63619-63-05966eb2bef58ab9179f-1.jpg ]


また、データ項目の設計に関しては、対象となるコンテンツ分野が出版、映画・アニメ・音楽・ゲーム・放送等の多岐に渡るため、検証フェーズにおいては、広く日本のコンテンツ関連企業各社に対して参加を募って「標準化プロトタイプ研究会」を開催し、参加企業によるプロトタイプの試用や議論等を通じて、標準化に向けたデータ項目等についての産業界からの意見を取り込んでいきます。
さらに、プロセスの設計に関しては、コンテンツの発行者の登録から、その後のユーザーに対する譲渡・販売及びコンテンツの視聴までの一連のプロセスにおいて、一貫したコンテンツ保護の施策を導入した場合のユーザビリティも検証する予定です。

<標準化プロトタイプ研究会への参加申し込みフォーム>
https://www.japan-contents-blockchain-initiative.org/contact
(フォームの件名の項目にて「標準化プロトタイプ研究会」を選択の上、お申し込みください。事務局による審査後に参加可否をご連絡差し上げます。)

<JCBI著作権流通部会>
部会長:  骨董通り法律事務所 岡本健太郎(弁護士)
副部会長: 株式会社メルカリ 永井幸輔(弁護士)
      早稲田リーガルコモンズ法律事務所  稲村宥人(弁護士)
部会員: PwC弁護士法人 柴田英典(法曹有資格者)

<JCBI技術推進部会>
部会長:  SingulaNet株式会社 町浩二(CEO)
副部会長: 原本株式会社 櫛田裕文(COO)

今後も一般社団法人JCBIは、日本のコンテンツNFTの安心・安全なグローバル流通拡大に向けた環境整備に取り組んでいきます。

■本件に関するお問い合わせ
 一般社団法人JCBI 事務局
 info@japan-contents-blockchain-initiative.org

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