バックカントリーの雪崩安全セミナー「アバランチナイト」を会場とオンラインで開催!

2023年11月20日(月)9時46分 PR TIMES

スキー場で新雪を楽しむ方から冬山に挑戦する登山者まで、幅広い方を対象に、安全対策のプロが雪崩の危険をやさしくお話します。

アバランチナイトは20年以上、全国各地で開催されている無料の雪崩安全セミナーです。 スキー場とは異なる冬山特有の危険やその対処、 また雪崩事故の実態やリスク管理などについて、日々、雪崩の安全対策に関わる現場プロがわかりやすくお伝えします。

今年のアバランチナイトは、以下の特徴があります。
 
1.地域に合わせた事故事例の解説
会場開催では「雪崩の基礎知識」のお話をしつつ、その知識を使って、地域に合わせた最近の事故事例について解説します。米子、広島、神戸などでは伯耆大山、沼田会場では上州武尊山や谷川岳、新潟では妙高山域、大宮、静岡では甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳、そして松本では乗鞍高原温泉や上高地などでの事例となります。

2.新潟県および長野県山岳総合センターと共催
新潟県と共催する新潟会場では「捜索救助活動の実際と現場で可能なファーストエイド」と題し、救助活動の様子を南魚沼市消防本部の山岳救助隊員がお話しします。また、長野県山岳総合センターと共催する松本会場ではセンター職員から「雪山を楽しむ<3ステップ>と<3つの土台>」と題し、冬山で活動するために必要な総合的なスキルについてお話をいただきます。

3.持続型の不安定性による死亡事故
米国プロスキーヤーの死亡事案となり、大きく報道された白馬乗鞍岳(2023年1月29日発生)での事故は、雪崩が発生しうる状態が長く継続する「持続型の不安定性」によるものでした。これまで国内で調査されている18件の持続型の不安定性による死亡事故を概観しつつ、その危険性についてお話します。こちらの内容は「オンラインのみ」となります。


【会場開催】
全国の11会場にて開催します。沼田、大宮、静岡、京都は初開催となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/68216/5/resize/d68216-5-5715ae36b2a1e20ad871-0.png ]

札幌(北海道)
12月1日(金)18時30分〜20時30分 会場:道民活動センター かでる2.7 定員:96人

沼田(群馬県)
12月3日(日)19時〜21時 会場:利根沼田文化会館 定員:200人

大宮(埼玉県)
12月4日(月)19時〜21時 会場:ソニックシティ 定員:100人

静岡(静岡県)
12月7日(木)18時30分〜20時30分 会場:男女共同参画センターあざれあ 定員:80人

米子(鳥取県)
12月13日(水)19時〜21時 会場:米子コンベンションセンター 定員:100人

広島(広島県)
12月14日(木)18時30分〜20時30分 会場:アステールプラザ 定員:70人

京都(京都府)
12月15日(金)19時〜21時 会場:ひと・まち交流館 京都 定員:100人

神戸(兵庫県)
12月17日(日)14時〜16時 会場:神戸市産業振興センター 定員:100人

新潟(新潟県)
12月18日(月)19時〜21時 会場:朱鷺メッセ 定員:150人

妙高(新潟県)
12月20日(水)18時30分〜20時30分 会場:妙高市勤労者研修センター 定員:120人

松本(長野県)
12月21日(木)19時〜21時 会場:キッセイ文化ホール 定員:90人



【オンライン】
12月26日(火)19時〜21時 参加:無料アプリ Zoom を使用 定員:3000名
※無料アプリ Zoom を使用・12月23日申込締切。

今年のアバランチナイト・オンラインでは以下の4つのトピックについてお話致します。

1.雪崩装備の練習ポイント
仲間と一緒に雪崩ビーコンやプローブの使い方を練習する際、どのようなことに気をつけたらよいかを、簡潔にお話します。シーズン中も、ちょっとした機会を使って、練習をしてください。事前に日本雪崩捜索救助協議会(AvSAR協議会)の資料「仲間による捜索・基礎スキル」と「雪崩ビーコン練習ドリル」を読んでおいていただくと理解がしやすいと思います。
[画像2: https://prtimes.jp/i/68216/5/resize/d68216-5-7862a1fbaaacacbee916-1.png ]


2.雪崩の初歩
雪崩の危険は「地形」「積雪」「人」の3要素で考えると理解がしやすくなります。雪崩とはどのような現象なのかを含めて、雪崩対策に関わる基本的な考え方についてお話します。事前にホームページに掲載されている「雪崩の基礎」と「バックカントリーの安全対策 7 STEPS」を読んでおいていただくと理解がしやすいかと思います。

3.気象情報を上手に利用する
雪山に入る前に、降雪量の予報や実況を確認することは、雪崩の危険を推察する上で、とても大切な作業です。平坦な地形に開かれた都市部と異なり、山岳域では、降雪量を含めて気象予報には固有の難しさが伴います。それはどのような理由に拠るのか、また、気象に関わる情報を利用する際の注意点はなにか、などについて、予報業務に関わる専門家からお話をお聞きします。

4.持続型の不安定性による雪崩死亡事故
雪崩を発生させる積雪の不安定性は大きく2つに分けられます。一つは、その不安定性が比較的早く解消する「荒天の不安定性」、もう一つは、それが長い期間継続する「持続型の不安定性」です。昨シーズン、白馬乗鞍岳で発生した雪崩事故は、後者による雪崩でした。これまで国内で発生した持続型の不安定性による雪崩事故を概観しつつ、その危険性とリスク管理についてお話致します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/68216/5/resize/d68216-5-fc468700e0a2f12e6484-2.png ]


【参加申込】
会場・オンライン、いずれも以下のページからお申し込みください。
https://snow.nadare.jp/seminars-training/avalanch-night.html

  
お客様からの問い合わせ先
日本雪崩ネットワーク
e-mail: info@nadare.jp
  
【法人概要】
名 称: 特定非営利活動法人日本雪崩ネットワーク
英語名: NPO Japan Avalanche Network(略称:JAN)
設 立: 2000年4月。 2001年6月にNPO化。
活 動: 雪崩教育・雪崩情報・雪崩事故調査・リソースの提供を4つの柱に、 それぞれが機能的に関連付けられた包括的な安全対策を実施。 国際水準の雪崩プログラムは、 国内外の現場プロを束ねる専門組織から資格認証される。 平成26年度雪崩災害防止功労者として国土交通省から顕彰。

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