日本を代表するダイバーシティ企業をめざす「MIMARU」 「日本をもっと面白く!」というVisionに向かって、一人ひとりが自分のオールで漕ぎ続ける。

2023年11月21日(火)8時30分 PR TIMES STORY

第3回 未来への「MIMARU」ストーリー

家族や仲間と“みんなで泊まる” を楽しむアパートメントホテル「MIMARU」を運営する、株式会社コスモスホテルマネジメントがめざしているのは、日本を代表するダイバーシティ企業だ。世界32の国と地域から集まった文化や経験の異なるスタッフは、社長一人が舵を切る大きな船に乗っているのではない。それぞれ個性豊かな船に乗った一人ひとりが、「日本をもっと面白く!」というVisionに向かって、自分のオールを手放さず漕ぎ続けている。楽しく働きながら、生きがいを見つけ、成長し、さらに自分の人生を輝かせていく。そんなスタッフと彼らを支える経営&人事の「MIMARU」ストーリーを伝えます。

ダイバーシティ企業として挑戦を続ける、コスモスホテルマネジメントの取締役の塩見 良二さん、人事部長の東 真紀子さんに、インタビューした内容をベースにお届けする。

第1回はこちら

https://prtimes.jp/story/detail/ZrNjOniZ1Kr

※インタビューを実施した2023年9月時点の情報となります。

●スタッフが人生を楽しんでこそ、ゲストに最高の体験を届けられる

いま、ホテル業界では人手不足が深刻だ。増える訪日外国人旅行者を受け入れたくても、コロナ禍で離職したホテリエが戻ってこないため、稼働を落とすホテルもあるという。そんな中、「MIMARU」の退職率は8.5%(2022年度)、宿泊業・飲食サービス業の離職率は 26.8%(厚生労働省 雇用動向調査結果 2022年度*)に対して1/3以内に留まっている。そこに理由はあるのか?最初に、塩見取締役に訊いた。「いまは、働く人や採用希望者が豊富にいる時代ではありません。働いてくれている従業員のウェルビーイングは何より大切なことです。ゲストに最高の体験を届けるためには、まずスタッフのみんなが満足して仕事に取り組んでもらう必要があります。とにかく、働きやすさと仕事のやりがいのある会社をつくりたい。一日でできるものではないので、課題に一つ一つ向き合い、階段を上ります。そうしないと、会社の存在意義や継続してゲストから評価される状態には辿り着けません。」東人事部長が言葉を繋いだ。「変化の激しい時代だから、みんなのアイデアを結集しないと乗り越えられません。スタッフにも、当事者意識をもって提案してもらいたい。また、日本人にありがちな空気を読むというようなことは外国人には分かりにくいので、経営側も、会社運営、制度などを明確に伝える努力をしています。」

*https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/23-2/dl/kekka_gaiyo-02.pdf

●スタッフ共通の強みは、全員、日本が大好きということ

「MIMARU」のスタッフには、国籍や育った環境は違っても、全員、日本が大好きという共通の強みがある。クールなポップカルチャー、安心安全な社会基盤、優しい人間性など、みんな語り出すと止まらない。日本が大好きだから、もっと面白くできるという思いに溢れている。興味のきっかけは、アニメだったり、アーティストのファンだったりとさまざまだが、日本語学校に行かずに完全独学で学び、日本語を流ちょうに話すメンバーもいて感心させられる。日本人スタッフも、旅行が好きだったり、日本の文化に精通していたり、日本愛があるスタッフばかりだ。「スタッフは、日本の良さをもっと伝えたいという情熱を持って働いていて、ゲストにもそれが伝わっているように感じます。言葉の通じない日本で母国語のスタッフがいて、我が家に迎えるように応対したら、それは喜んでくださります。また、急病やアクティビティの予約が取れていないなどのトラブルにも真摯に向き合うことで、満足以上の感動をいただくことがあります。」と、東人事部長は語ってくれた。MIMARUのスタッフは、ゲストのオーダーにマニュアル通りに対応するだけでなく、多様な視点から意見を出し合い、もっとできることがあるのではないかと一歩踏み込んで行動する。いろんな考え方からいろんなアイデアが生まれて、世界中の人に価値のあるサービスが提供されているのだ。

●多様なメンバーが集まる中で、ひときわ輝く価値がある

スタッフと話すときや採用面接などでも、人事部のメンバーは毎日が驚きの連続だという。国籍の違いだけではなく、常識や考え方は人の数だけあることを、実感するからだ。そして、こんな多様性のあるメンバーが集まっていることが、コスモスホテルマネジメントの文化であり源だと語ってくれた。スタッフは、この多様性のある環境を楽しんでいる。「MIMARU」で働きたい、ここだからこそ自分は輝く価値があるのだ、という思いが伝わってくるという。これは外国人スタッフだけの話ではない。日本人スタッフも同様だ。多国籍のスタッフと働くことで、視野が広がり、異文化を取り入れるチャレンジを心から楽しんでいる。未来の話としては、そんな気持ちを持って集まった人材に対して、彼らの「好き」を諦めさせないことが人事のミッションだ。

●表彰制度、資格取得助成金、長期休暇、ベースアップなどで応援

ゲストサービスは、日々さまざまなエピソードに溢れている。それらを毎月取りまとめて、表彰する仕組みがあるという。また、キャリアプランを考える上で、勉強したい、資格を取りたいという従業員には、資格取得のための助成金を年50,000円まで出しているそうだ。会社からのお仕着せではなくて自分の意志で考えて、新しい視点を取り込んで行ってもらう。また、スタッフは、有給休暇をきちんと取っている。2年ごとに5日間のリフレッシュ休暇と休暇手当も用意されている。帰国などのため長期休暇を希望する人は多く、人事からは、シフトに問題がないようチームで話し合い、みんなが希望の休暇を取れるようサポートし合おうというメッセージを発信している。給与レベルは、日本に住んでも困らず、文化を体験する水準を保っている。2023年4月には、全社一律のベースアップを実施した。すべては、スタッフが人生を楽しみながら、お客さまに最高の体験を届けられるようにするためだ。

●宗教や文化、習慣の違いなどを受け入れ、働きやすい環境に

外国人のスタッフの働きやすさのための支援として、特筆すべきは、宗教や文化の違いなどを積極的に受け入れていることだ。宗教や文化は、その人の中で根幹をなす大切な部分であり、それを否定することは絶対したくないという。制服にヒジャブを着ていたり、昼休み等にお祈りをしたり、習慣をできるだけ維持できるようにしている。ホテルという接客業で、ここまでの配慮がされているところは少ないように思う。身だしなみについても、ホテリエだから、髭や髪を染めるのは即NGというわけではない。個性を大事にしつつ、ゲストの目線で印象が良いかどうかを、本人とチームで考えてもらっている。

●日本を代表するダイバーシティ企業へ向けて、自分のオールで漕ぎ続けよう

「MIMARU」の未来に向けて、塩見さんと東さんからの熱いメッセージで締めくくりたい。まずは、塩見取締役から。「世界から人が集まって働くだけでは何も生まれてはきません。本当の意味で、従業員が生き生きと働いている状態にする必要があります。どこかに見本があるわけでなく、コスモスホテルマネジメントの唯一無二の企業文化でなければならない。「世界中の人々に最高の体験と喜びを提供します。」という理念でみんなが結ばれ、個性は人それぞれだが、めざす方向は同じという組織を創造します。」そして、東人事部長から。「私たちは、社長一人が舵を切る大きな船に乗っているのではありません。それぞれ小さいかも知れないけれど、個性豊かな自分の船に乗った従業員が、「日本をもっと面白く!」というVisionに向かって、自分のオールを手放さないぞと、一生懸命に漕いでいるのです。もし、誰かのライフステージに変化があり、オールを漕ぐスピードが変わったとしても、周りでサポートし合う。全員で同じゴールを継続してめざす会社でありたいと願っています。」

●参考情報

<コスモスホテルマネジメントのCorporate Philosophy(企業理念)>

「私たちは、世界中の人々に最高の体験と喜びを提供します。従業員の夢と幸福を追求します。常に新しい価値をつくりだすことで社会に貢献します。」

<組織情報>

株式会社コスモスホテルマネジメント 2023年9月末時点の人員構成:

正社員数218名(外国籍61%)、施設スタッフ150名(外国籍83%)

詳細:https://mimaruhotels.com/news/workplace/

コスモスホテルマネジメント採用情報:https://www.cigr.co.jp/chm/recruit/

アパートメントホテル公式サイト:https://mimaruhotels.com/


行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ

PR TIMES STORY

「日本」をもっと詳しく

「日本」のニュース

「日本」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ