在日ドイツ商工会議所主催「サステナブル・ビジネス・アワード2023」受賞者発表

2023年11月24日(金)10時46分 PR TIMES

テサテープ株式会社、オーイエス・ビューティ社が受賞

在日ドイツ商工会議所 (所在地:東京都千代田区、代表:マークゥス シュールマン)は、2023年11月22日(水)に第二回目となる「サステナブル・ビジネス・アワード2023」の受賞者を発表いたしました。

■ 会員企業10社の応募の中から、受賞企業2社が決定
■「サステナブル・ビジネス賞」受賞企業:テサテープ株式会社
■「サステナブル・コミュニティ賞」受賞企業:オーイエス・ビューティ社
■「オーディエンス賞」受賞プロジェクト:テサテープ株式会社「日本における梱包材の持続可能性の向上を目指す、リサイクル素材やバイオマス素材を使用した環境配慮型梱包テープ」

[画像: https://prtimes.jp/i/82106/6/resize/d82106-6-29fa0fc5f12990fd8984-0.jpg ]

本アワードは、在日ドイツ商工会議所の会員企業による革新的で持続可能な取り組みを広く周知し、日独の経済関係のさらなる発展と、持続可能な社会へ向けたより高い目標の達成に貢献することを目的としています。

審査委員会は、様々な分野の組織や個人4名から構成されました。各審査員は、5つの審査基準「即効性」「地域社会を超えて与える影響力」「イノベーションのインパクト」「包括性」「総合的な持続可能性の実績と戦略」に照らし合わせ、各審査基準につき最大5点まで採点しました。その結果、最も高いスコアを獲得した企業が受賞者として選出されました。

今年の受賞企業2社は次の通りです。

カテゴリー1:サステナブル・ビジネス賞

受賞企業:テサテープ株式会社

プロジェクト名:
日本における梱包材の持続可能性の向上を目指す、リサイクル素材やバイオマス素材を使用した環境配慮型梱包テープ

プロジェクト内容:
テサは、再生プラスチックやバイオマス素材、責任ある資源からなる紙素材を使用した環境配慮型梱包テープを開発しました。同製品群は溶剤を使用しない技術で製造され、テープの紙管には再生紙が使用されています。また、その多くは脱墨性認証 INGEDE Method 12に基づいたリサイクル適性を有し、段ボールと一緒に廃棄することができます。当社では、事業戦略の重要な要素として「環境に配慮した製品開発」を掲げ、日本のお客様のサステナビリティ目標達成の一助となる製品を拡充しています。

受賞コメント:
私たちテサは、日本における持続可能な包装・梱包ソリューションの最前線にいることを誇りに思います。環境配慮型梱包テープの開発は、環境への責任と技術革新への当社の取り組みを表しています。これらの製品は確かな性能を維持しながらも、環境への影響を軽減することを実現しました。今後も未来のために、サステナビリティを中心とした技術革新を目指してまいります。

審査背景:
日本における梱包テープの消費量は非常に多く、高品質なテープは製造・包装分野においてとりわけ必要不可欠です。テサグループは、粘着テープと粘着システムソリューションを製造するドイツのグローバルリーダーです。その一部門であるテサテープ株式会社は、リサイクル素材やバイオマス素材を使用した環境配慮型梱包テープをはじめとする多様な梱包テープの開発により、日本の梱包テープ市場に貢献し、持続可能性を優先しながらも、多様なビジネスニーズに応える信頼性の高い梱包ソリューションを提供し続けています。こういったアプローチは、他の企業が模範として取り組むべき基準を示しており、審査員から高く評価されました。また、製品の応用範囲も広く、業界内外への全体的な影響と相乗効果も期待できます。

カテゴリー2:サステナブル・コミュニティ賞

受賞企業:オーイエス・ビューティ社

プロジェクト名:
美しい自然と地球環境を守るため、化粧品(リップバーム)の開発製造販売過程における、リサイクル・カーボンニュートラルの実現に向けての構築実証

プロジェクト内容:
自分にとって最高のケアを提供し、地球環境に優しい化粧品をお探しですか?私たちも常にそれを同様に考えています。プラスチックや鉱物油、そして化学物質の洪水、残酷な動物実験を排除して、持続可能なナチュラルなリップやビューティケア製品に「はい(オーイエス)」と言いましょう。我々の製品は、ドイツ製で動物実験をせず、リサイクルプラスチックで作られた非常にスマートなパッケージを使用しています。皆なで、「オーイエス」と叫びましょう!

受賞コメント:
この度はサステナブル・コミュニティ賞を受賞させていただき、誠にありがとうございます。 私たちの地球を支える当社の製品が、日本でも購入可能になり、サポートされ、称賛されるのを見ることができ、私達の夢が叶いました。私たちは持続可能な方法で生産され、人々の日常生活に取り入れられる高品質な天然素材を使用した製品をこれからも作り続けます。

受賞背景:
オーイエス・ビューティ社は、人々の肌と自然環境に配慮した化粧品を提供しています。生産方法は完全にクライメートニュートラルであり、パッケージには最大限のリサイクル素材を使用しています。非常に高品質な「メイド・イン・ジャーマニー」であること、そしてサプライチェーンを可能な限り簡素化することに重点を置いています。リップバーム商品はリーピングバニーやエコサートCOSMOSといった国際認証などを取得しています。オーイエス・ビューティ社が新たな基準を確立し、責任あるビジネスが可能であることを示すことで、大手化粧品業界のロールモデルとなるでしょう。伝統的にプラスチックや化学物質を多用するこの業界では、このようなロールモデルが特に求められており、審査員はこのパイオニア精神を特に高く評価しました。

また、テサテープ株式会社のプロジェクトは、同日に東京で開催された授賞式にて参加者からの投票により選ばれるオーディエンス賞も受賞いたしました。さらに今年は、授賞式と同時に、アワードをサポートする「WE ARE ONE パートナー」企業18社が各ブースにてサステナブルな自社プロジェクトや取り組みを紹介しました。

第二回目となるサステナブル・ビジネス・アワードに際し、駐日ドイツ商工特別代表 兼 在日ドイツ商工会議所 専務理事のマークゥス・シュールマンは、「ビジネスにおけるサステナビリティの重要度は日々増しています。このことは、弊所が毎年実施している企業景況調査のなかで、在日ドイツ企業の54%が今後三年間でサステナビリティ関連のプロジェクトへの投資を拡大する予定だと回答していることからも明らかです。会員企業による持続可能な事業活動が、日本経済の目指す持続可能な社会への貢献につながることを願っています」と述べました。

「サステナブル・ビジネス・アワード」概要

応募資格
在日ドイツ商工会議所の会員

応募対象
(1) カテゴリー1:サステナブル・ビジネス賞(サステナブルな製品、生産、ソリューション、サービス)
日本国内で、主力事業としてサステナブルなソリューションを提供している会員企業が対象です。持続可能な事業展開に貢献するソリューション(ソフトウェア、AI含む)、製品、生産プロセス、その他サービスや活動を提供している企業が含まれます。

(2) カテゴリー2:サステナブル・コミュニティ賞(地域づくり、働き方、社内におけるイノベーション)
日本国内での主力事業以外で、独自に持続可能な開発イノベーションを行い、自社およびその周辺のサステナブルなコミュニティを確立している会員企業が対象です。


サステナブル・ビジネス賞
サステナブル・コミュニティ賞
審査委員会の厳正な審査により、各カテゴリーで1社が選ばれます。

オーディエンス賞
オーディエンスからの投票により、上記受賞企業2社のうち1社のプロジェクトが選ばれます。

審査委員会(敬称略)

学術界代表:
Dr. ラウラ・ブレーケン|ドイツ 科学・イノベーション フォーラム (DWIH) 東京 プログラム・マネージャー /DAAD東京 事務所所長代理

ニューメディア代表:
谷口 たかひさ|サステナビリティ・インフルエンサー

産業界代表:
米津 潤一|ランクセス株式会社 / ランクセス・ソリューションズ・ジャパン株式会社 代表取締役社長
ティム・フェルプス|サーテックMMCジャパン株式会社 代表取締役社長

主催
在日ドイツ商工会議所

WE ARE ONE-Partner 2023(アルファベット順)
APL Automotive Japan 株式会社、バイエルホールディング株式会社、Codo Advisory株式会社、ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京、ebm-papst Japan 株式会社、株式会社江真コンサルティング、ドイツ観光局、ヘンケルジャパン株式会社、juwi自然電力株式会社、ルフトハンザ ドイツ航空会社、メルク株式会社、ドイツNRW州貿易投資振興公社日本法人、フエニックス・コンタクト株式会社、サーテックMMCジャパン株式会社、テサ テープ株式会社、トルンプ株式会社、テュフ ラインランド ジャパン株式会社、テュフズードジャパン株式会社

イベントURL
https://japan.ahk.de/jp/events/aktuelle-veranstaltungen/event-details/sustainable-business-award-2023

組織概要
組織名: 在日ドイツ商工会議所
代表者: マークゥス シュールマン
所在地: 〒102-0075 東京都千代田区三番町2-4 三番町KSビル5F
設立年: 1962年
URL : www.japan.ahk.de/jp

在日ドイツ商工会議所(略称:AHK Japan)はドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)による助成のもと、日本における対ドイツ貿易政策促進の中核を担っています。情報提供や広報活動、ネットワークの構築および維持、在日ドイツ経済関連機関の支援や代表業務を通じて、日本とドイツの両国間の経済関係を幅広く支えています。また、日本における企業支援を活動の柱としつつ、ドイツの立地プロモーションなども含めた様々な業務を行っています。現在460の会員企業を擁する日本最大の日独のビジネス・ネットワークです。AHK Japanは、世界93カ国150ヶ所にある在外ドイツ商工会議所(略称:AHK)のグローバルネットワークに属しています。

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