【ホームスタート】上半期の利用家庭数、コロナ前を上回り過去最高に ~孤立した子育てを予防する支援の必要性が顕在化~

2023年11月27日(月)11時16分 PR TIMES

地域の先輩ママが孤立しがちな親子の家庭を訪問し、共感をもって寄り添うボランティア活動「ホームスタート」。2023年4月〜9月の利用者は、32都道府県で計977家庭となり、コロナ禍で家庭訪問が難しくなる前の実績を上回り、上半期として過去最高になりました。例年、上半期より下半期の訪問が多くなるため、2023年度年間でも過去最高となるペースです。
少子化や核家族化が進み、地域のつながりが希薄化する中で、「子育て」が「孤育て」になることを未然に防ぎ、地域のコミュニティ作りにも貢献する活動へのニーズが高まっていると考えられます。

コロナ禍で訪問家庭数が激減、その後回復し、コロナ以前を上回る利用数に


[画像1: https://prtimes.jp/i/129991/2/resize/d129991-2-9f53936c892eefd90a6a-1.jpg ]

・2019年は年間1,907家庭が新規に利用
・2020年、コロナ禍で激減。厳しい環境の中でも家庭訪問して欲しいという声はあり、感染防止に努めながら訪問活動を継続
・その後、利用家庭は着実に増え、2023年度は年間2,000家庭を上回る見込み

「孤立感の解消」など、効果の高さは10年以上継続


ホームスタート・ジャパンでは、2009年のNPO法人発足以来、訪問を始める前の親のニーズ把握と、一連の家庭訪問終了後の充足度の調査を続けています。
ニーズの第1位は「孤立感の解消」で、全利用家庭の66%にのぼり、集計を始めてから常にトップです。第2位は「子どもの成長や発達の機会を作る」で59%、第3位は53%で「親自身の心の安定」です。親が自身の孤立感や不安を抱えながらも、子どもの健やかな成長や発達に力を尽くしたい気持ちがうかがえます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/129991/2/resize/d129991-2-c0549071791721abd73d-3.jpg ]

ニーズに対して、訪問終了後の効果を表すのがニーズ充足度です。「孤立感の解消」は、96%の家庭が充足あるいは一部充足したと回答しています。14項目すべてのニーズに対する平均ニーズ充足度は89%にのぼり、約9割の家庭で悩みが軽減されています。

調査・集計の詳しい結果は、ホームスタート・ジャパンのウェブサイトに掲載しています。
https://www.homestartjapan.org/news

ホームスタートとは


ホームスタートは 50 年前にイギリスで始まり、世界 22 カ国に広がった家庭訪問型の子育て支援。子育て経験のある地域の人たちがボランティアとして地元の親たちを支える活動です。孤立しがちな親子は地域の人に訪問してもらうことで安心でき、訪問するボランティアも役に立てた喜びを感じることができ、こどもの幸せなスタートを地域で応援する仕組みです。充実した研修により、ボランティアだからできる良さを活かしつつ、安心安全で効果の高い支援を実現し、質を担保できるプログラムが特徴。累計10万回を超える訪問実績があり、現在、32都道府県の約120地域で活動しています。
https://www.homestartjapan.org/
[画像3: https://prtimes.jp/i/129991/2/resize/d129991-2-e79d42ed1181957c1023-2.png ]

お問合せ


▼NPO法人ホームスタート・ジャパン
〒169-0072東京都新宿区大久保3-10-1 2F
TEL:03-5287-5771
https://www.homestartjapan.org/
media@homestartjapan.org
担当:神代、山田

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