I-PEX、細線同軸コネクタ「CABLINE(R)」シリーズにおいて、Twinax/シールドFPC接続に対応する2つの新製品を発売
2024年12月2日(月)11時0分 @Press
I-PEX株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長執行役員:土山 隆治、東証プライム市場 コード番号:6640、以下 I-PEX)は、ノートブックPCのディスプレイパネル接続用として世界シェア60%※1を誇る細線同軸コネクタ「CABLINE(R)」シリーズにおいて、SERVER SMART NIC/DPU向けおよび次世代通信機器向けにTwinaxおよび細線同軸ケーブルが使用可能な「CABLINE(R)-CA IIP PLUS」および、情報通信機器の内部接続に最適なシールドFPC用コネクタ「CABLINE(R)-CA IIF PLUS」の販売を開始します。
両製品は情報通信機器の内部接続として多く採用されている細線同軸コネクタ「CABLINE(R)-CA II PLUS」とリセプタクルを共有するため、「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のフットプリントでTwinax・シールドFPC・細線同軸の各ケーブルを利用できるようになります。
「CABLINE(R)-CA IIF PLUS」は2024年11月に量産を開始しました。「CABLINE(R)-CA IIP PLUS」は2025年2月より量産を開始する予定です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/417978/LL_img_417978_1.jpg
CABLINE(R)-CA IIP PLUS(左)、CABLINE(R)-CA IIF PLUS(右)
※1 自社調べ
■「CABLINE(R)-CA IIP PLUS」の概要
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/417978/LL_img_417978_2.jpg
CABLINE(R)-CA IIP PLUS
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/417978/LL_img_417978_3.jpg
CABLINE(R)-CA IIP PLUS ハーネスアセンブリ
【開発の背景】
近年、AIサーバー等のエンタープライズ市場における高速伝送化が急速に進展しており、各システムで使用される部品においてシグナルインテグリティ(SI)性能を向上する必要性が高まっています。特に、PCIe Gen5.0に対応したSmartNICやDPUのカード接続においては、長距離伝送への対応が課題となっています。
「CABLINE(R)-CA IIP PLUS」は、情報通信機器内部の高速伝送接続において多くの採用実績を誇る「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のリセプタクルを採用。「ZenShield(R)」による360度EMCシールドによるノイズ対策の搭載に加え、「CABLINE(R)-CA II PLUS」からフットプリントを変更せずに長距離伝送に最適なTwinaxケーブルを採用できるコネクタとして、設計の自由度向上に貢献します。
【特長】
● プラグコネクタ部にパドルカードを採用することで、64Gbps/lane PAM4の高速伝送を実現
● 長距離伝送が可能なTwinaxケーブルAWG#34を採用するとともに、ケーブルルーティングが容易な細線同軸ケーブルAWG#36、AWG#38もサポート
● 「ZenShield(R)」による360度EMCフルシールドによるEMC対策と多点グランド接点のデザイン
● 「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のリセプタクルを採用することで、「CABLINE(R)-CA II PLUS」からフットプリントを変更せずにTwinaxケーブルを利用可能
※2 「CABLINE(R)-CA IIP PLUS」はハーネスアセンブリでの供給です。なお、PCIe(R) CopperLink(TM) Internal Cable標準コネクタ(SNIA SFF-TA-1016)と組み合わせたハーネスでのご提案も可能です。
※3 PCI-SIG(R)、PCIe(R)、CopperLink(TM)は、PCI-SIGの登録商標です。
製品ページ: https://www.i-pex.com/ja-jp/product/cabline-ca_IIp_plus
■「CABLINE(R)-CA IIF PLUS」の概要
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/417978/LL_img_417978_4.jpg
CABLINE(R)-CA IIF PLUS
【開発の背景】
情報通信機器の内部においては、データ伝送速度が高速化することによる伝送損失の削減への要求と、IoTデバイスに搭載されるアンテナ周波数帯との干渉問題への解決策として、機器内部に搭載される電子部品にノイズ対策が必要とされています。
細線同軸ケーブル用コネクタとして世界で初めて量産を開始したI-PEXの「CABLINE(R)」シリーズ※4は、ノートPCをはじめとする情報通信機器内部の高速伝送接続において、多数の採用実績を誇ってきました。「CABLINE(R)-CA IIF PLUS」は、0.4mmピッチの主力製品である「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のリセプタクルを採用。「ZenShield(R)」による360度EMCシールドによるノイズ対策の搭載に加え、「CABLINE(R)-CA II PLUS」からフットプリントを変更せずにシールドFPCを採用できるコネクタとして、設計の自由度向上に貢献します。
【特長】
● 32Gbps/laneの高速伝送内部接続に最適なシールドFPC用コネクタ
● 「ZenShield(R)」による360度EMCシールドによるEMC対策と多点グランド接点のデザイン
● 振動、衝撃に強いロックバーを使用したメカニカルロックにより高い嵌合保持力を実現
● 「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のリセプタクルを採用することで、「CABLINE(R)-CA II PLUS」からフットプリントを変更せずにシールドFPC接続を利用可能
製品ページ: https://www.i-pex.com/ja-jp/product/cabline-ca_IIf_plus
※4 1996年、I-PEXはノートPCの内部接続向けに世界初の細線同軸ケーブル用コネクタ「CABLINE(R) I」を発売
■「CABLINE(R)」シリーズについて
CABLINE(R)は、ディスプレイやカメラモジュール、サーバーなどの接続に最適な、I-PEXの細線同軸/ディスクリートケーブル用コネクタシリーズです。I-PEXは1996年に世界初の細線同軸コネクタ「CABLINE(R) I」を開発するなど、高速伝送に適した細線同軸ケーブル用コネクタのパイオニアです。CABLINE(R)シリーズはノートパソコンのパネル接続用コネクタとして市場シェア一位を確保しています。
「CABLINE(R)」シリーズの詳細はこちら: https://www.i-pex.com/ja-jp/product/micro-coaxial_twinax
■「ZenShield(R)」について
ZenShield(R)は、I-PEXの小型コネクタにおいて優れたEMC対策を実現するソリューションです。ZenShield(R)テクノロジーを採用するコネクタにより、特にイントラシステムEMC問題の対策が求められる無線通信機能を搭載した電子機器において、アンテナの近くにコネクタを配置するなど、自由な基板設計が可能になります。
「ZenShield(R)」の詳細はこちら: https://www.i-pex.com/ja-jp/application/emc-shield-zenshield
■I-PEX株式会社について
I-PEXは、グローバル市場で閃きや驚きという価値を提供する「ものづくりソリューションエキスパート」を意味します。1963年、精密金型メーカーの「第一精工」として誕生。以来、数々の世界初や独自の製品、ソリューションを産み出してきました。現在は「コネクタ及びエレクトロニクス機構部品」「自動車電装・関連部品」「半導体設備及びその他」の3つの事業分野を展開。「最・尖端を、世界へ」拡げることで、次代を切り拓く世界のあらゆるお客様とともに、デジタル社会の心躍る価値創造に貢献します。
商号 :I-PEX株式会社
代表者:代表取締役社長執行役員 土山 隆治
所在地:〒612-8024 京都市伏見区桃山町根来12番地4
設立 :1963年7月10日
資本金:109億6千8百万円(2023年12月31日時点)
URL :コネクタ製品サイト https://www.i-pex.com/
コーポレートサイト https://corp.i-pex.com/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
両製品は情報通信機器の内部接続として多く採用されている細線同軸コネクタ「CABLINE(R)-CA II PLUS」とリセプタクルを共有するため、「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のフットプリントでTwinax・シールドFPC・細線同軸の各ケーブルを利用できるようになります。
「CABLINE(R)-CA IIF PLUS」は2024年11月に量産を開始しました。「CABLINE(R)-CA IIP PLUS」は2025年2月より量産を開始する予定です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/417978/LL_img_417978_1.jpg
CABLINE(R)-CA IIP PLUS(左)、CABLINE(R)-CA IIF PLUS(右)
※1 自社調べ
■「CABLINE(R)-CA IIP PLUS」の概要
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/417978/LL_img_417978_2.jpg
CABLINE(R)-CA IIP PLUS
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/417978/LL_img_417978_3.jpg
CABLINE(R)-CA IIP PLUS ハーネスアセンブリ
【開発の背景】
近年、AIサーバー等のエンタープライズ市場における高速伝送化が急速に進展しており、各システムで使用される部品においてシグナルインテグリティ(SI)性能を向上する必要性が高まっています。特に、PCIe Gen5.0に対応したSmartNICやDPUのカード接続においては、長距離伝送への対応が課題となっています。
「CABLINE(R)-CA IIP PLUS」は、情報通信機器内部の高速伝送接続において多くの採用実績を誇る「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のリセプタクルを採用。「ZenShield(R)」による360度EMCシールドによるノイズ対策の搭載に加え、「CABLINE(R)-CA II PLUS」からフットプリントを変更せずに長距離伝送に最適なTwinaxケーブルを採用できるコネクタとして、設計の自由度向上に貢献します。
【特長】
● プラグコネクタ部にパドルカードを採用することで、64Gbps/lane PAM4の高速伝送を実現
● 長距離伝送が可能なTwinaxケーブルAWG#34を採用するとともに、ケーブルルーティングが容易な細線同軸ケーブルAWG#36、AWG#38もサポート
● 「ZenShield(R)」による360度EMCフルシールドによるEMC対策と多点グランド接点のデザイン
● 「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のリセプタクルを採用することで、「CABLINE(R)-CA II PLUS」からフットプリントを変更せずにTwinaxケーブルを利用可能
※2 「CABLINE(R)-CA IIP PLUS」はハーネスアセンブリでの供給です。なお、PCIe(R) CopperLink(TM) Internal Cable標準コネクタ(SNIA SFF-TA-1016)と組み合わせたハーネスでのご提案も可能です。
※3 PCI-SIG(R)、PCIe(R)、CopperLink(TM)は、PCI-SIGの登録商標です。
製品ページ: https://www.i-pex.com/ja-jp/product/cabline-ca_IIp_plus
■「CABLINE(R)-CA IIF PLUS」の概要
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/417978/LL_img_417978_4.jpg
CABLINE(R)-CA IIF PLUS
【開発の背景】
情報通信機器の内部においては、データ伝送速度が高速化することによる伝送損失の削減への要求と、IoTデバイスに搭載されるアンテナ周波数帯との干渉問題への解決策として、機器内部に搭載される電子部品にノイズ対策が必要とされています。
細線同軸ケーブル用コネクタとして世界で初めて量産を開始したI-PEXの「CABLINE(R)」シリーズ※4は、ノートPCをはじめとする情報通信機器内部の高速伝送接続において、多数の採用実績を誇ってきました。「CABLINE(R)-CA IIF PLUS」は、0.4mmピッチの主力製品である「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のリセプタクルを採用。「ZenShield(R)」による360度EMCシールドによるノイズ対策の搭載に加え、「CABLINE(R)-CA II PLUS」からフットプリントを変更せずにシールドFPCを採用できるコネクタとして、設計の自由度向上に貢献します。
【特長】
● 32Gbps/laneの高速伝送内部接続に最適なシールドFPC用コネクタ
● 「ZenShield(R)」による360度EMCシールドによるEMC対策と多点グランド接点のデザイン
● 振動、衝撃に強いロックバーを使用したメカニカルロックにより高い嵌合保持力を実現
● 「CABLINE(R)-CA II PLUS」と共通のリセプタクルを採用することで、「CABLINE(R)-CA II PLUS」からフットプリントを変更せずにシールドFPC接続を利用可能
製品ページ: https://www.i-pex.com/ja-jp/product/cabline-ca_IIf_plus
※4 1996年、I-PEXはノートPCの内部接続向けに世界初の細線同軸ケーブル用コネクタ「CABLINE(R) I」を発売
■「CABLINE(R)」シリーズについて
CABLINE(R)は、ディスプレイやカメラモジュール、サーバーなどの接続に最適な、I-PEXの細線同軸/ディスクリートケーブル用コネクタシリーズです。I-PEXは1996年に世界初の細線同軸コネクタ「CABLINE(R) I」を開発するなど、高速伝送に適した細線同軸ケーブル用コネクタのパイオニアです。CABLINE(R)シリーズはノートパソコンのパネル接続用コネクタとして市場シェア一位を確保しています。
「CABLINE(R)」シリーズの詳細はこちら: https://www.i-pex.com/ja-jp/product/micro-coaxial_twinax
■「ZenShield(R)」について
ZenShield(R)は、I-PEXの小型コネクタにおいて優れたEMC対策を実現するソリューションです。ZenShield(R)テクノロジーを採用するコネクタにより、特にイントラシステムEMC問題の対策が求められる無線通信機能を搭載した電子機器において、アンテナの近くにコネクタを配置するなど、自由な基板設計が可能になります。
「ZenShield(R)」の詳細はこちら: https://www.i-pex.com/ja-jp/application/emc-shield-zenshield
■I-PEX株式会社について
I-PEXは、グローバル市場で閃きや驚きという価値を提供する「ものづくりソリューションエキスパート」を意味します。1963年、精密金型メーカーの「第一精工」として誕生。以来、数々の世界初や独自の製品、ソリューションを産み出してきました。現在は「コネクタ及びエレクトロニクス機構部品」「自動車電装・関連部品」「半導体設備及びその他」の3つの事業分野を展開。「最・尖端を、世界へ」拡げることで、次代を切り拓く世界のあらゆるお客様とともに、デジタル社会の心躍る価値創造に貢献します。
商号 :I-PEX株式会社
代表者:代表取締役社長執行役員 土山 隆治
所在地:〒612-8024 京都市伏見区桃山町根来12番地4
設立 :1963年7月10日
資本金:109億6千8百万円(2023年12月31日時点)
URL :コネクタ製品サイト https://www.i-pex.com/
コーポレートサイト https://corp.i-pex.com/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press