BionicM株式会社、NEDO「SBIR 推進プログラム」一気通貫型に採択

2023年12月4日(月)10時46分 PR TIMES

ロボット義足「Bio Leg(R)」の次世代製品の研究開発により、適用者の拡大・事業成長の加速とさらなる社会貢献を目指す

BionicM株式会社(以下「BionicM」、代表取締役社長:孫小軍)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の2023年度「SBIR 推進プログラム」(一気通貫型)において、実施企業として採択されました。

■継続的な革新と次世代製品の開発に注力
世界で流通している義足は動力アシスト機能を持たないものが主流であり、義足ユーザーは身体的負担の大きさや、日常動作の制限に課題を抱えています。
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当社はロボット工学・生体工学に基づく動作センシング技術や制御技術を駆使し、K3~K4(中高活動者)を主要対象に「パワード義足」Bio Leg(R)の研究開発に取り組んできました。
Bio Leg(R)の実用化により、失われた筋肉の機能を義足の動力で代替することを実現しました。日本や海外で実証実験・テストマーケティングを通じて、装着者の身体的負担を軽減するとともに、より自然な動作、アクティブな活動をサポートし、日常生活動作の幅を広げる機能性が高く評価されています。

米国および日本市場向けに販売するBio Leg(R)に加えて、この度採択が決定した「SBIR 推進プログラム」では、高齢者をはじめとするK2~K3(中低活動者)のユーザー向けの次世代製品を開発することに焦点を当てています。
「SBIR 推進プログラム」採択により、BionicMは革新的な技術開発を加速させ、社会課題の解決に貢献する技術の社会実装を目指します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/43008/12/resize/d43008-12-079f168843e5dc90f294-1.png ]

■革新的な技術で社会課題への貢献を目指す
BionicMはディープテック・スタートアップとして、活動レベルが高いユーザーから始まり、高齢化したユーザーにまで展開することを視野に入れ、長期に渡り、研究開発を通じて技術の確立を達成してきました。その中でも、特に人間の動作を精確にセンシングし、自然な強さ・タイミングで動作をアシストする技術に強みを持っています。
下肢切断者の約9割が45歳以上であることに着目し、独自の技術を活用して、高齢化する義足ユーザーの日常生活課題の解決や関係者の介護負担の軽減など、多様で複雑な社会的課題の解決に寄与します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/43008/12/resize/d43008-12-b4898a10161befffdb9e-2.png ]

■NEDO「SBIR 推進プログラム」について
「SBIR推進プログラム」は、多様化する社会課題の解決に貢献する研究開発型スタートアップ等の研究開発の促進及び成果の円滑な社会実装を目的とするものです。
この度、BionicMは研究開発課題「高齢者の自立支援や介護者の負担軽減等に資する福祉機器の開発」における実用化研究開発(フェーズ2)として、本事業を実施します。
 ⚫︎ 事業期間:2023年9月〜2025年8月
 ⚫︎ 1テーマあたりの規模:原則として、1テーマあたり1.5億円以内
 ⚫︎ NEDO助成率:2/3以内(NEDO負担額:1億円以内)

■BionicM株式会社(バイオニックエム)会社概要
設立:2018年12月21日
代表者:代表取締役社長 孫小軍
事業内容:ロボティクスと身体を融合したモビリティディバイスの研究開発・事業化
本社:東京都文京区
URL:https://www.bionicm.com/

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